泡坂妻夫【雨女】
著者:泡坂妻夫
価格:607円
カテゴリ:一般
発行年月:1997.3
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:4-334-72370-5
直木賞作家が描く、本格ミステリーのベストセレクト!
冒頭の【雨女】は、刑事がアパートの大家も兼ねているという面白い設定。
部屋を見に来た男女との接点が面白い。
被害者(というか自殺者)の思いがけない熱情も、意外な設定だった。
【蘭の女】は、かなり頂けなかった。
【三人目の女】と、ここまで「女シリーズ」?これも、あり得ない設定でついていけなかった。
次の【僕たちの太陽】は、同じ字を書くが読み方が違う同い年の男3人の話。その縁で出会って……。
北海道へ行くチケットを拾ったことから、運命が転がり出す。
北海道へ着いてからは、何だかホラーのような展開だったが、終わってみれば何の不思議もない。トップ部分でしっかりと伏線がはられていたのだった。
これまでの泡坂ものと違う印象を受けたのだったが、自分が忘れていただけかもしれない。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 雑誌【鉄道ジャーナル 5月号】(2025.04.24)
- 堀正岳【モレスキン 人生を入れる61の使い方】(2025.04.23)
- 西村京太郎【愛と哀しみのみちのく特急】(2025.04.21)
- 早見和真【アルプス席の母】(2025.04.19)
- 西村京太郎【十津川警部 鳴子こけし殺人事件】(2025.04.28)
コメント