【リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断】
著者:喜多喜久
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2019/04/04
出版社: 宝島社
レーベル: 宝島社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-8002-9345-9
リケジョ探偵が科学を駆使し、「死」にまつわる謎を鮮やかに解く!
実はシリーズの二冊目らしい。
この著者はこうした理系のミステリを書いていらっしゃるようで、以前何冊か読んでいた。
本書は倒叙ミステリのようだ。
事故や事件があって、それに対する保険支払が妥当かどうか調べている「僕」が語り手。
フィアンセと同居出来るようになったのだが、彼女は忙しく、すれ違い生活が続いている。
そんな状況であっても、行き詰まったときには彼女のアドバイスが効くという設定。
二人の会話に、あまりなじめなかった。
ある意味、ジェンダーを意識しすぎではという気もする。
【契約と選択】
スズメバチを誘引する物質を使うという、かなり恐ろしい話。
屍体は無残なものだったという。
【死の階段】
【失踪の果つる地】
海に落ちたものの運良く人が住んでいない島にたどり着いて、それから7年も暮らしていた男。
自給自足(途中からは手助けが入った)生活で、食べ物はともかく衣服の調達は大変だったろう。
離婚は成立していないのだから、妻が知ったらまたややこしいことになるか。それとも今度は、夫が愛想を尽かして別れるか。
妻には、1銭も入らないどころか慰謝料が必要かもしれない。
最後の
【生命の未来予想図】では、二人が結婚を決めたのに、彼女の病気が判明してしまった。
シリーズとして、まだ続いていくのかな?
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