椹野道流【最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり】
著者:椹野道流
価格:572円
カテゴリ:一般
発売日:2016/05/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-103371-5
「ばんめし屋」で料理修業に励む元俳優の海里のもとに、刑事の仁木がやってきた。住人から、誰もいないはずの部屋で人の気配がするという相談がきたという。仁木と一緒に問題の家に向かった海里は……。
シリーズを1冊飛ばしてしまったようだが、全部で19冊もあるのか。
「ばんめし屋」の主人夏神は、過去の辛い経験と何とか向き合おうとしている。
そういう過去がテーマのお話し。
誰もいない部屋から人の気配がするという、いわば怪談めいた話だが、海里や仁木も泊まり込んで実体験する。
その依頼主が海里のファンだったりという、サイドストーリーが絡む。
他の人たちとの関わりが多く、「人」としての出番が全然なかったロイドの拗ね方が可愛かった。
ロイドでなくても、この焼きおにぎり、食べてみたい。
海里は、再び舞台に立つことが出来るようになるのか?
それが今後のテーマになりそうだが、続けて読むほどではなさそうだ。
本書も、表紙の絵が気に入らない!!
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 坂木司【ショートケーキ】(2024.12.06)
- 中山七里【能面検事の死闘】(2024.12.02)
- 11月の読書メーター(2024.12.01)
- 北村薫【中野のお父さんは謎を解くか】(2024.11.30)
コメント