ドナルド・キーンさん
以前にも触れた「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」というポッドキャストを聞いているが、二週続けてドナルド・キーンさんを取り上げていらっしゃった。
角地幸男著【私説ドナルド・キーン】が底本のようである。
ドナルド・キーンさんは非常に語学の才に優れていて、16歳で飛び級でコロンビア大学に入学する。
在学中に日米戦争が勃発。
その中でも日本語に詳しくなりたいと、海軍の日本語学校で学んだというからすごい。
その優れた語学力で、日本兵の日記などを訳していく。
戦後は捕虜の尋問も行い、その内の一人は高名な作家としか触れておられなかったが、Wikipediaではしっかりその方の名前も出してあった。直木賞作家である。
それは於いて、
話の中で出てきた「曽根崎心中」に関連しての、曾根崎(大阪の曾根崎)への幻滅がおかしかった(但しこれは鉄矢さんの思い込みによる)。
曾根崎まで行ったというのに、「曾根崎はどんなところでした?」という聞き手の質問に対して『渋谷だよ』と言い放ったのには、思わず笑ってしまった。
しかしこういう話も、元ネタと鉄矢さんの解釈をしっかり聞き分ける必要があるなと感じたのだった。
画像は12年前の2月25日、雨の大阪。
向かい側の建物は、「あさが来た」の大同生命。
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