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2023.06.02

米澤穂信【いまさら翼といわれても】

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著者:米澤穂信
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2019/06/14
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-108164-8

千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。

 

表題作での千反田の苦悩に非常に共感したことを覚えている。

奉太郎と摩耶花の交互の語りで綴られていく。

 

【鏡には映らない】は、【学園ミステリー】でも読んだ。
その時は本書で読んでいたことはまったく失念していたが、今は好ましい一篇として記憶に残っている。

奉太郎は高校入学で初めてその才能(?)を開化させたのではなく、すでに中学時代にその一端を見せていたのだ。

【連峰は晴れているか】

 

【わたしたちの伝説の一冊】

摩耶花の苦悩と決断。

ドロドロしたサークルにいるよりは、自分の気持ちに正直である方がいい。

 

【長い休日】

 

そして

表題作【いまさら翼といわれても】

そりゃそうだよね

旧家の跡取りとして色々な制約を受けてきた千反田

突然「自分の好きにしてもいい」と言われて、「ああ、そうですか」とはならないだろう。

 

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【いまさら翼といわれても】(19.11.19)

 

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