【名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる】
太田忠司/著
ハルキ文庫 お4-4
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-7584-4229-9
(4-7584-4229-0)
税込価格 726円
名古屋めしと名古屋の魅力が満載の大人気作、待望の第二弾!
東京生まれで、父の実家から名古屋大学医学部に通学している龍。龍は二年生になった。(名古屋は二回生とは言わないと思うので)
龍の食べている姿が絵になると、「名古屋めし再発見」という雑誌企画のモデルに採用されてしまう。
担当編集者の里央は有能なようだが、気分にむらがあり、コミュニケーション下手だ。
今回もおいしい名古屋飯に出会えたのは楽しめたが、前回よりはご近所のことなど、かなり踏み込んだ内容になっていた。
「ひつまぶし」に関しては、自分も龍と同じような姿勢でいる。里央の頑なな姿勢には、やはりうなずけない。
龍も将来についてボンヤリと悩み始めていて、叔父の暮らしとの対比もあり、これからどうなるのかと気になる。
やはり、表紙絵は好きになれない。せっかくの内容を潰している。
関連記事
【名古屋駅西 喫茶ユトリロ】(24.04.18)
| 固定リンク
コメント