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2024.10.31

椰月美智子【みかんファミリー】

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椰月美智子/著 
出版社名 講談社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-06-536492-5
(4-06-536492-2)
税込価格 1,760円

その生きにくさ、ひとりで抱えなくていいのかもしれません-ー。

 

美琴は中学2年生。母・祖母と3人で暮らしている。

ある日母がスーパーで財布を落としたことが縁で、母は級友と再会する。

そしてあろうことか、その朱美一家と古民家で一緒に暮らすことになったのだ。

朱美は若くして子どもを産み、今はその娘(つまり孫)との3人暮らし。しかもその孫というのが、美琴と同じ中学に通う野の花だった。

突如6人家族になって、最初は戸惑う美琴だったが……。

なぜ二つの家族が同居することになったのか、真相を知らぬまま、最初は敬遠していた野々花とも次第に打ち解けてくる。

祖母は広い庭で畑を始め、野々花はいい助手になる。

やがて同居への親たちの深謀遠慮を聞かされて、美琴も野々花も「未完ファミリー」がしだいに完成していく過程を楽しみ出す。

 

かなり変わり者の、野々花が好きだった。

結局は年の順に一人欠けてしまうのだが、野菜作りは受け継がれている。

好きな人が出来れば家族を放って出奔する野々花の母も変わり者だが、野々花はそれをも受け入れているようだ。

別々の家族が同じ家で住むことには色々困難もあるだろうが、彼女らはうまく相談してそれぞれの役割を決めていた。
本当に信頼しあえるなら、こんな家族の形もいいなぁ。

 

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2024.10.30

太田忠司【名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く】

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太田忠司/著
ハルキ文庫 お4-5
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7584-4395-1
(4-7584-4395-5)
税込価格 726円

名古屋の魅力満載の、ご当地連作ミステリー!

 

こうしたシリーズものは、読んでいるときには登場人物の説明などが煩わしいが、今回のように空いてしまうと、前巻・前々巻での紹介を覚えていないことが多い。

それはさておき、龍は悩んでいる。考えすぎだと祖母は言うが。

「命」に関することでも、考えて、納得出来ないながらも折り合いはつけている。

今回は、「DAGANE」の編集者が、特集に「ひつまぶし」を取り上げることに抗議して、辞めてしまったことも関連してくる。
この編集者、たしかに自分の考えが受け入れられないと怒りまくり、周囲との協調性がなかった。

彼女の父との確執も、その性格に影響をおよぼしていたかもしれないのだが。

そうした事柄を挟みつつ、今回も龍は、ちょっとした謎を解いていく。

小倉トースト、また食べよう!

 

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2024.10.29

ゼムクリップ

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【銀座「四宝堂」文房具店4】でも紹介されていたのだが、何げなく使っているゼムクリップ。

普段はあまり意識していないのだが、でもいざ使うときにないと困る。

これって、随分シンプルな形をしているなぁ。1本の細い針金(?)が曲げてあるだけのものなのだが。
こんなのを発明(?)したのは、誰なのだろう?

森博嗣の【数奇にして模型】だったかで、犀川先生がこれを延ばしてコンセントに差し込み、停電させるという場面があった。

 

画像はカラーのゼムクリップ

 

 

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2024.10.28

小路幸也【国道食堂】

Photo_20231117202101著者:小路幸也
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2023/05/12
出版社: 徳間書店
レーベル: 徳間文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-19-894858-0

賑やかな町を離れ、国道沿いにある通称「国道食堂」。ドライブインというより、大衆食堂という感じだからか、そう呼ばれている。

 

かなり短い章もあるが、一人ずつが自分のことを語っていく。

どの主人公にも色々な過去があり、現在がある。

 

こんな食堂、あればいいなぁ。でも実際にあったら、ひょっとしたらちょっと引いてしまうかもしれないが。

 

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2024.10.27

ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」

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もう10年も前に、NHKプレミアムで放映されていたのだった。

読んだのは2年半ほど前だが、その後著者の【木皿食堂】なども読んでいる。

ドラマはほぼ原作どおりだが、いい人ばかりでホッとする。

中でも主人公テツコに求婚している岩井さんが、演じている人の風貌もあるのか、誠実な人柄で、テツコが次第に惹かれているのがわかった。

あと、「山ガール」ことこれもテツコの同僚も、原作同様すがすがしかった。
吉田羊さんという俳優さんだが、「三谷幸喜の何でもない話」にもよく登場していたとか。覚えていない。

しかし時に、「ムムム」の両親やテツコの同僚女子などふざけているような場面もあったのは、いただけなかった。
ま、自分の勝手な感想だが。
しかし、それも含めてのドラマ化だろうが。

 

画像は13年前の10月25日。当時通っていた歯医者の前で。
そういえば、このドラマにも歯医者が出てきていた。

 

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【昨夜のカレー、明日のパン】(22.03.20)

 

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2024.10.26

よしもとばなな【ミトンとふびん】

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幻冬舎文庫 よ-2-42
吉本ばなな/〔著〕 
出版社名 幻冬舎
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-344-43363-2
(4-344-43363-7)
税込価格 693円

いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。

 

世界中の都市を舞台にした、6つの短編集。

表題作【ミトンとふびん】は、極寒のヘルシンキを訪れた新婚夫婦の物語。
その寒さも、二人の温かさが解かしてくれる。

台北が舞台の【カロンテ】は、語り手の行動に賛同できなかった。

非常に短い【珊瑚のリング】が、一番好きかもしれない。

祖母から形見として母の手に渡った珊瑚の指輪は、母が手がけて洒落たデザインのものに生まれ変わっていた。

その母の死後指輪を受け取った語り手が、母の遺品をゆっくりと整理していく過程が、これまたゆっくりと語られていた。
遺品は手放しても、思い出は消えない。

 

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2024.10.25

プリンターが壊れた

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何となく調子の悪いまま、だましだまし使ってきたプリンター。
もう何年になるだろうか、随分酷使したもんな。

仕方なく買い替え。

まではよかったのだが、無線設定でちょっとまごついた。

ルーターのPWは間違っていないのに、接続出来ない。

さんざ考えて、わかった。

PCのWi-Fiが違う回線になっていたのだった。
プリンターの方は指定の回線があり、そちらから接続する必要があったというオチだった。

 

画像は購入したプリンター、「エプソン プリンター A4インクジェット複合機 カラリオ EW-456A」。
キレイでしょ!

 

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2024.10.24

小湊悠貴【ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人8】

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集英社オレンジ文庫 こ2-19
小湊悠貴/著 
出版社名 集英社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-08-680578-0
(4-08-680578-2)
税込価格 715円

「猫番館」へのラストチェックイン、涙とたくさんの笑顔をお届け致します。

 

ちょっと間が空いてしまったが、ホテルのスタッフたちは相変わらずだ。

今回は、要が提案したブライダルフェアに向けての準備が中心になる。

紗良と要は正式に付き合い始めたが、そのことを紗良の祖父に知られてしまう。
要の出自に難色を示す祖父。しかし要は果敢にその懐に飛び込んでいく。

途中、要が昔付き合っていた女性の登場があったり、シェフが過労で倒れたりといった小さな事件も起きる。

しかし最終巻らしく、すべてがうまくいき、フェアでの疑似結婚式を、紗良の父も祖父も見てくれたのだった。

 

こんなホテル、モデルはあるのだろうか?しかしバラのシーズンは常連で満員だろうし、なかなか予約を取るのは難しいだろうな。

 

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2024.10.23

旅ごろも

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歌謡曲には、旅の歌が多いような気がする。

渡り鳥シリーズを筆頭に、「哀愁列車」や「夜霧よ今夜もありがとう」などもそうだ。

時代劇だともっと。

♪ かぁっぱー かぁらぁげーてー さーんどーがぁさー    とか

彼らは、どのようにして毎日を暮らしているのだろうと、現実的なことを考える。

もっとも現在では、元資金さえあれば「カード」一枚でどこででも暮らせる。

時代劇では、「一宿一飯の恩義」とやらで、用心棒をしているということもある。

 

何だか歌の話から離れていってしまったが……、何度もフラッと出て行ってしまう父親を描いた小説を読んでいたからか?

ひとつところに定住したくないというのは、「男のロマン(??)」なのかもしれない。

 

画像は10年前の10月22日、淡路島。徳島行きのバスの中から。

 

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2024.10.22

よしもとばなな【ハゴロモ】

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よしもとばなな/著
新潮文庫 よ-18-16
新潮社
572円
ISBN 978-4-10-135927-4
2006年7月 文庫/日本文学/新潮文庫

長い不倫の恋が終わったほたるは、彼と過ごした東京を離れてふるさとに戻ってきた。失恋の痛手を負いながら祖母の喫茶店を手伝う。

 

自由人の父、もっと自由な祖母。故郷は変わっていなかった。
幾筋も流れる川。川べりの自然。真っ暗な夜。

しかし数年前、この村は一人の黒い心をもった男に翻弄されていた。

そんな中、父と再婚していたかもしれない女性の娘(姉妹になっていたかもしれない娘)、「るみ」が面白い。

もう一人、偶然街で見かけた男性。どこかで会ったはずなのに思い出せない。
その男「みつる」は、体調を崩した母の介護のため、仕事を一時休んでアルバイト感覚のラーメン屋をしていた。

「みつる」の父は、団体で出かけたバスの事故で亡くなっていた。運転手が、自分もろとも客を巻き込んで崖から落ちたのだった。
必死で父が出かけるのを止めていた母は、この事故の後心身を病んでいく。

 

「るみ」や「みつる」と付き合っている内に、「ほたる」の心はゆっくりと回復していく。

今書きながら思ったのだが、登場人物の名前がほぼ平仮名だというのは、著者の何らかの意図があるのだろうか?
平仮名の名前は、柔らかな感じがする。

 

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2024.10.21

ドラマ「母の待つ里」

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浅田次郎原作の本を、読む予定だった。

それが、ドラマを先に見てしまった。

第一話は中井貴一主演で、40年ぶりに故郷へ帰ってきた、東京で成功して社長をしている松永徹。
原作の表紙絵の男のようだ。

物語は、徹がとある地方の駅に降り立つところから始まる。駅前からバスに乗り、雑貨屋の前の停留所で降りる。

そこへ村人がやってきて、徹の家を教えてくれる。
この時点でやや違和感あり。いくら40年ぶりでも、自分の家への道を忘れるなんて。

歩いて行くと、犬が一匹、道案内のように現れる。
このワンちゃん、スゴイ名演だ!

そして古い家からは、母親が現れ……。

非常に他人行儀なのも、まぁ仕方ないかとも思いつつ、徹が母に「お名前は?」と聞くあたりで「?」マックス。
そのあとの徹の説明も、何だか変。

で、結局徹が「故郷」から帰る時になって、その謎が解けた。

 

大勢の社員にかこまれていても孤独だという徹に、「その話、気をつけろ」と気づかう友だちの存在はありがたいのでは。

 

画像は13年前の10月21日、背景は琵琶湖。旅というほどではない距離での点景。

 

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2024.10.20

ぼくらのなまえは ぐりとぐら

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童話作家の中川李枝子さんが亡くなられた。

代表作の【ぐりとぐら】

思えば長女から次男まで、何年もこの本にはお世話になった。

「ぼくらの なまえは ぐりとぐら
 このよで いちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐり ぐら ぐり ぐら」

母子ともども、節を付けて歌いながら何度も何度も読んだっけ。

【そらいろのたね】(だったと思う)のとあるページで、ぐりとぐらを発見したときの息子たちの喜びようはなかったな。

一足早く逝かれた山脇百合さんと、今頃は楽しく語り合っておられるだろうか。

 

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2024.10.19

町田その子【夜空に泳ぐチョコレートグラミー】

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新潮文庫 ま-60-21
町田そのこ/著 
出版社名 新潮社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-10-102741-8
(4-10-102741-2)
税込価格 737円

 どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。(解説・吉田伸子)

 

冒頭作【カメルーンの青い魚】

読み終わってから、ジワッと浸みてきた。啓太も共に、三人が幸せになってほしいと願う。

以下表題作【夜空に泳ぐチョコレートグラミー】はじめ、登場人物たちがそれぞれの短編で繋がっているので、好きな人物を列挙しておく。

【カメルーンの青い魚】で登場の啓太は【夜空に泳ぐチョコレートグラミー】で主役になる。
ここで登場した春子は、最終話【海になる】で再び登場。

【海になる】の清音が、一番好きかな。

啓太と密接な関係にあるりゅうちゃんは、最初に登場しただけだが、その後も話題にはなっている。
【溺れるスイミー】での宇崎に影響を与えた人物としても。

啓太と春子が行った「展望公園」も、いい場所だ。
こちらも、他の人たちも訪れている。

著者の作品をもっと読みたいかというと、これは微妙なところだ。読むのが辛くなることは分かっているような気がするから。

 

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2024.10.18

藤井聡太王将 鉄道愛あふれるスピーチに万雷の拍手

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藤井聡太王将 鉄道愛あふれるスピーチに万雷の拍手 日本鉄道賞表彰式でカンペなし、よどみなく

乾杯の後だからか会場がざわついていて、内容が聞こえにくかった。
しかしこれは録音状態のせいであって、会場の人にはとどいていたようだ。

こんなときは、もっと事前のチェックもしっかりやって頂きたい。

コメントには、藤井くんが鉄道好きだということを知らなかったというのもあって、少々ビックリした。

委員を代表しての挨拶は、将棋のときと同じように原稿無しで3分間。いつもながら、よく考えられていいスピーチだった。

選考委員という仕事を、「悩みながらも楽しく」なさったとのことだが、将棋以外のイベントに引っ張り出され過ぎて、お疲れが溜まらないか心配だ。

 

画像は一昨日のと同じく昨年の10月19日、通院の日。ロビーからの風景。

 

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2024.10.17

切れる年より

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薬局で薬を待っていたときのこと。

名前を呼ばれた男性が、薬について説明を受けている。

ずっと使ってきた薬が製造中止になり、違う薬になるという説明なのだが、件の男性は「どうして薬が変わったのか?」としつこい。
同じ説明を薬剤師がするも、「慣れていたのにどうして変えるのか」と繰り返すばかり。

「無くなったものはしゃーないのに」と言ってやりたかったが、グッと我慢。

理解力が無いのか、変化を受け入れられないのか、こういうのもカスハラと言うのかな?

 

画像は昨年の10月19日、通院の日。ロビーからの風景。

 

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2024.10.16

長野まゆみ【レモンタルト】

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講談社文庫 な76-3
長野まゆみ/〔著〕 
出版社名 講談社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-06-277373-7
(4-06-277373-2)
税込価格 682円

 

「もう、ずっと前から義兄(あに)のことが好きだった」。もどかしい恋の行方と日常にひそむ不思議を、軽やかに紡ぐ連作集。

 

たった一人の身寄りだった姉を亡くした「私」は、姉の夫だった人と隣り合わせで住んでいる。

「長野まゆみ」ワールド全開というところだろうか。いや、著者については殆ど知らない。
【鳩の栖】を読んで、もっと読んでみたいと思って何冊か購入した。

駅を出たら雨で、つい差し出された傘を受け取ってしまって奇禍に遭う【傘をどうぞ】から始まり、何とも不思議な話が展開されていく。
BL感満載とも言える。

 

その「私」は何故か、理不尽な目に逢い続ける。まるで世間全体が彼をいたぶっているかのようである。
ところが、そんな現場に必ずと言っていいくらい、義兄が助けに現れる。

義兄の母親はじめ、周囲の大人たち(?)がやけに物わかりのいいことに違和感を覚えた。この世代の人って、もっと偏見があるのでは?

 

何となく食傷気味になって、(せっかく買った)他の本はしばらくお預けにする。

 

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2024.10.15

日記買う

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「日記買う」は冬の季語だが、今や9月に入ると、あちこちで次の年の手帳やダイアリーが売られ始める。

情報が入るたびに、そのサイトへお邪魔し、ひどいときは(?)ポチったりする。

服にしても、なるべく定番で「余計なものを買って増やさない」というのが推奨される昨今だが、果てしてそれでいいのだろうか?

年を重ねると、むしろ刺激が必要なのではないか、と勝手な理論をふりかざしてみよう。

そう、「これ良さそう」と思ったら、挑戦するのもボケ防止になるのでは??(単なる言い訳???)

 

画像は昨年の10月15日。コスモスは早すぎました。

 

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2024.10.14

池澤夏樹編【来たよ! なつかしい一冊】

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池澤夏樹/編 寄藤文平/絵 
出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-620-32812-6
(4-620-32812-X)
税込価格 1,980円

人気作家たち50人が夢中で読んだ〈わたしだけの一冊〉とは。毎日新聞好評連載「なつかしい一冊」の書籍化シリーズ最新作です。   

 

50名が選んだ50冊の本なのだが、実はあまり知っている方はいない。

飯間先生のTweetで知ったのが【ことばの歳時記】で、この本は購入した。

 

大きく三つの分野に分かれていて、
1 はじめての本
2 笑顔をくれる本
3 たのもしい本

選者は知らないが、選ばれた本はお馴染みのものが多かった。

 

以下、目次から、「もう一度読んでみようかな」と思うものをいくつか抜粋。

荻上チキ・選『こころ』
彩瀬まる・選『太陽の子』
グレゴリー・ケズナジャット・選『風立ちぬ』
飯間浩明・選『ことばの歳時記』
浜崎洋介・選『車輪の下』
櫻井寛・選『終着駅』
けんご・選『老人と海』
影山貴彦・選『父の詫び状』

 

乗代雄介・選『人間とは何か』だが、これは著者の【旅する練習】からの影響だ。

 

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2024.10.13

被団協へのサプライズ授賞、39歳委員長が抱く少年時代の「記憶」

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被団協へのサプライズ授賞、39歳委員長が抱く少年時代の「記憶」

ウクライナや中東関係が授賞されるのではという見方が多かった。被団協を推す声は見受けられなかったという。

そんな中、若き委員長は「記憶の継承」を重視し、今回の授賞につながった。

 

受賞理由全文はこちら  ↓

日本被団協にノーベル平和賞 授賞理由全文

 

画像は13年前の10月13日。日本橋麒麟の像。

 

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2024.10.12

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店4】

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小学館文庫 う15-5
上田健次/著 
出版社名 小学館
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-09-407398-0
(4-09-407398-1)
税込価格 803円

 

大人気「文房具」小説、待望の第4弾!
(底本 2024年10月発行作品)とのことで、購入したときはまだ紙本はなかった。

 

待望の第4巻。

しかし今回もほしくなるもの満載で、危ない、あぶない!

 

アルバイト先の教育係とその娘と親しくなり、若いお父さん(継父)になった主人公。
そのときの娘が結婚するにあたってのプレゼントを買いにきた【リボン】が好きだな。

 

推しの企業バレーボール選手の引退から回想に入る【スクラップブック】もよかった。
最後に、その推し相手も自分を認識していてくれたところでは、グッときた。

 

我が儘な企業主の娘の陰謀で退職を余儀なくされた「おやじさん」から貰ったLAMYのボールペン。
今回は前編、「四宝堂」の店で買いに来た人が回想にふけってしまい、うっかり店主の話を聞いていなかったという共通点があった。

最終話では良子のお見合い話まで出てきて、硯がやきもきするのが楽しい。
実は「ほほづき」の現マスター(良子の父)にも、同じような若き日があったのだった。

もしかしたら、最終話になるのかもしれない。

 

 

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2024.10.11

関西テレビ「木曜Clip」

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ラジオ関西に、「木曜Clip」という番組がある。

その木曜日は、清水健アナウンサーと、今月からは落語家の桂米舞さんが担当だ。

清水健アナウンサーは、元読売テレビのアナで、現在はフリーアナウンサーだ。
この方とご長男出産後まもなく亡くなられた奥さまのことがきっかけで、知るようになった。

桂米舞さんは、米團治さんの4番弟子。師匠初めての女性の弟子だ。
今は師匠宅に住み込みで勉強中の身である。

先週、初日の放送を聞いた。数日後、最初の方の動画もアップされていて、それも観た。

いい意味での緊張が伝わってきていたが、臆せず堂々としていて、しかし礼儀正しく、いい感じだった。

途中師匠からの電話が入ったりして、これには清水アナの方が緊張してらしたようだ。

放送中にも触れられていたが、動画で見ると米舞のまっすぐな姿勢が非常にきれいで好ましかった。

radikoではしばらく聞けるので、毎週の楽しみが増えた。

 

画像は13年前の10月12日。特急「しなの」の車窓から。

 

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2024.10.10

長野まゆみ【鳩の栖】

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集英社文庫
長野まゆみ/著 
出版社名 集英社
出版年月 2000年11月
ISBNコード 978-4-08-747124-3
(4-08-747124-1)
税込価格 440円

切ない別れ、そして残された者の喪失感。少年たちの孤独とあわい愛情、はかない命の凛々しさを鮮烈に描く珠玉の短編集。

 

再読

表題作【鳩の栖】については、前回触れていなかった。

水琴窟に出会ったのは、つれあいと泊まった郡上八幡の宿が最後だったような気がする。

転校することが多い操は、今回もヒッソリと学校生活を送るはずだった。

ところが思いがけず声を掛けてくれた樺島のおかげで、楽しいときを過ごすことが出来た。

しかし、操は樺島のことを何も知らなかった。

結局、水琴窟の美しい音色については語られていたが、樺島の病気のことは何も判らなかった。

「鳩の栖」とは、その樺島の伏せていた部屋のこと。

余韻が残るというよりは、物足りなさが勝った。

 

あとは、前回と同じような感想を持った。

やはり、【夏緑陰】が好きだ。

 

 

関連記事

【鳩の栖】(11.12.06)

 

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2024.10.09

よしながふみ【きのう何食べた?】

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モーニングKC
よしながふみ/著 
出版社名 講談社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-06-536727-8
(4-06-536727-1)
税込価格 792円

今回のメニューは…パエリア、ブルーベリーチーズケーキ、鶏もも肉のみそ豆乳鍋、カニかまとじゃがいもとほうれん草のグラタン、鶏肉とかぶのねぎごまあんかけ、鯛茶漬け、赤飯、夏おでんなど。

 

朝日新聞夕刊に出た記事を読んで、たまらずポチってしまった。

しばらく読んでいなかったが、あの二人はそのままだった。

飛ばしている間に、小日向さんとジルベールは結婚して、しかもヨーロッパへ新婚旅行に行ってきたらしい。
例によって嫌みたっぷりの、ジルベールの自慢話が続く。

読む本と違ってコミックが実写化されていて困るのは、俳優さんのイメージが絵と違う場合だ。
今回も、小日向さんはすっかり山本耕史でインプットされているから、少々違和感があった。

やはりお料理の数々がおいしそうなのは当然として(みそ豆乳鍋はこの冬にしよう、夏おでんは来年だな)、今回はケンジの奮闘ぶりが目立った。

四人の中で一番年長のシロさんは、還暦を迎えてしまった。
職場からは花束を貰ったシロさんだが、ケンジは何やら企んでいるらしい。

それが、「還暦おめでとうサプライズパーティー」だけでなく、二人の結婚式だった。

しかも、これまで登場した人たちをみんな招待している。

ケンジへの拒否感を示していたシロさんの母も、出席して祝ってくれた。
ケンジの母や姉たちは本当によい人たちだから、双方打ち解けることも出来たようだ。

何だか最終巻のような感もあるが、このあとはどうなるのだろう。
表紙絵が素敵だったが、これは結婚式の衣装だったのだ。

 

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2024.10.08

MLB PS

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MLBのナ・リーグの地区シリーズが、5日から始まった。

第1戦は大谷の素晴らしいホームランで、ドジャースの勝ち。

第2戦は、ダルビッシュが登板。対大谷は3回とも抑えて、この日はバドレスが勝利し、ダルさんは勝ち投手になった。

両日とも、いい結果でよかった、よかった。

 

画像は13年前の10月7日。徳山駅前だと思う。

 

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2024.10.07

年を重ねるゲイ・カップル、続く日常こそ希望

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(水上文の文化をクィアする)年を重ねるゲイ・カップル、続く日常こそ希望

土曜日の夕刊で読んだ。

シリーズ最初の頃は紙本で読んでいて、シロさんの料理を真似て作ったりしていた。

いや、この記事で言いたいのはそこではなく、17年間で23刊の出版で、二人も周りも変わっていく様子が描かれていることだ。
当初は今ほど、世間でクィアに理解がなく、シロさんの頑なな態度がむしろ当たり前だった。

それがここ二・三年で、かなり共感を得ている部分もある。
ドラマ化でより判りやすく描かれた影響もあるだろう。

かなり飛んでしまったが、最新刊を買おうかな。
表紙絵、かっこいいなぁ。西島さんを想起してしまう。

 

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2024.10.06

西村京太郎【十津川警部「目撃」】

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著者:西村京太郎
価格:616円
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-04-101193-5
(4-04-101193-0)
税込価格 616円

東京の高級マンションと富山のトロッコ電車で、いずれも青酸カリを使った殺人事件が起こった。事件の被害者に共通するものは何か? 捜査の指揮を執る十津川警部は、事件の背後に政財界の大物の存在を知る。

 

【十津川警部とたどるローカル線の旅】を読んで、購入した本。

次期総理と目される人物の不祥事を隠すために、「目撃者」を抹殺していくダークな話。

さまざまな思惑も絡み合って、なかなか本筋にたどり着かない。

「ローカル線の旅」としては、富山のトロッコ電車が登場する。
秘境の温泉宿から見えるトロッコ列車。見てみたいものだ。

 

関連記事

【十津川警部とたどるローカル線の旅】(24.08.08)

 

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2024.10.05

火垂るの墓、世界で高評価

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火垂るの墓、世界で高評価 「悲惨だが、忘れられない傑作」 ネトフリ一斉配信、戦火相次ぐ情勢で共感

7,8年前までは、夏になると必ずテレビでこの作品を放映していた。
でも、毎年は観られなかった。辛すぎた。

これは著者の体験に基づいていると言われている。
実際には、著者はこの少年のように妹にやさしく接してなかったことを悔いていらっしゃる。

原作の冒頭は「省線三宮駅で一人の少年が亡くなっていく」ところから始まっていたのではなかったか。

 

画像は、Wikipediaにあった「発光するホタル」。

 

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2024.10.04

奥田英朗【家日和】

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集英社文庫 お57-3
奥田英朗/著
出版社名 集英社
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-08-746552-5
(4-08-746552-7)
税込価格 682円

今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。

 

結構シンドイ話を読んでいたので、息抜きを兼ねて著者のユーモア小説を再々読。
前回・前々回は13年前と9年前だった。中身は完全に忘れているが、読んでいくうちにほぼ思い出した。

当時とは少し違う受け取り方が出来て、おかしかった。

一番好きなのは、【ここが青山】かな。妻が出来すぎているというか、主夫業に励む夫も嫌みがなくていい。
「おとうさんの かいしゃ とーさんしたの」と無邪気に言う息子が可愛い。

【家においでよ】は、今回も面白かった。こんなお城は、男でなくても憧れる。
あらためて、社会に出たら男性も自分の好きなことは出来なくなってしまうのだなと、多少同情の念が湧く。

最後の【妻と玄米御飯】は、著者ご自身のことではないだろうなと心配になってくる。直木賞作家だし。
しかし書いてあることは楽しく、あまりにも極端な健康志向は却って心身に悪いような気もする。

 

伊良部先生シリーズも読み直そうかなぁ。

 

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2024.10.03

佐々木譲「道警シリーズ」

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森博嗣の「S&Mシリーズ」が一段落して、佐々木譲の「道警シリーズ」に戻って来た。

戻ってきたとは言っても、実はまだ新装シリーズの二冊と、それと知らずに読んだ【真夏の雷管】のみだ。

著者の作品は読了語切なくなるものが多く、どんどん連続して読むのは辛い。

 

関連記事

【真夏の雷管】(21.06.17)

【笑う警官】(24.08.04)

【警察庁から来た男】(24.09.12)

 

画像は【真夏の雷管】の表紙カバー。この少年が幸せになってくれますように。

 

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2024.10.02

【コモンプレイス手帳のつくりかた】

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MiiCHOS/著
出版社名 日貿出版社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-8170-8275-6
(4-8170-8275-5)
税込価格 1,980円

「コモンプレイス」はルネサンス時代に広く親しまれた情報整理術のことで、哲学者などが情報を書き留め知識として補完しておくために利用されていました。SNS時代に手書きの情報整理術が自由度や創造性の高さから注目されています。

 

10月最初のレビューが、手帳(ダイアリー)関係とは(苦笑)。

ルネサンス時代からあるというのが不思議なのだが、この手のノートには、多分初めてお目にかかるのでは?

実は先日から、本書をほんのちょっぴり真似て、小さなシールを貼ったりしている。
このシールは、「KEY」という記号を可視化するためにあるようだ。

自分で書くことに幾つかの「KEY」を設けて、それに色シールを割り当てる。
忘れないように、どこかに記しておく。途中で変更してもいいようだ。

そのシールを貼るために、ノートの縦線を引いて区別する。確かに目立つが、そこまでスペースを取ってしまっていいのかな?

で、そのあとはドンドン書き込んで行くというイメージ。

活用するためには、筆記具やマーカー・定規など、周辺のものも必要そうだ。

 

そうそう、10月からは「LEUCHTTURM1917/ロイヒトトゥルム」を使おうか随分悩んだのだが、まだしばらくは「モレスキン」でいこう。
ソフトカバーで軽いし、携帯性もあるから。

結局自分にとって、軽いというのは大きなポイントになる。

さてこの【コモンプレイス手帳のつくりかた】だが、書きながらもう少し真似をしていこう。

 

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2024.10.01

9月の読書メーターまとめ

9月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:6050
ナイス数:1560

有限と微小のパン: The Perfect Outsider (講談社文庫 も 28-11)有限と微小のパン: The Perfect Outsider (講談社文庫 も 28-11)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-2281b0.html
実は本書も、20年ぶりの再読です。今回は萌絵の暴走もなく、真賀田四季に振り回されていました。一緒に旅行した女子大生が、結構活躍しています。
読了日:09月30日 著者:森 博嗣


笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE: Mathematical Goodbye (講談社文庫 も 28-3)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE: Mathematical Goodbye (講談社文庫 も 28-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-1f3c27.html
これも20年ぶりの再読。前回は中で出てくるクイズに挑戦して解けたのに、今回は無理そうです。
オリオン像の謎については、想定内でした。
読了日:09月29日 著者:森 博嗣


冷たい密室と博士たち: Doctors in Isolated Room (講談社文庫 も 28-2)冷たい密室と博士たち: Doctors in Isolated Room (講談社文庫 も 28-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-2a6441.html
最近著者の本を3冊ほど読んだのが契機で、20年ぶりに再読してものです。
犀川先生のヘビースモーカーぶりが、かなり気になりました。萌絵お嬢さんの服に匂いが付くのではないでしょうか。
萌絵から「ヘルプ」が来てからの先生の行動は、カッコ良かったです。
読了日:09月28日 著者:森 博嗣


数奇にして模型 (講談社文庫 も 28-10)数奇にして模型 (講談社文庫 も 28-10)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-726ee6.html
これも20年ぶりの再読です。やはり同じような感想を持ちました。犯人が許せません。
そして、金子君がいいですね。
読了日:09月28日 著者:森 博嗣


封印再度 (講談社文庫 も 28-5)封印再度 (講談社文庫 も 28-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-f7ce98.html
20年ぶりの再読ですが、感じたことはさほど変わっていません。
「死」を前提として受け継がれる「箱」と「鍵」。やはり当事者は怖いでしょう。そして、それに反発した新しい当主の気持ちがよくわかります。
読了日:09月26日 著者:森 博嗣


モダンタイムス(下) 新装版 (講談社文庫 い 111-9)モダンタイムス(下) 新装版 (講談社文庫 い 111-9)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-693c99.html
本書を通して、著者が本当に伝えたかったのは何なだったのでしょうか?
【魔王】の時は素直に「怖いな」と思えたのでしたが、今回は上下巻と長い故か、話がこんがらがって理解しにくかったです。
読了日:09月24日 著者:伊坂 幸太郎


モダンタイムス(上) 新装版 (講談社文庫 い 111-8)モダンタイムス(上) 新装版 (講談社文庫 い 111-8)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-238d85.html
【魔王】から半世紀後の世界を描いています。著者は、何を暗示しようとなさっているのでしょうか?
読了日:09月22日 著者:伊坂 幸太郎


滅私(新潮文庫)滅私(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-543ec7.html
冴津は極端に何も持たない「ミニマリスト」で、外で貰ったものは帰宅し次第捨てています。そしてミニマルな暮らしを啓発することを仕事にしていて、その仲間たちとの交流もあるのですが……。
彼が自分の暮らしに矛盾を感じ始めてからが、面白かったです。
読了日:09月20日 著者:羽田圭介


いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-125f3f.html
再読での気づきも少しありました。
このあと何故リバウンドなさったのか、不思議です。今は、この「書くダイエット」そのものも否定していらっしゃるとか。
読了日:09月20日 著者:岡田 斗司夫


影踏み (祥伝社文庫 よ 5-1)影踏み (祥伝社文庫 よ 5-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-a1e76f.html
再読
今回の方が辛かったです。最期はほのかな希望が持てますが……。
読了日:09月16日 著者:横山 秀夫


新版 お金の減らし方 (SB新書 657)新版 お金の減らし方 (SB新書 657)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-26c97b.html
「ギャンブルはお金を減らすのに最適」だといった言葉が刺さります。
読了日:09月14日 著者:森 博嗣


「手帳ブログ」のススメ: 日々の記録から成功を引き出すブログ術「手帳ブログ」のススメ: 日々の記録から成功を引き出すブログ術感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-078d56.html
前回は本が届いた日に書いたので、読後感ではなかったのです。ブログを始めて20年経ち、あらためて自分なりのスタイルを見つけていこうと思います。
読了日:09月11日 著者:大橋 悦夫


警察庁から来た男 (ハルキ文庫 さ 9-3)警察庁から来た男 (ハルキ文庫 さ 9-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-0260d8.html
道警シリーズ第二弾。佐伯と津久井は、別々に同じ事件を追っていきます。それらが合わさったとき判った事実は、信じられないものでした。こんなことが実際にあったら、本当に怖いです。
まさに一気読み、一日で読んでしまいました。
読了日:09月10日 著者:佐々木 譲


奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と)奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-ab739b.html
一ノ瀬が捜査一課へ上がって、一年。その間、登場人物たちに、色々動きがありました。刑事として、随分成長しました。
また今回は、福島へ移った城田も、捜査に参加しています。
伝説の人として鳴沢の名前が出てきて、ビックリしたり嬉しかったり。
読了日:09月04日 著者:堂場瞬一 著


ほぼ日手帳公式ガイドブック2025ほぼ日手帳公式ガイドブック2025感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-0a93bd.html
ほぼ日手帳は好きなのですが、方眼のメモリが小さいのがネック。それだけの理由で、買わなくなったのです。
それでも、他人様の手帳の使い方をのぞき見するのは楽しいものです。
読了日:09月02日 著者:

読書メーター

 

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