泡坂妻夫【ダイヤル7をまわす時】
著者:泡坂妻夫
価格:968円
カテゴリ:一般
発売日:2023/02/20
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-40226-6
読めば必ず騙される!
名品『煙の殺意』に匹敵する短編集
【生誕90年記念出版第1弾】とある。
このあとも、続々と出版されるのか?
一つずつは、ごく短い。
【ダイヤル7】
これは、犯人当て。問題篇と解決篇がある。
答は分かっても、最後の最後で裏切られたのにビックリ。
そういうオチでしたか!
【飛んでくる声】
団地などで、遠くの棟の声が聞こえる話は、以前も読んだことがある。
目の前の棟という、こんな近くの声がきこえるのかな?
【青泉さん】
喫茶店「ピカール」に集まる人たちと、そのやりとり。
新参者への興味と嫉妬(?)。
せっかく「悠々自適」をしたかったのに、こんな形で潰えるとは、さぞ残念だったろう。
何かを始めるときに、ある程度上達してから道具などを揃える人と、「型から入る人」がいるというのは、面白かった。
常連の一人がゴルフ用具一式どころか、服装まで揃えたというのが、大きなヒントになっていた。
意中の人を手に入れるためにせっせと画策する【広重好み】が、趣向が変わっていて面白かった。こういう手もあるのか。
他に、【芍薬に孔雀】【可愛い動機】【金津の切符】
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