太田忠司【名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く】
太田忠司/著
ハルキ文庫 お4-5
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7584-4395-1
(4-7584-4395-5)
税込価格 726円
名古屋の魅力満載の、ご当地連作ミステリー!
こうしたシリーズものは、読んでいるときには登場人物の説明などが煩わしいが、今回のように空いてしまうと、前巻・前々巻での紹介を覚えていないことが多い。
それはさておき、龍は悩んでいる。考えすぎだと祖母は言うが。
「命」に関することでも、考えて、納得出来ないながらも折り合いはつけている。
今回は、「DAGANE」の編集者が、特集に「ひつまぶし」を取り上げることに抗議して、辞めてしまったことも関連してくる。
この編集者、たしかに自分の考えが受け入れられないと怒りまくり、周囲との協調性がなかった。
彼女の父との確執も、その性格に影響をおよぼしていたかもしれないのだが。
そうした事柄を挟みつつ、今回も龍は、ちょっとした謎を解いていく。
小倉トースト、また食べよう!
関連記事
【名古屋駅西 喫茶ユトリロ】(24.04.18)
【名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる】(24.07.30)
【名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く】(24.10.30)
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 中山七里【能面検事の死闘】(2024.12.02)
- 11月の読書メーター(2024.12.01)
- 北村薫【中野のお父さんは謎を解くか】(2024.11.30)
- 原田ひ香【あさ酒】(2024.11.26)
コメント