内田康夫【城崎殺人事件】
カテゴリ:一般
発売日:2018/01/09
出版社: 徳間書店
レーベル: 徳間文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-19-894296-0
母親・雪江のお伴で城崎温泉を訪れたルポライターの浅見光彦は、かつて金の先物取引の詐欺事件で悪名高い保全投資協会の幽霊ビルで死体が発見された現場に行きあたる。
廃墟ビルの自殺死については、記憶がある。
だが、ブログにも「読書メーター」にも、記録は無い。
城之崎で二泊して、出石や玄武谷に行くものいいなぁ。
ここからだったら、汽車とレンタカーではなくて最初から車の方がいいだろう。
出石はつれあいと行ったことがある。
花水木が咲いていたから、ちょうど今頃の季節だったのだろう。
保全投資協会が出てきた事件も、読んだような記憶があるが……。
天日槍族に限らず、先住民制圧の歴史は、日本のそこかしこに結構あったことに、今さらながら驚く。
しかしいわば敵視していたような豊岡市に、城崎は現在結局は吸収されてしまったのだが。
本書にも、このあと読んだ【城崎温泉殺人事件】にも、志賀直哉の【城之崎にて】が登場するが、もはや古典としてしか扱われなくなったのかと思うと、かなり寂しい。
関係ないが、読書メーターで「清張初読み」や「仁木悦子さん、初めての作家さん」のようなレビューに出くわすと、正直やや当惑する。
しかしそれを契機に、彼らに触れて貰えるのは嬉しいのだが、複雑な心境でもある。
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