椹野道流【ローウェル骨董店の事件簿 センチメンタル・ジュエリーの謎】
著者:椹野道流
価格:682円
カテゴリ:一般
発売日:2016/06/18
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-103363-0
人の絆の優しさに泣かされる英国ミステリ!
デューイは、懲役を忌避して二年間投獄され、戦死した親友のケイを引き取り、今は不自由な足を引きずりながら骨董店を営んでいる。
弟のディックはそんな兄に反発し、戦争に行って負傷して帰ってきた。外科医になる夢をあきらめ、検視官になっている。
兄妹の幼なじみエールは、スコットランドヤードにやってきて、二年が経つ。
ある日、デューイの店に小さなジュエリーが持ち込まれる。
そして持ち込んだ男は、無残な死体となって見つかる。
第一次大戦後のイギリスが舞台なのだが、なぜ日本人作家がこうしたものを書いたのだろうか。
本書はシリーズの二冊目らしく、あと二巻あるようだ。
表紙はデューイとケイだろうか?あるいはエールか?いずれにしても右側の人物にはあまりいい印象を持てない。
戦争の悲惨なことは、国を超えても変わらない。
初めての作家かと思ったが、以前【最後の晩ごはん】シリーズを読んでいた。
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