名探偵ポワロ「負け犬」
前作「エジプト墳墓の謎」の風景が味気なかったのに比して、今作では素敵な家具が出てくる。
今回ヘイスティングスが友人チャールズに誘われて、ゴルフにやってくる。
同行したポワロは、チャールズの叔父で屋敷の主ルーベンの収集しているブロンズ像に興味があったのだが、ルーベンのあまりの俗物ぶりに不快感を隠せない。
初日の夕食時には、戦争を賛美するルーベンに対し、夫人が戦争は嫌だと言うのを鼻で笑う。
何事も金儲けしか考えないルーベンは、多くの敵を作っていた。
しかも他人の発明を横取りしてまで、もうけを追求したがる。
これでは、腹立ちをずっと胸に秘めてきた人物がいても、仕方ないだろう。
今回は、ミス・ポワロの催眠術がご愛敬だった。
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