西村京太郎【赤い帆船 「十津川警部」シリーズ】
光文社文庫 に1-134
西村京太郎/著
出版社名 光文社
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-334-76552-1
(4-334-76552-1)
税込価格 838円
8月4日、内田洋一を乗せた「マーベリックⅠ世号」は、11ヶ月間にわたる単独無寄港世界一周を終え、油壺に凱旋した。一人の無名の青年は、一躍、現代の英雄になった。一方、高校からの同級生、村上邦夫は、同じヨットマンとして、内田に先を越された嫉妬と羨望に苛まれていた。それから2ヶ月後、内田が殺された。だが、真犯人と目された男は、時間と距離の鉄壁のアリバイに守られていた――。
78巻もある「十津川警部シリーズ」の記念すべき第1巻ということで、十津川はまだ警部補だ。
そして本書で登場するのは、物語が4割ほど進んでから。
その頃には、内田を殺したかとみられる村上は、「赤い帆船」に乗ってタヒチへのヨットレースに参加中だった。
鉄壁のアリバイを、十津川がどう崩していくか。随分回り道もしたが、彼の最初の信念は揺らがない。
しかしあまりにもたくさんの人が死んでしまうのは、お手軽すぎる気がする。
中には事故のような不幸なものもあったが、これでは犯人は超悪人だ(実際そうなのだが)。
今回意外だったのは、十津川の上司が理解を示す人であったこと。
あの、いつも上ばかり見ている課長は、まだ登場していない。
このシリーズ、何冊か読んできたが、抜けているものを追いながら、ボチボチ埋めていこうかな。
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