中山七里【切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人】
著者:中山七里
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2014/12/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-102051-7
ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!
「刑事犬飼隼人」というサブタイトル通り、シリーズものになっている。
毒島刑事から「なかなか有望」といった意味のことを言われていた、刑事犬養。
何といつの間にか結婚して(しかも二度離婚)、娘までいる。
今回は、その犬養が刑事の顔と父親の顔を持って苦渋する姿も描く。
何とも猟奇的な事件が起き、しかも犯人は「犯行声明」まで送ってくる。
臓器移植という医療問題を扱っているのだが、犬養の娘もまた、臓器の提供を待つ身だった。
事件は、これはと思われる容疑者にたどり着いては裏切られ、二転三転しながらようやく核心に迫ることが出来た。
所轄書の古手川という若い刑事と組んだのだが、犬養にとって頼もしい相棒だった。
古手川自身、幼少期の辛い思いを引きずっており、若いのに気配りの効く刑事だった。
脇筋ではあるが、自身の出世しか考えたいない上司を持つと、実際に動くものは悲劇だ。
この目立ちたがり屋の無能な上司が落ちていくのは、読んでいて快感だった。
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