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2024.01.30

O・ヘンリー【1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編】

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著者:O・ヘンリー 芹沢恵 訳
価格:792円
カテゴリ:一般
発売日:2007/10/01
出版社: 光文社
レーベル: 光文社古典新訳文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-75141-8

世界各国で読み継がれる代表作のほか、知られざる作品も新訳で登場。心に染み入る珠玉の23編。

 

朝日新聞の「天声人語」に、「改心(本書では【蘇った改心】)」について触れられていた。
金庫破りから足を洗い、真面目に生きて結婚しようとしているジム。

だが金庫に閉じ込められた幼い少女を救うために、封じていた腕を使う。
彼を執拗に追い続けていた刑事に罪を告白するが、刑事は彼の改心を信じて、彼のことを知らないと言って去る。

というお話し。
本題の「天声人語」では、このあと政治の刷新について触れているのだが、この話は(多分)初めてだと思うので、本書を買って読んでみた。

 

有名な【最後の一葉】や【賢者の贈物】など、全22篇の短編集である。

いずれもピリッとした後口の佳作ばかりで、心が穏やかになる。その「善意の勘違い」が招くホノボノとした印象も。

スペイン語がわかるふりをしてしまったために、愛する女性からのメッセージを受け止められなかった話【サボテン】が、特に面白かった。

【意中の人】では、タイトルと言い最初の方の話と言い、完全に騙されました!脱帽です。

【心と手】も、これ以上ないどんでん返し。これまた、やられました。

【ミス・マーサのパン】は、すぐ古いパンの使い道が判ってしまった。画家ではなく、製図屋だったが。
今回ばかりは、「善意の勘違い」はとんだお節介だった。

【二十年後】も、久しぶりに読んでみて、やはり面白かったな。

 

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