一穂ミチ【青を抱く】
著者:一穂ミチ
価格:814円
カテゴリ:一般
発売日:2023/08/24
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-113676-8
何も残らない。でも覚えてる。ひとりになっても覚えてる。
心が浄化される感動系BL。
かなり衝撃的な本だった。
泉は、弟の靖野が事故で植物人間になって以来、両親と一緒に面倒を見るため、在宅ワークに切り替えて貰って実家暮らしをしている。
そんな時、海辺で弟そっくりの男と知り合い、男の態度に反発を抱きつつ、次第に親しくなっていく。
泉の周囲の人たちが、両親も含めいい人ばかりだ。
ときにそれが、泉の心をざわつかせるのだが。
海辺の男 宗清についても、解らないことが多すぎる。
しかし物語は急転直下というか、思いがけない展開を見せる。
正直、「そんな」という気がしないでもなかったが……。
それでも、後口はよかった。
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