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2023.09.05

西村京太郎【近鉄特急殺人事件】

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著者:西村京太郎
価格:693円
カテゴリ:一般
発売日:2023/02/25
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-128545-0

殺人事件の舞台は、ブルーリボン賞受賞の、近鉄特急を代表するビスタEX(エックス)。
東京、特急車内……。「神の地に行く」と置手紙を残して姿を消した連続殺人の容疑者を追い、十津川警部は伊勢神宮に向かう!

十津川班唯一の女性刑事、北条早苗は、築云十年のマンションに住んでいる。
このマンションにはまた、黒猫が一匹、住み着いている。
というだけで、本書にシンパシーを抱くのだが。それだけではない、この子が殺人事件の発見者なのだ。

 

2020年、10月10日。

十津川班の一人北条早苗のマンションで、早乙女という歴史雑誌編集者が殺された。
同棲していた同僚及川は、奇妙なメモを残したまま姿を消している。
二人とも同じN大学の出身で、過激な歴史学者が新幹線の中で殺され、及川はその列車に乗っていた。

さらに、京都に住む学者の愛人も、殺されている。

及川は、狂信的な伊勢神宮信奉者で、宇治山田で辻説法を行い、「災厄がやってくるから天照大神に祈れ」と、道行く人たちに呼びかけている。

10月10日は、中国で最初に感染が分かった日だった。

と、単なる殺人事件以外に興味深い事実を絡めている。

まさに「元寇」と捉えた見方が面白かった(いや、面白がっている場合ではない)。

また、伊勢神宮のことや出雲との関係など、色々興味深い話もあった。

 

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