堂場瞬一【奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真】
堂場瞬一/著
中公文庫 と25-40 刑事の挑戦・一之瀬拓真
出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-12-206393-8
(4-12-206393-0)
税込価格 946円
捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。
一ノ瀬が捜査一課へ上がって、一年が過ぎた。その間、登場人物たちに、色々動きがある。
まず、一ノ瀬と深雪は入籍した。だが、深雪はドイツへ研修に行ってしまった。
前回の事件でコンビを組んだ春山が、捜査一課に上がってきた。一ノ瀬に後輩が出来たのだ。
福島で結婚してすっかり腰を落ち着けた城田は、今回は直接捜査に関わってくる。
若杉は相変わらずだが、あのやけに一ノ瀬をライバル視する姿勢は、少しマシにはなったようだ。
そんな中、東京で事件を起こした被疑者が福島で捕まり、一ノ瀬と春山は福島へ赴く。
被疑者を新幹線でを護送する車をフォローして後ろに付いていた二人だが、突然ピストルを持った二人組に襲われ、被疑者が奪われてしまう。
その際、一ノ瀬も撃たれるが、間一髪逃れる。
捜査一課と福島県警との合同捜査になるが、相変わらずというか、上部では縄張り争いが起きている。
結局タイトル通り「奪還の日」までの事件だったが。
今回、噂としてだが鳴沢了が出てきて、ビックリした。「伝説の人」という位置付けらしい。
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