佐野洋【歩け、歩け】
著者:佐野洋
価格:545円
カテゴリ:一般
発行年月:2007.1
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-74182-2
読後、深く心に残る人生の機微(きび)。
いずれもかなり短い短編だが、その中にジワッと恐怖を織り込んである。
著者ならではの仕掛けだ。
最初の方は、それなりに面白かった。
表題作である冒頭作【歩け、歩け】。この歌は母から聞いたことがある。
運動不足解消のためこの歌を口ずさみながら歩いている天野。娘が携帯の着信音に設定してくれたために、同僚(後輩)からの思いがけない話を聞くことになる。
「攀登(はんとう)棒」という、懐かしい名前を聞くことになった。今は登り棒という。
【十五年目の子】は、かなり怖い話だ。
今なら成り立たない「時効」が前提のはなし。
【赤い骨】も、こんなことあるのかなという話。途中ヒ素うんぬんとなったが、こちらは無関係だった。
しかし、だんだんあとくちの悪い話になる。
最後の何編かは、品が悪く、あまり面白くなかった。
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