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2024.02.29

【オール読物 3・4月号】

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「直木賞発表」 合併号である。

表紙記載の通り、「第170回直木賞発表&選評」がメインで、両書の抜粋版もある。

ではあるが、メインの目的は、少々違った。
お二人の自伝エッセイがあり、そちらに「しのぶんさん」がイラストを書いていらっしゃったので購入したというのが、真の理由。

 

それにしても毎月毎月(今回は合併号だからこの半分にしても)、これだけの分量を読むのは大変だ。

河崎秋子さんと桜木紫乃さんの対談もあって、桜木さんを「姉さん」と呼ぶ河崎さんが可愛かった。ここでもTシャツのことが話題になっていた。

思えば三浦綾子さんを始めとして、藤堂静子さんや桜木さんなど、北海道の女性作家には肩入れ(?)していたかな?

直木賞受賞作家の短編もあり、こちらも面白そう。

これからしばらく、チビチビと楽しめそうだ。

 

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2024.02.28

【博士と狂人】

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著者:サイモン ウィンチェスター (著), 鈴木 主税 (翻訳)
価格:880円
カテゴリ:一般
発行年月:2006.3
出版社: 早川書房
レーベル: ハヤカワ文庫 NF
利用対象:一般
ISBN:4-15-050306-0

言葉の奔流に挑み続けた二人の天才の数奇な人生とは? 

 

朝日新聞2月2日の「天声人語」で触れられていたので、読んでみた。

難しい本かなと警戒して臨んだのだが、読んでしばらくして引き込まれた。

独学で言語学会の第一人者になったマレー博士が、謎の協力者を訪ねるところから始まる。

その協力者  とは?
彼は、何と精神病院に収容されていた。

ここからは、その彼の生活が描かれていく。

ロンドンで、一人の労働者が凶弾に倒れた。
犯人は、自分を襲うものがいるという妄想に取り憑かれており、そのため無罪になって、精神病院に収容される。

彼が精神を病む大きな原因となったのが、南北戦争だった。
「南北戦争」といえば、アメリカ内の市民戦争であり、リンカーンの「奴隷解放宣言」くらいしか知らない。

だがこれが(戦争というものはどれもそうだが)いかに残酷なものだったのか、そしてそれが若い軍医の精神を犯していったのかが語られる。

そしてその次は、イギリスの辞書事情について触れられていく。

 

この間の話も興味深いのだが、いつ、どうして彼が辞書作りに貢献するようになったのか。
まだまだその話には行かない。

 

そしてマレー博士が辞書編纂のための言葉収集の民間ボランティアを募ったとき、病院の独房にいた犯人は、自ら手を挙げる。

この独房だが、二室もあり、本棚も充実している。
そういう環境で、彼はマレー博士の意図を汲んだ協力に励んでいく。

 

学生時代には「COD(The Concise Oxford Dictionary :コンパクト版)」は持っていたが、いつの間にか紛失している。
もっとも、すでに目視では使えないが……。

 

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2024.02.27

「ひと」それぞれ

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過日読んだ小野寺史宣著【ひと】では、主人公聖輔は非常につましい生活を送っている。

父と母を相次いで亡くし、東京で天涯孤独になった境遇。
大学も退学し、アルバイト生活で糊口を凌いでいる。

その聖輔は、配達の途中で偶然、高校の同級生に出会う。
彼女青葉とは、その後少しずつ行動を共にする機会が増えてくる。

しかし青葉が付き合っている高瀬からは、自分の方が青葉に相応しく、あまり近づくなといったことを言われる。
確かに高瀬は良い大学に通っており、金も持っている。

しかし青葉は、例えば車の通っていない信号待ち場所で律儀に信号を守っている人をバカにするような高瀬の態度に、共感出来ないものを抱いている。
不器用でも誠実な聖輔に、だんだん惹かれていっているようである。

聖輔自身は悩むのだったが……。

でも、最後はしっかりと自分を打ち出せてよかったな。

表紙絵も好ましく、また著者の他の本も読みたくなったのだった。

 

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【ひと】(24.01.22)

 

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2024.02.26

鳩見すた【江ノ島は猫の島である】

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著者:鳩見すた
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2022/02/22
出版社: マイナビ出版
レーベル: マイナビ出版ファン文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-8399-7820-4

猫も人の手を借りたい!
『こぐまねこ軒』の著者が贈る、もふもふなハートフルストーリー

 

綾野小路は、とある事情から会社を辞めて、祖父が住んでいた江ノ島の家に越してきた。

江ノ島が猫島だとは、知らなかった。

小路は島のあちこちを散歩していて、小さな猫に「うなじ」へ登られる。
そのまま帰宅したある日、小路に猫の言葉が聞こえてくる。

物語の出だしは、この猫「ワガハイ」の『第一話 ワガハイは猫である』から始まるのだが、某有名作品とは違って自分には名前があると威張っている。

この章扉の「ワガハイ」が、(態度はでかいのに)実に愛くるしい。というか、イケメンである。

どうやらこのワガハイが色々な謎を持ち込んで、小路がそれを解決するという流れのようだ。

で、最初の「事件」は、花泥棒。

祖父と懇意だった草田という老人もまた亡くなっており、ワガハイはそこで起居していたのだ。

ちなみに江ノ島のネコたちは地域猫で、飼い猫ではない。それぞれ住まうと決めている家は決めているようだが。

草田の息子一家をも巻き込みながら、小路は誰をも傷つけない方法で「花泥棒事件」を解決したのだった。

というほのぼの系の話が続く。

 

第二話は【女心は複雑の極みである】こちらの章扉絵はクロネコ。「コロッケ」好きの猫のことかな。

 

【第三話 走ることしかできないので……】

【第四話 のんびりすればよいのである】

と進んで行くに従って、小路がこの島へくるきっかけになった人物、すなわち小路の元同僚も登場してくる。
しかもだんだん良い関係になっていって、希望が持てる終わり方だった。

 

表紙のネコたちも可愛いし、続編も読もう。

 

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2024.02.25

ドナルド・キーンさん

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以前にも触れた「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」というポッドキャストを聞いているが、二週続けてドナルド・キーンさんを取り上げていらっしゃった。

角地幸男著【私説ドナルド・キーン】が底本のようである。

ドナルド・キーンさんは非常に語学の才に優れていて、16歳で飛び級でコロンビア大学に入学する。
在学中に日米戦争が勃発。
その中でも日本語に詳しくなりたいと、海軍の日本語学校で学んだというからすごい。

その優れた語学力で、日本兵の日記などを訳していく。

戦後は捕虜の尋問も行い、その内の一人は高名な作家としか触れておられなかったが、Wikipediaではしっかりその方の名前も出してあった。直木賞作家である。

 

それは於いて、

話の中で出てきた「曽根崎心中」に関連しての、曾根崎(大阪の曾根崎)への幻滅がおかしかった(但しこれは鉄矢さんの思い込みによる)。
曾根崎まで行ったというのに、「曾根崎はどんなところでした?」という聞き手の質問に対して『渋谷だよ』と言い放ったのには、思わず笑ってしまった。

 

しかしこういう話も、元ネタと鉄矢さんの解釈をしっかり聞き分ける必要があるなと感じたのだった。

 

画像は12年前の2月25日、雨の大阪。
向かい側の建物は、「あさが来た」の大同生命。

 

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2024.02.24

【暮らしのお助け道具と知恵】

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編集:婦人之友社編集部
価格:1,155円
発売日:2024/01/15
雑誌コード:01558
出版社: 婦人之友社
サイズ:約21×30cm

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「文字が読みにくい」「フタが開けづらい」・・・。年齢を重ねて生じる不便を楽しく解消する道具や知恵が満載!

 

別冊「明日の友」としての販売。
館野泉さんに反応して購入した。

館野さんはじめ、鎌田實さんなど各界の方の「私のいちおし」がメインのようだが、肝心の館野さんのグッズにはあまり惹かれなかった。

また「目利きのオススエ」というのもあって、色々なお助け道具が紹介されていた。

いつぞやも雑誌で見た、栗原はるみさんの「もてなし鍋」が欲しいかな。
色が黄色なのは、マイナスポイント。台所には、基本「白と黒」しか置かないから。

今使っているのはT-falのもので、シンプルで使いやすいのだが、やはり柄のないのは時に不便だ。

 

他にも色々なグッズが紹介されていた。

「ポータブル電源」は普段からスマホの充電などに使っていた法がいいとのことで、なるほど。
でも部屋の隅っこにあるので、「ロボたん」の充電用に使おうかな?

話は冒頭に戻って、阿部絢子さんのグッズもあったが、魅力的ではなかった。
以前にも書いたような気がするが、この方、所帯じみているのだ。台所の棚にタオルが掛けてあって、幻滅した。

文具王高畑正幸さんのお勧め文具もあったが、こちらは他の本での紹介を読もう。

 

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2024.02.23

機種変更一ヶ月

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「iPhone15」を購入して、1ヶ月と少し経過。

しかし未だに、全機能を使ってはいない。
前回(18年)から5年の間に、よくまぁ色々と入れたものだ。

なので、まだ全部を更新できていないのだ。

先日も食事代をSuicaで払おうとして残高不足に気づき、チャージしようとするも「Suica」のログインからする必要があった。
支払元のクレカも更新しているので登録のし直しが必要とあって、この時はそのクレカでの支払をした。

Suicaだと一瞬で決済でき、クレカのように後日明細ということがないからいいのに。

帰宅後、登録し直しとチャージをする。

そういえば、銀行のアプリもログインし直しする必要があったな。めんどうだなぁ。

 

画像はその食事の折りのデザート、「あまおう」のアイスクリーム。

 

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2024.02.22

【天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃】

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著者:書籍編集部
価格:1,518円
カテゴリ:一般
発売日:2017/08/28
出版社: 日本将棋連盟
利用対象:一般
ISBN:978-4-8399-6380-4

藤井四段の棋士人生の輝かしい第一歩、その軌跡を本人と、関係した多くの棋士たちが綴った記念碑的一冊です。

 

迷わず、ジャケ買いならぬ表紙買い。

まだ中学生の頃だが、すでに4段である。

当時ABEMA発足という企画があって、そのイベントの一環として「炎の七番勝負」というのが企画されたのだった。

これは藤井くんとトップ棋士7人との対局というとんでもないもので、藤井くん自身は「7敗」もあり得るかなと思っていたらしい。
一方企画した棋士二人は、「七敗だったらクビだな」と話し合っていたようだ。

対局は学校の休みの日に行われ、一日2局(最後の羽生戦の日は1局のみ)にするという配慮もあったようだ。
写真はすべて、学生服姿である。

ところが結果は、後に研究会仲間となる永瀬六段(当時)に敗れただけで、何と6人もの大御所に勝利したのだった。
当時の佐藤会長や、羽生3冠にも勝ってしまった。

それを終わっての、師匠杉本七段(当時)の「藤井の七番勝負を見て」というのも掲載されている。

そして、連勝中(29連勝まで行った)の対局に対する、自身の解説もあり、これも見逃せなかった。

 

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2024.02.21

気になる本:「十二人の手紙」

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Twitterのハッシュタグで、「紙の本で読みたいミステリ」というのがあった。

その中の一冊として挙げられていたのが、井上ひさしの【十二人の手紙】だった。
昔読んだ本だなんて、まったく忘れてしまっていた。

これはレッスンの教材として取り上げられていたのだった。いや、発表会で誰かが使ったのだったか(勿論部分的にだが)……?

内容は思い出せないが、何だか「窓から救いの手紙を外へ放り出して……」といった展開があったような。

気になる。

親本(1978年刊だから新刊を買っていたのだろう)の表紙はかすかに見覚えがあるような気もするが、文庫本はかなり斬新な表紙だ。
Kindl読んでみようか。紙本お勧めのところから電書に導かれるなんて……。という気もするが。


いかん、いかん。まだ月半ば過ぎなのに、今月の予算が尽きかけている。

 

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2024.02.20

加納朋子【ささらさや】

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著者:加納朋子
価格:628円
カテゴリ:一般
発行年月:2004.4
出版社: 幻冬舎
レーベル: 幻冬舎文庫
利用対象:一般
ISBN:4-344-40504-8

ゴーストになった夫と残された妻サヤの、切なく愛しい日々を描く連作ミステリ小説。

 

サヤが困った局面に立ったとき、誰かに憑依した夫が助けてくれる。

ありえない設定だが、「夫はいつも自分のそばにいる」と信じているサヤには間違いなく起きることだった。

憑依する対象は、葬儀の時の僧侶(夫の元同級生)だったり、サヤが降り立った駅の駅長だったりする。

それにしても、夫の親族の対応はひどい。赤ん坊を自分たちで引き取るというのだ。
怖くなったサヤは、
優しかった叔母が残してくれた家へと逃げる。

そこで出会った人たちの優しさに助けられ、サヤは徐々にしっかりしてくるのだったが……。

このサヤの頼りなさが半端なく、ややイライラするのだが、悪い展開ではなかった。
夫が生前「ばかっサヤ」と言っていたのが気になるが。

老女三人の関わり方も、少し異常な感もあるが、サヤを心配し、赤ん坊を可愛がってくれていることは間違いない。

冒頭と最終章は亡くなった夫の語りで、あとは普通の三人称目線での展開だった。
最後に去って行く(成仏する)夫の心境(幽霊にも心境があるのか?)は、少々切なかったが。

著者の本は久しぶりだったが、こんな感じだったかな?

 

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2024.02.19

気になる本:「まいまいつぶろ」

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かなり前から、新聞広告に掲載の本書が気になっていた。

Amazonの紹介ページには、次のようなところで書評があるという。

 ・週刊ダイヤモンド   ・読売新聞   ・日経新聞   ・週刊現代   ・ダ・ヴィンチ   ・

17日には、朝日の書評欄にも「売れてる本」として取り上げられていた。

以下、その紹介欄より
---
口がまわらず、誰にも言葉が届かない。
歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ蔑まれた君主がいた。
常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫。

麻痺を抱え廃嫡を噂されていた若君は、いかにして将軍になったのか。
第九代将軍・徳川家重を描く落涙必至の傑作歴史小説。
---

実は本書が気になっていたのには、他の理由もある。

昔松本清張の短編で、多分家重を取り上げたであろうものを読んだ記憶があるのだ。
その最後が衝撃的で、本書に反応したのだと思う。

しかし、Kindleも高いなぁ。

 

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2024.02.18

(歴史のダイヤグラム)線路は狭軌か国際標準軌か

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(歴史のダイヤグラム)線路は狭軌か国際標準軌か 原武史

1872年に開通した日本の鉄道は、イギリスの指導によって狭軌が採用された。
植民地と同じ線路幅でよいと判断されたからである。

殆どの国が国際標準幅を採用している中、日本は国鉄は勿論、私鉄でも狭軌が多いとか。

阪急・阪神が標準幅なのは、何故だろう?

この狭軌幅の鉄道は台湾など東アジアに多く、日本のお古の列車が余生を過ごすこともあるとか。
乗った人は懐かしく感じるらしい。

 

画像は義経号。京都博物館が外で展示したものかな?

 

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2024.02.17

一穂ミチ【スモールワールズ】

Photo_20240213095401著者:一穂ミチ

価格:825円
カテゴリ:一般
発売日:2023/10/13
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-533456-0

2022年本屋大賞第3位 
第43回吉川英治文学新人賞受賞!
ままならない、けれど愛おしい「小さな世界」たち。

 

短編集。いずれも、やや重ための話が七篇。

破天荒なように見えて心優しい姉とその弟を描いた【魔王の帰還】が好きだったかな。

冒頭作【ネオンテトラ】で出てきた男子高校生は、六篇目の【式日】での後輩にあたるのではないか?
あの、どうしようもない父親が死んで、それでも葬儀を出した「後輩」。
その後輩は、自分の子どもがどこかにいるのではないかと思っている。
そう、君の子は、母親(元恋人)の叔母にちゃんと育てられているよ、と言ってあげたい。

どこか退廃的なこの「後輩」に、幸せになってほしい。

【花うた】は、あまり好きになれなかった。

【愛の適量】は、何事ものめり込みすぎてうまくいかず、毎日を適当に送っている高校教師。
別れた妻の元に残してきた娘が訪ねて来て……。
こんな大きな刺激を貰ったら、少しは生き方を変えざるをえないか。

 

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2024.02.16

【鬼滅の刃 ノベライズ ~死闘決着! 炭治郎と鬼殺隊の未来編】

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ちょっとしたわけがあって、本書購入。

驚いたことに、「ノベライズ」なのに原画らしきマンガの多いこと。
「ちょこっとある」というレベルを超えている。

昨日行った診療所に、何と本書の元本(? マンガ)があった、それも全巻。
更に、「鋼の錬金術師」も全巻揃っていた。

でも、病院で本を共有は嫌だなぁ。

 

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2024.02.15

一穂ミチ【青を抱く】

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著者:一穂ミチ
価格:814円
カテゴリ:一般
発売日:2023/08/24
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-113676-8

何も残らない。でも覚えてる。ひとりになっても覚えてる。
心が浄化される感動系BL。

 

かなり衝撃的な本だった。

泉は、弟の靖野が事故で植物人間になって以来、両親と一緒に面倒を見るため、在宅ワークに切り替えて貰って実家暮らしをしている。
そんな時、海辺で弟そっくりの男と知り合い、男の態度に反発を抱きつつ、次第に親しくなっていく。

泉の周囲の人たちが、両親も含めいい人ばかりだ。
ときにそれが、泉の心をざわつかせるのだが。

海辺の男 宗清についても、解らないことが多すぎる。

しかし物語は急転直下というか、思いがけない展開を見せる。

正直、「そんな」という気がしないでもなかったが……。
それでも、後口はよかった。

 

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2024.02.14

O・ヘンリー【O・ヘンリー短編集2】

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著者:O・ヘンリー
価格:440円
発行年月:197401
出版社: 旺文社
ISBN:978-4-01-062165-3
(旺文社文庫 588-2)

 

【ポリ公と賛美歌】

【1ドルの価値/賢者の贈り物】では【警官と賛美歌】であり、その方がピタッとくるような気もする。タイトルからは、何だか違う印象を受ける。

冬の厳しい寒さから逃れるため刑務所行きを願う男が、ようやくちゃんと働こうと決心したとたん……。という、何とも皮肉な話。

 

関連記事

【1ドルの価値/賢者の贈り物】(24.01.30)
【O・ヘンリー短編集1】(24.02.10)


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2024.02.13

やさしい日本語

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先週末くらいかな?

俵万智さんの短歌がトレンドになっていた。

「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」

そう、

文章の終わりに、ソッと置く「○」。×でなく○で終わるという発想の柔軟さ。
大切にしたい。

 

画像は8年前の2月14日。「のぞみ」からみた江州平野。

 

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2024.02.12

小林カツ代【ハッと驚くお弁当づくり】

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著者:小林カツ代
価格:924円
カテゴリ:一般
発売日:2022/04/15
出版社: 角川春樹事務所
レーベル: ハルキ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-7584-4471-2

冷めても美味しいレシピが満載。お弁当づくりの基本とコツ、カツ代さんの想いが、ぎゅっと詰まっています。

 

お弁当を作ることはこれからも無いと思われるが、【古本食道】で触れられていたので読んでみる。
多分これは、その時の復刻版だと思う。紹介文にも「原田ひ香さん愛読」とあるから、多分そうだろう。

息子さん(今や立派な料理研究家)のお弁当作りがメインだ。

お弁当に限らず、料理の基本のようなことが書かれてあり、あらためて参考になる。

自分で冷凍したものには目印にシールを貼っているが、そんなめんどくさいことをしなくてもノートに記載して使ったら消すとか、あ、思いつかなかった。
買った食事を記載しているノートに書いていこう。

 

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2024.02.11

ドジ

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先日、福祉会館からの帰りのこと。

送って頂いて、玄関先に到着。

郵便受けには、本と思われる荷物が。それを取り出して、玄関を開ける……はずが、鍵がない。
いや、バッグがない。

あーーー、そう言えば会館の椅子に置いたままだったーーー。家の鍵も、スマホも、財布も入っている。

一瞬、パニックになる。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。

スマホがないから、どこへ連絡することも出来ない。しかし、パソコンはある。

焦った挙げ句、お隣の家へ飛び込んだ。

そこで電話機をお借りして、パソコンに入っていた名簿から、あちこち電話を掛ける。
しかし正式(?)の名簿に掲載しているのは、家電で、携帯の番号は解らない。ますます焦る。

会館に電話をして(この番号が、また解らない)、バッグの無事だけは確認できた。

でまぁ、あとも色々あって、結果無事に収まったのだったが……。

帰り間際にお手洗いへ行こうか迷った。→行っていたらハンカチを取り出したので、忘れなかった。
車の中でのど飴を取り出していたら ← コートのポケットにあったのでそれを口にした。

「たら・れば」は済んだことには言わないこと!

 

画像は8年前の2月11日。夕暮れのとなりまち。

 

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2024.02.10

伊奈めぐみ【将棋の渡辺くん(7)】

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著者:伊奈めぐみ
価格:880円
カテゴリ:一般
発売日:2024/02/08
出版社: 講談社
レーベル: ワイドKC
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-534519-1

勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

 

3巻目から6巻目を飛ばして、いきなり2月8日発売の7巻目をゲット。

1巻目の表紙では「ひとり」だったぬいぐるみが、なんと7(にん)に増えている。7巻目だからかな?

今回は無念の無冠に至る経緯も描かれていて、心中はいかがかなとも思う。

それでも相変わらず楽しい日常だ。

今回は虫の登場場面が少々多くて、これは著者も少し反省していらっしゃる。
他にもぬいぐるみの洗濯とか、かなり大変そうだ。
いつも一緒にいられる「一軍」のぬいちゃんとその他のぬいちゃんたちとは、どう違うのか?
一軍でないぬいちゃんたちが、ちょっとかわいそう。

 

関連記事

【将棋の渡辺くん(1) 】(24.01.25)
【将棋の渡辺くん(2)】(24.02.04)


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2024.02.09

スマホ機種変

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iPhoneを「15」に変えた。1月20日のことだ。

それまで持っていた「10」を買ったのは、18年のことだった。
予約して、販売初日に一番で店に乗り込んだ。

そのあと、某大会で見せびらかしていたっけ。

次に変える年は、2020年。

ところがこの年はそれどころではなく、そのまま「10」を持ち続けていたのだった。

今回はネットを変えたこともあり、キャリアも替えた。
そのため色々面倒な手続きもあり、かなり疲れた。
当日は「店側から色々進められる」のを防止するため、上のチビさん同伴で行った。彼女は少し前に「15」にしている。

余分なものは極力付けなかったが、ものすごく安くなったわけではなかった。

古いのは下取りに出したら、15,400円だった。
ところが、現金振込ではなく、何と「Ponta」での還元という形。

Pontaは今は使っていない。今度勝手に付けられたものだ。

でもPontaって、どこで使えるのだろう??

 

画像は8年前の2月8日。
新幹線の車窓から、新大阪駅を出たところ。

 

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2024.02.08

O・ヘンリー【O・ヘンリー短編集1】

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著者:O・ヘンリー
価格:440円
発行年月:197401
出版社: 旺文社
ISBN:978-4-01-062165-3
(旺文社文庫 588-1)

ニューヨークの市井に生きる人たちの喜怒哀楽を、あくまでも温かく、巧みに切り取ってみせた短編の名手の代表作11編。 

 

この2分冊は、訳者の評判がいい。

同じ話でもタイトルが微妙に違うものもあり、中身を読み比べるのも面白い。

本書の【魔女たちのパン】は、【ミス・マーサのパン】だった。原題は「Witches’Loaves」だから、本書の方が近いが。お節介なパン屋の女主人の「悲劇」であることは間違いない。

【ある株式仲買人のロマンス】は、ニューヨークで忙しく立ち働いている仲買人の話。
忙しすぎて、自分が結婚したことさえ忘れてしまって、その女性に「思い切って」求婚する場面がおかしい。

また、ニューヨークではすでにこの頃、「その一分一秒までがみんな吊り革につかまり、前や後ろのデッキにまですし詰めになったあの満員電車みたいなもの」という表現があり、ラッシュ時のすさまじさは今と変わりないものと見える。
そう言えば、【Yの悲劇】も、満員電車が事件の発端だった。

他に

【ハーグレイヴズの本心】

【とりもどされた改心】これは【蘇った改心】だった

【運命の道】

【自動車が待っているあいだに】

【二十年後】

【振り子】

【家具つきの貸部屋】

【アイキー・シェーンスタアインの愛の妙薬】

【犠牲打】

 

こうした、いつまでも読み継がれる本を読んでいく方が、いっときだけのベストセラーよりも楽しめるのは確かだ。

 

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2024.02.07

オー・ヘンリー

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最近、続けてオー・ヘンリーの作品集を読んだ。
きっかけは何だったか?は、忘れた。

オー・ヘンリーは平易な文章で人間を活写し、高校の英語教科書にも取り上げられていたのではなかったか?いや、副読本だったかな?

最後のオチが楽しく、だまされる。

多分一番有名な【最後の一葉】は、初読では最後が悲しいと感じていたと思う。

【賢者の贈り物】では、髪はまた伸びるけど、金時計は惜しかったなぁ、とか思ったような。

 

こういう本は、心が穏やかになっていい。

 

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2024.02.06

原田日香【古本食堂】

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著者:原田ひ香
価格:814円
カテゴリ:一般
発売日:2023/09/15
出版社: 角川春樹事務所
レーベル: ハルキ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-7584-4594-8

カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。

 

本書の面白いのは、各章で先人の本を引いたタイトルを入れ込んでいること。
それらの本と本文とは、どう繋がっているのだろうと思えて興味が尽きない。

兄が亡くなったために、帯広から東京神保町へ越してきた鷹島珊瑚が主人公。
兄は、神保町で古本屋を開店していた。

その古書店を中心に、珊瑚とその甥の娘の女子大生美希喜が出会う人々と食べ物。
毎章の食事と本の関係が書かれているのが、なかなか斬新なのだ。

また、章扉にある絵もおいしそう!

第一話  【ハッと驚く秘訣集】小林カツ代著と三百年前のお寿司

料理本、特にお弁当の本といえばカラフルなものが多く、それを読むと「そのお弁当」は作れても、応用の利かない人は多い。
亡くなられた小林カツ代さんは、作るひとの身になって料理を教えて下さる方だった。

第二話  【極限の民族】本田勝一著と日本一のビーフカレー

ここで出てくるビーフカレー、ご飯にはチーズが載っているし、ジャガイモの付け合わせもおいしそう。

第三話  【十七歳の地図】橋口穰二著と揚げたてピロシキ

第四話  【お伽草子】とあつあつカレーパン

第五話  【馬車が買いたい!】鹿島茂著と池波正太郎が愛した焼きそば

最終話  【輝く日の宮】丸谷才一著と文豪たちが愛したビール

最後に、著者と片桐はいりとの対談が来る。これまた、どんな話になるのだろうと思う。

 

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2024.02.05

本を読み直す

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最近とみに、色々なことを忘れる。

つい前の日に読んだ本すら、中身を覚えていない。
そこで今さらだが、二度読みすることにした。

その際、ブログ用のページを作り、時折書き込みながら読んでいこう。

昔読んだ本でも、かなり内容を覚えている本もある。それらは、何らかの形で印象に残っているからだろう。

 

画像は、8年前の2月8日。

 

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2024.02.04

【芦原妃名子傑作集(1)記憶】

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著者:芦原妃名子
価格:583円
発売日:2014/09/25
出版社: 小学館
レーベル: フラワーコミックス
サイズ:B6判/320ページ
ISBN:978-4-09-136454-8

永遠に読み継がれるべき珠玉のストーリーを厳選してお届けする、ベスト・オブ・ベスト!

優しい絵に惹かれて購入。

一篇ずつに、著者のコメントが付いている。

収録作は

【乞う女  3】男性読者向けだとか。かなり怖い話。

【中学1ねんせい】シリーズとして「高校3ねんせい」まで描く予定が、「中学3年生」で終了したのだとか。
忙しすぎて、高校進学出来なかった模様。
サブタイトルが「恋未満」とある。

「恋」に「恋する」可愛いふたり。

【月と湖】身勝手な男と、翻弄される女性たち。

【オルガン】関東大震災と、阪神淡路大震災。両方を見たオルガンの話。
「夢と希望をのせたオルガンの音」は、時空を超えて鳴り響く。

【カッコウの娘】主人公の義母がいい感じだった。義母の息子が主人公と同級生だったとは。
編集者には受けたけど、読者受けは悪かったとか。
不倫ものだけど、底にある温かいものには惹かれる。

【蝶々雲】それぞれが、ずるくて卑怯で優しくて……。幼かった。

 

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2024.02.03

アナレンマ

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非常に申し訳ないことをしていました。

12月22日に書いた「冬至」に、Mnさんがコメントを下さっていたのです。
転送がうまくいかず、気づくのが大変遅れてしまいました。

冬至(12.12.22)

「アナレンマ」というのですか。存じませんでした。

明日は立春、日に日に日没が遅くなっていき、気持ちが明るくなります。

Mnさん

 これに懲りず、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

画像はAll Aboutさんからお借りしました。
ウグイスの啼く声が待たれます。

 

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「菱刺し」と「タピボン刺繍」

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「菱刺し」と「タピボン刺繍」。どちらも、最近読んだ本で知った。

「菱刺し」は日本三大刺し子の一つで、青森県南部で継承されてきたものらしい。
元々は、次第に弱くなっていく木綿地に刺し子をすることで、丈夫にするのが目的だったようだ。

「タピボン刺繍」というのは、初めて知った。
毛糸を使った刺繍で、小田原市で生まれたとか。少しだけ残った毛糸を使うことも出来る。

画像の左側が「菱刺し」で、右が「タピボン刺繍」。
いずれも、サイトからお借りしました。

 

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2024.02.02

伊奈めぐみ【将棋の渡辺くん(2)】

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著者:伊奈めぐみ
価格:880円
カテゴリ:一般
発売日:2016/08/09
出版社: 講談社
レーベル: ワイドKC
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-337850-4

ノンフィクションです! 驚くべきことに全部本当です! 将棋ファンにも、そうでない人にも、待望の第2巻です!!

 

第2巻は、16年9月発行。今回も、実に面白かった。

ぬいぐるみの話が更に多くなっているような。

将棋の世界への入口など、色々新しく知ることも出来た。

でも、何だか実際の見た目とのギャップにも笑ってしまう。

 

巻末にある渡辺夫妻とぬいぐるみのモノコちゃんとの鼎談も、なかなか楽しかった。
ぬいぐるみだからか、突拍子もないことも聞いてくる。

 

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2024.02.01

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4657
ナイス数:1580

1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 (光文社古典新訳文庫)1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 (光文社古典新訳文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-65c77d.html
有名な【最後の一葉】や【賢者の贈物】など、全22篇の短編集。
いずれもピリッとした後口の佳作ばかりで、心が穏やかになります。
読了日:01月30日 著者:O・ヘンリー


松本清張ジャンル別作品集(5) 犯罪小説 (双葉文庫)松本清張ジャンル別作品集(5) 犯罪小説 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-04c03f.html
さすが松本清張。短編小説にこそ、その真髄が発揮されています。
読了日:01月28日 著者:松本 清張


たべる生活 (朝日文庫)たべる生活 (朝日文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-177364.html
著者は数年前に体調を崩して漢方のお世話になって以来、「食べる」ことには神経質と言ってもいいほどのこだわりを見せていらっしゃいます。。
読了日:01月26日 著者:群 ようこ


将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC)将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-40f45d.html
断片的に知っていた渡辺九段(現在)の私生活が垣間見えて、楽しかったです。
読了日:01月25日 著者:伊奈 めぐみ


あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-08ef42.html
4人それぞれの性格が際立っていて、退屈せずに読めました。
読了日:01月22日 著者:三浦 しをん


乗りかかった船 (光文社文庫)乗りかかった船 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-99b8a0.html
まったく知らない造船業界の話が、興味深かったです。
読了日:01月20日 著者:瀧羽 麻子


満月珈琲店の星詠み (文春文庫)満月珈琲店の星詠み (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-62281c.html
経営者(?)たちがネコというのがいいですね。
読了日:01月18日 著者:望月 麻衣


神去なあなあ夜話 (徳間文庫)神去なあなあ夜話 (徳間文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-e254b5.html
今回は、勇気が直紀さんとどこまで親しくなれるかが注目のまとでした!
読了日:01月16日 著者:三浦しをん


舞妓さんちのまかないさん (1) (少年サンデーコミックススペシャル)舞妓さんちのまかないさん (1) (少年サンデーコミックススペシャル)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-9f72ad.html
少年週刊誌に連載中というのが、何となく微笑ましかったです。
読了日:01月14日 著者:小山 愛子


婦人之友 2024年01月号:書いて叶えるウィッシュリスト婦人之友 2024年01月号:書いて叶えるウィッシュリスト感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-0d9e63.html
特集の「あなたは10個?100個? 書いて叶えるウィッシュリスト」が気になってきたのでした。
読了日:01月13日 著者:


東家の四兄弟東家の四兄弟感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-2d0c2d.html
それぞれ個性的な4兄弟の暮らしぶりと、その父母の物語です。特にお母さんが、キリッとしていて好きです。
読了日:01月12日 著者:瀧羽麻子


旅の窓 (幻冬舎文庫)旅の窓 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-31f40f.html
こんな風に、旅で撮った気に入った写真に文章を付けて保存するというのも、楽しいかもしれません。
読了日:01月10日 著者:沢木 耕太郎


十津川警部「裏切り」 (C★NOVELS)十津川警部「裏切り」 (C★NOVELS)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-3175e8.html
途中から真相が見えてきて、面白みが半減してしまいましたが、本当に怖い話でした。
読了日:01月08日 著者:西村京太郎


三婆(新潮文庫)三婆(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-4d9667.html
映画や舞台にもなっている作品です。意外や、短編集でした。
読了日:01月06日 著者:有吉 佐和子


神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-c45383.html
林業というのは、本当に大変なのですね。勇気、がんばれ!
読了日:01月04日 著者:三浦 しをん


おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓 (メディアワークス文庫)おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓 (メディアワークス文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-6c7cdd.html
これはまた、美味しそうな表紙絵だこと。これだけで、読んでみたいと思えてきます。
読了日:01月02日 著者:つるみ 犬丸


飛び立つ季節 :旅のつばくろ飛び立つ季節 :旅のつばくろ感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/12/post-88a8e0.html
こういう風に、若い頃に旅した場所への再訪というのは面白いものです。「こうだ」と思っていたのとは違う印象に出会うことも多いです。
読了日:01月01日 著者:沢木 耕太郎

読書メーター

 

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三浦春馬さん

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何故か「徹子の部屋」出演時の三浦春馬さんを観た。25歳の頃の三浦さんだ。

本当に爽やかなイケメンだ。

亡くなられたのが、本当に残念でならない。

 

画像は12年前の2月1日。シェラトン都ホテル大阪にて。

 

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