名探偵ポワロ「謎の遺言書」
ポワロは、友人アンドレに招待されて、邸に行く。
アンドレは、遺言状の書き換えを望んでおり、ポワロに執行人を依頼する。
しかしその時電話がかかってきて、アンドレは死地である離れへ呼び出される。
という肝心の事件の方は忘れていたが、女性の地位向上についての話が興味深かった。これについて激しい論戦がくり広がられているが、撮影も、このケンブリッジ大学の伝統あるディベート・クラブで行われたのだとか。
ドラマは、冒頭、10年前のアンドレの遺言書作成から始まる。
この様子を部屋を見通せる階段から見ていた3人の少年少女のことは、覚えている。いずれも出席者の子どもたちだが、バイオレットだけはアンドレが後見しているという立場だ。
そして、女の子だからと言う理由で、彼女には一切遺産はない。
10年後、子どもたちは立派に成長している。大学では、女性の地位向上についてのディベートが行われ、男女の差について保守的な意見を述べて拍手喝采を得たアンドレだが、実はバイオレットの実力を認め、彼女に全遺産を残すつもりだったのだ。
バイオレットの父母が誰かということが最大のキーになるのだが、今回もミス・レモンの調査能力の高さが発揮された。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ドラマ「フォレスト」(2025.01.19)
- ドラマ「十角館の殺人」つづき(2025.01.17)
- ドラマ「十角館の殺人」(2025.01.05)
- M1グランプリ2024(2024.12.23)
- 午鳥志季【君は医者になれない】(2024.12.18)
コメント