加藤実秋【警視庁アウトサイダー The second act 3】
著者:加藤実秋
価格:792円
カテゴリ:一般
発売日:2023/02/24
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-113317-0
桜町中央署刑事課に突然、新人刑事・水木直央の母、真由が訪ねてきた。
事故か自殺とされた知人が、殺されたかもしれないというのだ。一方、警察幹部や鷲見組が関わる不正事件にも動きがあり……。
【第一話 帰って来た罪人】の冒頭で、直央は疑念を感じた祖父に直接談判しに職場に行くが、当然適当にあしらわれて帰ってくる。
署へ帰ると、自分の母親が来ていた。
横領事件を起こして逃げていた容疑者が水死した事案があり、事故として扱われたが、妻が「夫は殺されたのでは」とたまたま知り合いの直央の母親に訴え、彼女が署にやって来たのだ。
これがまた騒々しくて非常識な女で、直央でさえ呆れている。
かなり危険なおとり捜査をして、事件の黒幕にたどり着くという話。
【第二話 正義よ秘密と】で、シリーズが終わる。
今回もドタバタしたが、大団円を迎えることが出来た。こういう癒合が、どうか現実にはありませんように。
3人が引っ越し業者に扮したとき、依頼主は誰?と思ったのだが、そうだったか。なるほど!
いろいろ文句ばかり付けてきたが、楽しかった!
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