村田沙耶香【コンビニ人間】
著者:村田沙耶香
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/04
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791130-0
「普通」とは何か?
世界各国でベストセラーの話題の書。
芥川賞受賞の時から、やや気になっていた。
表題からは、「コンビニ依存症の人」を想定していたのだったが……。
バカに面白い、この女の子(って、もう36歳なのだが)。
語り手の「私」恵子は、いわゆる「ふつう」の子ではなかった。
父母は悩み、何とか「直そう」としてきた。
そんな、世間ではなかなか受け入れて貰えない、一種の「コミュ障」である恵子も、今はコンビニ店員としてそつなく過ごしている。
しかし周りは、36歳まで何故結婚もせずバイト生活なのかと、訝しがってはいる。
しかしこの恵子、マニュアル通りに客と接しているだけなのだが、決してそうではない。
周囲の音には敏感に反応出来るし、相手が不快にならない程度に観察して次の動作に繋げている。
途中、白羽という、それこそ変わった人物が登場することによって、恵子の暮らしも変わっていく。
この白羽と関わっていた時間が、何だかもったいないような気になってしまうが。
最後に恵子は、コンビニの仕事が天職だと覚る。
という展開だったが、恵子はよくやっていると思う。
しかし、余計なお世話だが、食事内容が少々心配ではある。
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