はらだみずき【海が見える家 それから 】
著者:はらだみずき
価格:715円
カテゴリ:一般
発売日:2020/08/05
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-406796-5
果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?
最初の【海が見える家】がよかったので、続きを読みたくなった。
こちらも、表紙絵がいい。
前巻と違うのは、家の前の畑にトマトが育っているらしいこと。
この場所で便利屋のような仕事をしていた文哉だったが、次第に仕事のやり方について考えて増やしていく。
母親が海で死んでから心を閉ざしていた凪子は、センスの良さから自作の工芸品が文哉の協力で売れるようになり、次第に心を開いていく。
土地の人に対しても愛想が悪いが野菜作りの名人幸吉とも、教えを請うことで懇意になり、色々なことを学ぶようになった。野菜作りも好調になっていく。
そんな中、姉がほったらかしにしたまま出奔した雑貨屋も少しずつ客がつきだし、文哉の家はサロンのようになっていく。
地元民と別荘族、双方の親睦を目指した集まりも大成功し、文哉はこの土地で生きていくことに手応えを感じていく。
全体に、いい話だった。
すこしうまくいきすぎの感もあるが、読んでいて気持ちが良かった。
現在読んでいる本が、夫のUターンで故郷に帰った女性が地域で苦労している話と、つい比べてみる。
文哉は地域に積極的に溶け込もうとしたのが、うまくいった理由だろうか?
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【海が見える家】(22.12.24)
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