【ほくほく広島ごはん 割烹ダイニング花桃の細腕繁盛記】
著者:宮嶋 貴以
価格:715円
カテゴリ:一般
発売日:2022/02/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: メディアワークス文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-913745-3
広島・流川にある割烹を二代目として継いだ緋菜。慣れない経営に借金まで作ってしまうが、ある日、記憶を失った青年と出会ったことから運命が好転。広島名産の食材による美味料理で、店を建て直していく――。
緋菜は、30歳。本格的な仕事を探すためのアルバイトとして割烹「花桃」に務めて7年になってしまった。
ある日、経営者と料理人が結婚して京都へ行くことになり、店を継ぐことになる。
先代の頃は繁盛していたのに、緋菜が継いでからは段々客が遠ざかっていく。
そんな時、フトした事件が元で知り合った若者は、事件以前の記憶を失っていた。
色々尽力してくれた警官の佐伯に助けられ、新しい戸籍を得た若者は白木蓮と名乗ることになる。
彼は暮らし方そのものは覚えているらしく、料理の腕が立つ。
この蓮や佐伯のアドバイスを受けた緋菜の頑張りで、「花桃」は次第に流行るようになる。
思いがけず、いい本だった。だが、結局蓮の記憶は戻らず、ややモヤモヤが残る。続編はないのかなぁ。
5篇の短編から成っており、それぞれ小さな事件が起きる。
収録作は、
【第一話 衝撃の宝袋】
【第二話 謎の呪文とタコ料理】
【第三話 叔父と姪の美酒鍋】
【第四話 ピンチのうずみ飯】
【第五話 起死回生の茶碗飯】
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