三浦しをん【墨のゆらめき】
著者:三浦しをん
価格:1.760円
カテゴリ:一般
発売日:2023/05/31
出版社: 新潮社
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-454108-9
都内の老舗ホテルに勤務する続力は、招待状の宛名書きを依頼しに書家の遠田薫を訪ね、なぜか副業の手紙の代筆を手伝うことに。あらゆる筆跡を自在に書き分ける遠田と接するうち、続は...
破天荒な遠田と、マナー通りに動く続。
続の語りで進んで行くのだが、当初続は非常に堅苦しい人物に見えた。
それは職業を通して遠田と接していたからで、素の彼は競馬が趣味の普通の若者だった。
破天荒な遠田と付き合う内に、彼も次第にリラックスしていく。
終盤、思いがけず遠田の過去が語られ、彼からは絶縁を言い渡される。
しかしそれでも、遠田の魅力には抗いがたく、訪ねていく。
それには、書道教室の生徒の希望が反映されていたのだが。
本書は当初から朗読とのコラボで製作されたといい、映像化も望まれているとか。
遠田には、誰がいいだろう?
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