堂場瞬一【ボーダーズ】
著者:堂場瞬一
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2021/12/17
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-744328-8
才能豊かな刑事チームを描く警察小説!
紙本を読んでいる息子からのおすすめ
物語の展開は違うが、個性豊かな5人ということで、【隠蔽捜査】のシリーズを思い出す、久しぶりの堂場瞬一。
同じ事件でも、一つの課だけで対応出来ないことがあるということで創設された「警視庁特殊事件対策班(SCU)」。
そこへ配属された八神は、自分が遭遇した後輩を死なせてしまった事件による左遷ではないかと、鬱々とした気持ちを払拭できない。
チームには、それぞれ違う課から移ってきた4人のメンバーがいた。
キャップは、何と公安から来た結城。
かなりの巨漢、岩谷。父親も岩手県の刑事だった。父子とも、将棋が強い。
只一人の女性、由宇。リーダーシップにすぐれていて、周りもそれを認めている。
ITに強い、最上。運転の腕もいい。
途中、「落としの名人 鉄」や失踪課の高城、さらには脅しをかけて落とす「ガンさん」こと岩倉まで話題としてや矢神の記憶の中で登場する。
事件は40年前の過激派のことにまで遡り、しだいに内部の膿を出す方向へまで進む。
最後は何となくスッキリしない終わり方だったが、続きがあるみたいだ。
表紙絵はこの5人で、主人公はなんとなく冴えない。
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