三國青葉【福猫屋 お佐和のねこだすけ】
著者:三國青葉
価格:682円
カテゴリ:一般
発売日:2022/11/15
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-529856-5
江戸時代のペットショップ「福猫屋」が始まるきっかけは……?
思った以上に、楽しい本だった。
【ねこだすけ】から始まって、
【ねこまみれ】になり、
【ねこづくし】で終わる。
その間、一時は20匹ほどの猫がいた」福猫屋」だったが、少しずつ里子に出していく。
一方、「ネズミ退治」に貸し出される猫もいて、その猫たちはこの家の猫だ。
お佐和は色々工夫して、売るための小物なども作るが、こちらは今ひとつ。
そこで、甘味を出したりもする。
「猫茶屋」として、猫とのふれあいも可能にする。
ペットショップというより、「猫カフェ」だ。
弟子だった自分の甥や野菜を売りに来た少女も、家族のようになる。
亡くなった夫の兄弟子だった人も、色々と面倒を見てくれたり、まわりの人に支えられて、夫の一周忌の頃にはいろいろうまくいっていてよかった。
こういう本は気軽に読めるし、気持ちが楽になる。
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