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2024.06.16

高峰秀子【まいまいつぶろ】

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格:605円
カテゴリ:一般
発売日:2015/04/07
出版社: 河出書房新社
レーベル: 河出文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-309-41361-7



オカッパ頭で男役もこなした将来の名優は、何を思い役者人生を送ったか。傑作「浮雲」に到る、心の内を綴る半生記。

 

結婚後2ヶ月くらい経った頃に出版されたもの。表紙もその頃の幸せそうなお写真だ。

本書を読んで、ある意味ビックリした。養女の斎藤明美さんがあとがきで書いていらっしゃるが、本書には養母その他デコちゃんを食い物にした人たちの話は、一切出てこないのだ。

金銭的に苦しかった話はたびたび振れられているが、色々な人たちとの幸せな出会いしかない。

勿論、松山善三氏のことも。

「二十四の瞳」で松山氏がカメラに入らないよう牛を追い払っていたという話を以前読んだが、そんなことを思いながら読むのも(写真を拝見するのも)楽しかった。

写真も豊富で、当時の俳優さんたちと再会出来た。
カラーだったら、もっと楽しめたのになぁ。

 

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