西村京太郎【十津川警部の休日】
著者:西村京太郎
価格:734円
カテゴリ:一般
発売日:2015/11/12
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-51831-3
十津川警部は高校時代の友人で画家の本山から、一夕旧交を温める誘いを受け、滞在先の熱海の伊豆山神社に近い旅館に赴いたが、本山は不在で翌朝まで戻ってこなかった。
珍しく休暇を取った十津川警部の短編集。かなり前に読んだのだが、殆ど覚えていない。
しかし「懐かしのダイヤトリック」は楽しかった。結構最近の列車を使ったものもあった。
【友の消えた熱海温泉】
学生時代の友人に誘われて熱海へ出かけた十津川。しかし宿について待っていても、散歩に出かけた友は帰ってこない。
ストーカー殺人なのだが、ここまでの執念は本当におそろしい。
【河津七滝に消えた女】
これは何となく覚えていた。
妻の直子と出かけた先で、彼女が撮った写真が大いに役に立つ。
【神話の国の殺人】
こちらはほぼ覚えていた。
今回は十津川の休暇ではなく、友人が奥さん孝行のために出かけた で殺人の容疑を受けてしまった。
十津川は友人の弁護士と大阪在住の友人に現地へ行ってくれと頼むが……。
あろうことか、その友人が十津川が捜査中の事件の重要参考人であることが判明し……。
悩む十津川。
【信濃の死】は、十津川ではなく亀井の休日。
旅行先で知り合ったプロダクションのモデルと社長が相次いで殺される。
信濃と東京の往復に、やや強引な感が否めないが。
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