内田康夫【志摩半島殺人事件】
著者:内田康夫
価格:550円
カテゴリ:一般
発行年月:1997.12
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-72513-6
真珠の養殖で知られる志摩半島の英虞湾。風光明媚なその海に、男の他殺体が浮かんだ。被害者は自らの刑務所体験を書きベストセラー作家となった袴田啓二郎。
紹介文にある状態から始まった事件だったが、浅見は自身の取材が元で対象者に迷惑を掛けることになる。
そして、第二の殺人事件が。
所轄署では別々の事件として扱っていたが、浅見は納得せず、過去に遡って東北まで調べに行く。
途中、作文コンクールで日本一になった中学生が登場。この作文が伏線になっていることは、途中で気づく。
名前が知られるということは、こんなリスクも伴うのか。
関係する人たちの出会いが偶然すぎるし、父母が揃って殺人者というのは、娘の将来にどういう影響を及ぼすのか。勿論、彼らも浅見も口をつぐんではいるだろうが。
この終わり方しかないのだろうな。
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