【おとなのための中学校国語の教科書傑作集】
大人になった今だからこそ読んでみたい、
中学校の国語の教科書に収録されていた珠玉の文学作品を
11編収録!
自分自身が、教科書で習った覚えはない。
しかしこれらのいずれをも、かつて読んだ。そして今読んでも、懐かしい気持ちで一杯になる。
多感な頃に、こうした文学に触れることは大切だ。
役にも立たないことを教えない、という傾向はいつの時代にも持ち上がってくる問題だ。
しかしこうした色々な生き方に触れることが、少年少女の心の栄養になる。
だが、かなり難しいものを取り上げているのだなぁ。
やはり何度も読んだ【山月記】は好きだ。
トロッコでの、少年の心細さに寄り添いたい。
■収録作品
走れメロス(太宰治)
オツベルと象(宮沢賢治)
檸檬(梶井基次郎)
高瀬舟(森鴎外)
故郷(魯迅・井上紅梅訳)
茶わんの湯(寺田寅彦)
トロッコ(芥川龍之介)
山月記(中島敦)
耳無芳一の話(小泉八雲・戸川明三訳)
小さき者へ(有島武郎)
杜子春(芥川龍之介)
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