西村京太郎【十津川警部 L特急やくも殺人事件】
著者:西村京太郎
価格:682円
カテゴリ:一般
発売日:2014/07/07
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-51689-0
十津川警部は亀井刑事と三上部長刑事の特命を受け、警視庁を退職した岡部道夫の事故死に関する捜査のため岡山に向かった。
いずれも鉄道に関する4つの短編集
表題作【 L特急やくも殺人事件】
「やくも」の中で起きた殺人事件ではなく、利用された感じ。
この列車には7年くらい前にも乗った。
この時は、浜田まで行ったのだった。
それより前、ブルトレの「いずも」(東京発)で、つれあいと出雲まで行ったっけ。
この時は、駅近くの温泉に入って、そのまま帰阪した。
もっと昔は、娘が小学校へ上がる前に大山へ行ったときに利用したなぁ。
伯備線は好きだ。振り子が嫌いな人もいらっしゃるが。
【イベント列車を狙え】
こんな「お座敷列車」って、たまに見かけたような気がするが。
しかしここで出てくるような座敷だと、子どもたちが騒ぎ廻ってうるさそうだ。
【挽歌をのせて】
夫婦間の修復を求めて、新婚旅行と同じコースを選んで旅を提案した夫。
しかし、彼の他人に対する薄情さに触れた妻は、結局彼を置き去りにして立ち去ってしまった。
多分、自分のことしか考えていない夫には「なぜ?」しか残らなかったと思う。
【青函連絡船から消えた】
これは他の短編集で読んでいた。
青函連絡船がもうすぐ無くなるという時期の話。
それでも、乗客は少なかったようだ。
今回は鉄道好きの刑事西本が巻き込まれてしまった。
西本は、若手だが十津川警部が信頼している刑事だ。
そんなに乗客が多く無い連絡線で姿を消すというのは難しいだろうと思われるのだが、なるほどそういう方法があったか。
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