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2024.08.06

黒井千次【老いの味わい】

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黒井千次/著
中公新書 2289
出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-12-102289-9
(4-12-102289-0)
税込価格 836円

一年一年、新しい世界と向き合って歩む日常と思考を丹念に描いた、心に響くエッセイ。

 

ウッカリしていた。【老いのかたち】の次は、本書だった。それを【老いのゆくえ】を先に読んでしまった。
【老いのかたち】から随分「老いが進化」したなぁと思いながら読んだのだが、その中間があったのだった。

80代突入した頃の日々を綴る。

より一層、「老い」を自覚する日々。
ちょっとした動作が、以前は出来たのに出来なくなっていることが多い。

何かするにも、億劫になっている。

住所録は、消された線が多い。

老いることよりも、それを自覚することで老いていくのではという気もする。

タイトル通り、味わって頂きたいものだ。

 

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【老いのかたち】(24.07.13)

老いのゆくえ】(24.07.26)

 

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