はらだみずき【山に抱かれた家】
著者:はらだみずき
価格:803円
カテゴリ:一般
発売日:2024/03/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-407338-6
ベストセラー「海が見える家」シリーズの新たな章がスタートする!
以前読んだ【海が見える家】や【海が見える家 それから】のつづき。もう一冊あったのかもしれない。
文哉は、凪子と付き合っているようだから。
「海が見える家」の周りは色々変化し、せっかく始めた畑も、師匠幸吉の死で維持できなくなった。
そんな時、旅先で見つけた空き家に心惹かれ、自給自足で暮らして行きたいと思うようになる。
山は、海とは違った色々な困難がある。
ムカデやアリといった小動物から、イノシシ、さらには熊もいるようだ。
しかし敷地内に梅の木がたくさんあり、これを出荷できないかと考えたり。
近所の、それぞれ癖のある人たちに助けられながら、少しずつ少しずつ、文哉は暮らしを整えていく。
学生時代の友人と元カノとの電話でのやりとりが、文哉とのギャップを思わせて面白かった。
凪子の、前向きの姿勢がうれしい。
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