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2025.01.31

有栖川有栖【砂男】

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文春文庫 あ59-4
有栖川有栖/著 
出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-16-792322-8
(4-16-792322-X)
税込価格 880円

江神二郎と火村英生が一冊で競演する、贅沢なミステリ作品集。

 

単行本未収録の短編集とのことだ。

「前口上」として【海より深い川】と【砂男】について書かれている。【海より深い川】は他の短編にアイデアを流用したとある。

しかし【女か猫か】と【作家とその弟子】は、確かに読んだことがある。

【推理研VSパズル研】は、久々に江神さんの冴えた推理を楽しめた。

表題作【砂男】は、かなり気味の悪い話だった。

最後の【小さな謎、解きます】は、面白かった。少々意表をつく謎解き。ちょっと沢崎探偵を思い出したが、彼の活躍とは全然関係ない。

「柿」と「杮」、確かに似て非なる字だなぁ。これをスマホの画面で認識するのは、かなり難しかっただろう。

 

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2025.01.30

ドクターイエロー、ラストラン 「ありがとう」の声に見送られ引退

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ドクターイエロー、ラストラン 「ありがとう」の声に見送られ引退

たった一度、出会っただけだったなぁ。

名古屋の「リニア・鉄道館」には、今でもあるのでは?
以前行ったときに見たと思うが。

 

画像はWikipediaからお借りしました。

 

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2025.01.29

菰野江名【さいわい住むと人のいう】

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菰野江名/著 
出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-591-18296-3
(4-591-18296-7)
税込価格 1,870円

ある日、豪邸に住む高齢の姉妹が二人とも亡くなった。
老姉妹は、なぜこんな豪邸に二人だけで住んでいたのか―?

地域福祉課に異動になった青年・青葉が紹介されたのは、大きな屋敷に住む八〇歳の老女・香坂桐子だった。桐子は元教師で顔が広く、教育から身を引いてからも町の人から頼りにされていた。妹の百合子と二人だけで暮らしているという――。

 

2024年から20年ずつ逆算して、姉妹とその関係者の話を追っていく。

冒頭は二人の死が描かれているが、その次、20年前に登場するのは、夫のDVから逃れてきた女性とその息子。
独立した話のようでいて、それらは後に繋がってくる。

地域福祉課の青葉は、赴任後初めて訪れた姉妹宅で、二階の部屋から庭の桜を眺める。
その桜の樹は、姉妹の姉のほう桐子の教え子が、新築祝いに贈ってくれたものだった。
桜に、なぜか懐かしさを覚える青葉。彼の下の名前は、敢えて書かれていないのだろう。

姉妹は戦災孤児で、親類中をたらい回しにされて育った。
いつか二人で暮らすことが、姉妹の目標になる。

桐子はそのために勉強して大学へ進学し、教師になる。
妹の百合子は、世話になった家の息子と結婚させられる。

「いつか妹を救って一緒に住む」というのが桐子の必死の思いだったのだが……。

お互い相手を気づかっているようで、微妙にすれ違いがある。
そのあたりの描き方がうまいと思う。

自分と同世代の姉妹のような境遇の子は、形は違えど周りにもいた。

 

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2025.01.28

中山七里【ヒポクラテスの誓い】

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祥伝社文庫 な21-1
中山七里/著
出版社名 祥伝社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-396-34210-4
(4-396-34210-1)
税込価格 737円

 死者の声なき声を聞く、迫真の法医学ミステリー!

 

一見独立した話が続く短編集。

研修医の真琴は、指導医の指示で法医学の現場にやられる。

そこには偏屈な光﨑教授と、アメリカからきた准教授のキャシーがいた。
真琴は光﨑から既往症のある遺体が出たら教えるよう、指示される。

一方浦和県警の古手川も、事件に関わって行く。

それぞれが関係ないようで、実は大きく繋がっていく。

5つの死体が騙る真相。

一つ一つを、もっとキチンと再読したい。

「代理ミュンヒハウゼン症候群」という言葉も初めて知った。でも、認められたい病ということなら解るかも。

関係ないが、本書ではちゃんと「立ち居振る舞い」と表記してあった。最近「立ち振る舞いというのをよく見るので、少々溜飲を下げた(って、何に?という話だが……)。

 

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2025.01.27

梅宮アンナさん、乳がん治療の体験語る

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梅宮アンナさん、乳がん治療の体験語る

こういう方が積極的に発信して下さるのは、非常にありがたい。同じ「3A」だったし。

自分の場合は、抗がん剤が使えないという状態で、かなりシンドイ面があったのだが。

 

画像は12年前の1月28日。場所はどこだか判らない。

 

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2025.01.26

【有栖川有栖に捧げる七つの謎】

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文春文庫 あ59-50
青崎有吾/〔ほか〕著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-16-792297-9
(4-16-792297-5)
税込価格 1,067円

デビュー35周年記念! 一度限りの豪華トリビュート作品集


「デビュー35周年記念!」ということで、レジェンドへのリスペクトを胸に抱いた人気作家7名の競演という体裁を取っている。
ただ、作中登場のアリスや火村が(こちらが抱いている)イメージとほど遠いものが多く、違和感を拭えなかったという印象だ。

「山伏地蔵坊」が江神さんではないかという説があるが、これは受け入れたくない。
なぜなら、この地蔵坊、居酒屋で旅の話をして「一宿一飯」ならぬ「一飯」にありつくのだが、客たちからやや軽んじられているような印象を受けるからだ。
江神さんは、もっとカッコ良くいてほしかった。

と、これは本書とは関係ない話。

本作で取り上げられている地蔵坊は更に年を経ているので、余計に違和感があった。

「有栖川有栖が嫌いな理由」は、こう来ましたかという感もあるが、予測できる範囲ではある。

 

有栖川さんご自身の解説が、何となく気を遣っていらっしゃったのでは?と感じてしまった。

ま、遊びだからいいのか?!

 

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2025.01.25

ドラマ「十角館の殺人」最終話

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第4話で、犯人を示す「あの一行」が示された。
最終話は、その犯行方法などが語られる。ラスト部分が、原作とはやや違った。

どちらにしても「かなり逆恨みだし、ここまで大量殺人しなくても」という印象があったのだが……。
彼女の本心を聞いて、動揺する犯人。そう、あの日帰ってしまった犯人を、彼女は恨めしく思ったのではないか。
だから、少々無理して飲酒し、結果心臓麻痺を起こした。決して、部員たちが強制的に飲ませたのではない。

犯人が自戒するように、彼こそが殺人者だ。

 

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2025.01.24

原田ひ香【財布は踊る】

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新潮文庫 は-79-2
原田ひ香/著
出版社名 新潮社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-10-103682-3
(4-10-103682-9)
税込価格 781円

月2万。その貯金が、あなたの人生を変える。
今より「ちょっとだけ」でもお金が欲しい人にエールを送る超実用小説。


これも、宮部みゆきの【長い財布】(?)と似ている。
色々な財布ではなく、一つの財布が持ち主を変えつつその「主人」の生き方に関わっていくというもの。

冒頭作【財布は疑う】の主人公みづほの夫には呆れる。

みづほは夫から月5万円だけ貰って、生活費をまかなっている。おまけに自分の小遣いもそこからの出費になる。
工夫して節約した料理を提供し、自分ではルイ・ヴィトンの財布がほしくて必至で貯めている。

外食費などは夫持ちだが、彼はカードで決済し、しかもそれがリボ払いであることにも気づいていない。
そして夫の借金(リボ払い)を母の援助も得て返したみづきは、泣く泣く財布をメルカリで売ってしまう。

このみづきは続く物語でも度々登場する。

続く【騙る財布】では、みづきの財布をメルカリで購入した文夫が、それを餌に同期生にうまい話(詐欺なのだが)を持ちかける。

その相手野田は、文夫の隙を突いて財布を盗んでしまう(【盗む財布】)。

と何だかあまり縁起のよくないルイ・ヴィトン。

財布はその後も、ファイナンシャルプランナーのところや奨学金で悩む女性二人のところへ行く。

読んでいて、あまり楽しい話ではなかった。

「超実用小説」というのとは、違うのではないかな?

 

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2025.01.23

イチロー氏 殿堂入り

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イチロー氏、米殿堂

大丈夫だと思っていても、決まったから嬉しい。

おめでとうございます

 

あの、30年前の日本シリーズを思い出す。

 

画像は7年前の今日、穏やかな日和。

 

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2025.01.21

大阪メトロ中央線の延伸区間、開業前に試乗会 新駅の見学も

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大阪メトロ中央線の延伸区間、開業前に試乗会 新駅の見学も

 

なんやかや言いつつも、大阪万博開幕まであと3ヶ月弱になった。

夢洲にある府庁には、書類持参で4・5年通った(今は当市で可能になった)。

地下鉄中央線でコスモスクエア駅まで行き、乗り換えが必要だった。

それが中央線延伸で、直接行けるようになるらしい。
大阪駅からも直接行けて、30分しかかからないらしい。

 

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2025.01.20

古内一絵【東京ハイダウェイ】

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古内一絵/著
出版社名 集英社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-08-771868-3
(4-08-771868-9)
税込価格 1,980円

ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。
ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた6つの物語

 

冒頭作【星空のキャッチボール】では、愚直に「真面目な働き方」をしている桐人は、何事もそつのない直人に馬鹿にされ、昼休みにプラネタリウムにたどり着く。
普段黙々とただ仕事をしている璃子が入っていくのを見かけたからだ。

「プラネタリウムで寝ていると、逢いたい人に会える」と璃子は言う。

プラネタリウムという思いがけない「ハイダウエイ」を見つけて、読んでいる方もホッと出来た。
長いこと、プラネタリウムには行ってないなぁ。あの、夕暮れの景色から「月」を消し、次第に暗くなってやがて星空がドームいっぱいになっていった時の驚きは、今も覚えている。

璃子に、桐人の仕事のリピーターは徐々に増えていると言われてやや自信を取り戻した桐人だった。

 

こうした単発の短編集かと思いきや、連作ものだった。

二作目【森の箱舟】でも直人は登場し、自信満々に色々な場を仕切る。

今回は、彼らの上司にあたる恵理子。中間管理職という難しい立場にいる彼女は、実は家計を支えている。
夫は家事は得意だがのんびりした性格で、忙しすぎる職場に疲弊していたのだ。

これまでの常識(?)と逆な立場で働く恵理子は、その「常識」に振り回される。
「お弁当はお母さんがつくるもの」と保育園児の次男にまで言われるありさま。

ここで登場する夫には腹が立つ。

しかも夫と義母が、次男に「お母さんは次男のことを手抜きしている」とまで言われて切れてしまう。帝王切開したことも、「普通」でないと思われているのだ。

そんな思いのまま、一日会社をさぼって赴いた場所で、恵理子は「第五福竜丸」に出会う。
あの被爆した船がこんな形で保存されていたとは、知らなかった。
当時は随分騒がれたものだが。

と、同じような話が続くが、やがて実直な働きが実を結び……という結構ハッピーエンド的な話だった。

最後に璃子の話もあり、ふたりの距離も徐々に近づいていくようだ。

 

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2025.01.19

ドラマ「フォレスト」

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「フォレスト」が始まるよーというTweetがかなりあったので、どうしようかと迷っていたのだが……。
正直連ドラはめんどーだなという気持ちが強い。

しかし岩ちゃんやしー、1回だけ観てみるかということで視聴。

単純な恋愛系ドラマと思いきや、かなり変わったサスペンスのようだ。

ダブル主演の比嘉愛未演じる楓と同棲中の岩ちゃん演じる純。
しかし二人とも、なにか秘密を抱えていて……。 という設定。

楓の実家というのがスゴイ。
この家の様子を見ただけで引いてしまうが。

さて、今日はどうしよう?

 

タイトルにちなんで、「森」の写真をば。

 

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2025.01.18

佐々木譲【憂いなき街】

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ハルキ文庫 さ9-8
佐々木譲/著
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-7584-3930-5
(4-7584-3930-3)
税込価格 726円

札幌市内で起きた宝石商の強盗事件を追っていた機動捜査隊の津久井卓は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」でピアニストの安西奈津美と出会う。彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズへの出演を控えていた。ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。

 

随分前に読んだのだが、切なくて書けなかった。
細部は殆ど忘れてしまったが、記録としておこう。

津久井がようやく認められて機動捜査隊に所属できるようになった。道警シリーズも7巻目になる。

奈津美の過去のせいでそれ以上親密になることが叶わない、津久井の葛藤。

しかし奈津美は傷心のはずなのに、なぜ出会いを求めてホテルから出てウロウロしていたのか?そのせいで容疑者になってしまったのに。
この点には不満が残る。

最後、奈津美の弾くピアノを聞きながら、そして奈津美の視線を感じながら会場を去る津久井。
ラスト場面では、ジャズバーでひとりピアノを弾く津久井。

そんな「津久井の純情を応援するんだ」という、佐伯と仲間たちの存在が心地よい。

 

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2025.01.17

ドラマ「十角館の殺人」つづき

 

 

第3話・第4話を観る。

以下、ネタバレあり。

 

河南と島田のいる本島と、6人が渡った島の話が交互に出てくる。

島では、アガサに続いてルルウが殺され(彼だけは屋外で撲殺)、残るはエラリイ・ポー・ダインだけに。
そのポーも、タバコに仕込まれていた毒で死ぬ。

そして館が燃える。

警察の見解では、エラリイが全員を殺して焼身自殺したことになる。それは可愛そうだというコメントをどこかで見たが。

 

最後、島田の兄と出会った河南と
島田の兄が問う「君のあだ名は?」で河南は「コナン」と応え、ここで「あの一行」が。
「彼」はおもむろに眼鏡を取り、髪で顔を隠すが、そこまで見せる必要はあったかな?

映像だけを観ていた人は、もう判ったのではなかろうか。島の彼は、少々不自然だったから。

さて第5話は、彼の動機や方法が語られるのだろうが、もういいやという気にもなった。

それにしても、少々逆恨みの寒を感じてしまった。
自分が最後まで彼女に寄り添っていたらよかったのだから。

 

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2025.01.16

宮嶋未奈【婚活マエストロ】

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宮島未奈/著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-16-391908-9
(4-16-391908-2)
税込価格 1,760円

40歳の三文ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を書く仕事を引き受ける。安っぽいホームページ、雑居ビルの中の小さな事務所……どう考えても怪しい。


著者の【成瀬は】が面白かったので、読んでみた。

舞台は「ドリーム・ハピネス・プランニング」という婚活事業社。
そこの社員鏡原は、「婚活マエストロ」と呼ばれているらしい。

しがないライターの猪名川健人は、そこの紹介記事を書く仕事を請け負って、パーティーに参加してみる。

ホテルを使った標準的なパーティーからシニア向けパーティー、果てはバスをチャージして琵琶湖のミシガン号に乗るイベントまで。
最初は恐る恐るだった猪名川も、次第に自分も婚活しようかと思い始める。
それは、鏡原に惹かれるようになっていく一歩でもあったのだが。

社長もなかなか謎の人物だし、話の展開も面白かった。

 

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2025.01.15

今年の「色の日めくりカレンダー」

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去年のカレンダーが綺麗だったので、今年も購入。
元旦の美しい風景と色に惑わされたとも言う(?)

しかし366色が出尽くした後では、何だかとってつけたような名前もあってイマイチだった。
いつぞや購入した色鉛筆も「300色」だったし。

今日の色は「苺色」。
そりゃあ、果物独自の色に名前を付けたら、何でもありになる。

 

画像は、その「元旦」のもの。これは確かによかったのに。

 

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2025.01.14

【デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士】

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文春文庫 ま34-1
丸山正樹/著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-16-790420-3
(4-16-790420-9)
税込価格 814円

今度は私があなたたちの“言葉”をおぼえる

荒井尚人は生活のため手話通訳士に。あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。感動の社会派ミステリー。

 

「法廷の手話通訳」というお仕事小説かと思ったのだが、途中で殺人事件に。

荒井は元警察の事務官で、辞めてからはアルバイトで生計をたてている。
恋人のみゆきは元同僚で、DVを受けて離婚している。

ハローワークで「何か技術を」といわれ、「手話」の資格を取った。
そこから、法廷手話通訳もするようになる。

更にNPOに乞われて、専属の手話通訳士になる。

荒井が手話を覚えたのは、その家族に理由がある。
自分以外の家族は、全員ろう者だったのだ。

「日本手話」という言葉も、当事者が自分たちを「ろう者」と呼んでいることも、初めて知った。

表紙の女の子は、みゆきの子どもだろうか?
三人が幸せに暮らせますように!

 

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2025.01.13

「亀田製菓」のおかき

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Twitterで「亀田製菓」のおかきがトレンド入りしていて、見に行ったら原材料についてだった。

亀田製菓に限らず、新潟のおかきだったら当然新潟産のお米を使っていると思っていたので、そういうこともあるのかと意外だった。

産地についてはキチンと書いてあるので嘘をついているわけではないのだが、消費者の思い込み利用(?)かなぁ。少々複雑。

 

画像は岩塚製菓の「黒豆せんべい」。おいしいのだ。またポチッとしそうになった。

 

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2025.01.12

三浦しをん【ゆびさきに魔法】

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三浦しをん/著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-16-391919-5
(4-16-391919-8)
税込価格 1,980円

育児中も、おじさんも、俳優も、ネイルのある毎日はいつだって幸せ

クスリと笑えて胸温まる――。しをん節炸裂! ザ・王道“お仕事”小説

まずは、カバーの美しさに心惹かれる。

ネイリストの月島は、「月と星」というネイルサロンを経営している。
その店の隣は居酒屋だが、そこの主は月岡を嫌っているらしい。どうもネイルに偏見があるようだ。

ところがその主の足指が巻き爪になって……。
というところから話が展開していき、月岡も店へ行くことに。

この居酒屋の料理が、またおいしそうだ。

見た目(ネイル)とおいしい料理と、二つながらに楽しめる。

本書を読むと、「キラキラしたネイル」ではなくても、爪のお手入れは大切だなと思わされる。

 

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2025.01.11

焦り

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いつの間にか、年が明けて旬日が過ぎてしまった。

年末までは「あと3ヶ月ある」と思えていたのが、どんどん日が経っていく。

焦っても仕方ない、やるべきことを「粛々と」こなしていくしかないのだが……。

 

画像は、12年前の1月12日。まだ工事中のフェスティバルタワーかな?

 

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2025.01.10

西村京太郎【新装版 殺しの双曲線】

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講談社文庫 に1-107
西村京太郎/〔著〕
出版社名 講談社
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-06-277338-6
(4-06-277338-4)
税込価格 968円

差出人不詳の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。しかし、深い雪に囲まれた山荘は、彼らの到着後、交通も連絡手段も途絶した陸の孤島と化す。そして、そこで巻き起こる連続殺人。西村京太郎初期作品中、屈指の名作!

 

本書の冒頭に「この水泳小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです」とある。

正々堂々とした挑戦である。にもかかわらず、見事に騙されてしまった。うまい!とか言いようがない。

綾辻行人の【十角館の殺人】はアガサ・クリスティの【そして誰もいなくなった】を想起させるが、実は本書が元であるらしい。

 

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綾辻行人【十角館の殺人 新装版】(25.01.06)

 

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2025.01.09

電車に乗る

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時折見る夢がある。

電車に乗れない夢だ。それも、必ずJRではなく私鉄の方だ。

夢と言えば、高校時代の試験の夢を見ることもある。

息子も、単位が取れない夢を見ることがあると言っていた。そんな羽目に陥ってことはないというのに。

夢は、無意識に恐れていることが現れるのかもしれない。

そして件の夢は、今年最初のもの(すなわち初夢?)だった。

 

画像は7年前の1月10日、伊吹山遠景。名古屋行きだったかな?

 

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2025.01.08

【月刊「東京人」 2025年2月号 特集「辞書と遊ぶ!」】

20252

出版社名 都市出版
発売日 2025年1月4日
雑誌JAN 4910167250254
雑誌コード 16725-02
税込価格 1,051円

話題のあの辞書の編纂者も多数登場!

 

特集「辞書と遊ぶ!」に惹かれて購入を検討していたら、Unlimittedであった。

こんなにもたくさんの紙辞書があったのかと、あらためて感心する。
しかしこれらはやはり紙本で読んだ方がよさそうだ。

中に「便利すぎる神アプリ  辞書 by 物書堂」があった。
これは自分でも使っていて、横断検索が出来て便利である。

しかし(当然だが)元の辞書を購入している必要はあるわけで、自分の場合「大辞林」「日本国語大辞典」「大辞泉」「NHKアクセント新辞典」が入っているが、「広辞苑」は独立したあぷりでしか使えない。

古い方のNHKアクセント辞典も、ウィズダムも、ここには収録されないようだった。

この「物書堂」についての便利な使い方もあったので、参考にしたい。

なーんだ、結局本来の目的では読んでいないことになってしまった。

 

「話題のあの人」については、また別記事にて。

 

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2025.01.07

年賀状

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寒に入り松も取れる時期の話題としてはどうかなと思うが……。

 

年賀状発売に合わすように、郵便料金の値上げがあった。

恐らくそのせいで、「年賀状じまい」をした人が多かったのではないか。
値上げ分の利益と減った年賀状分の損失と。どちらが多かったのだろう。

つれあいは5・6年前から「最後の賀状」だと書いていた。
自分は、もう何年も年賀状を出さないと決めていた。「年賀」そのものも終わりだと。

それでも、それを承知の上で賀状を下さる方がある。
学生時代の友人やこれまで出会った方、お仲間からも頂く。

ありがたいことである。

添え書きの「元気ですか」の一言がなつかしい。

メールやLINEで繋がっていない、年に一度の交流。
本当は、もっと大事にすべきものだと思う。

 

画像は9年前の1月8日。新年早々、会議があったらしい。

 

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2025.01.06

綾辻行人【十角館の殺人 新装版】再読

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新装改訂版
講談社文庫 あ52-14
綾辻行人/〔著〕
出版社名 講談社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-06-275857-4
(4-06-275857-1)
税込価格 946円

ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。
あの衝撃を再び!

 

ドラマ(前半)を観たものだから、「あの一言」を確認したくて後ろから読んでみた。
が、結局最初から再読することに。

すべて判ってから読むと、セリフ一つとっても意味がある。

初読のときは、エラリイの気取ったセリフが鼻についたりしたが、今は演者の顔が浮かんできて頬が緩む。

 

しかし、こうした復讐しかなかったのだろうか?
もっとも残された者たちを見ていると、まったく反省している風ではないから鉄槌を下したい気持ちは解るが。

 

そして、「誰もいなくなった」のだ。

 

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【十角館の殺人〈新装改訂版〉】(22.07.07)

【十角館の殺人】(05.05.13)

 

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2025.01.05

ドラマ「十角館の殺人」

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実写化不可能と言われてきた名作のドラマ化。

第一話と第二話を観た。何と、まだ続きがあって、それは「見逃し配信」ではまだ放映されていない。

犯人は知っているし、彼は早々と姿を現す。
そうであっても、肝心な点はうまく隠されており、この実写化は成功したと言えるだろう。

K大学推理研究会のメンバー(世界の名探偵を名乗っている)の個性も、うまく設定されている。

後半(第3部から第5部)が楽しみだ。

 

画像は、左が新装版、右は91年発刊のもの。

 

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【十角館の殺人〈新装改訂版〉】(22.07.07)

【十角館の殺人】(05.05.13)

 

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2025.01.04

帚木蓬生【花散る里の病棟】

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新潮文庫 は-7-32
帚木蓬生/著
出版社名 新潮社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-10-118832-4
(4-10-118832-7)
税込価格 880円

町医者こそが医師という職業の集大成なのだ――。時代の荒波を越え、地域に根ざし、つねに患者と共に戦い、涙し、喜ぶ開業医の心とは。病と命の現場に真摯に向き合う姿を抒情豊かに描きだして感動を呼ぶ百年の物語。

 

大正時代、「虫医者」として頼りにされた初代 保造。軍医として戦線を彷徨った二代目 宏一。地元で内科医院を開いた三代目 伸二。先端医療に取り組む外科医として、パンデミックに直面した四代目 健。野北家4代の物語。

それぞれの時代を行きつ戻りつ、4代に渡る町医者の遭遇した患者たちとの話が綴られている。

 

中でも二代目宏一の【兵站病院】が、フィリピンルソン島での壮烈な様子を伝えていてすさまじかった。
戦況が日々芳しくなっていく中、米軍の空爆を受けて逃げ惑う兵士たち。負傷して役に立たなくなった兵士に対し、上部は安楽死を指示する。そうではあっても殺人であることには変わりなく、その体験は宏一を生涯苦しめていた。

それでも敢えて幸運だったと思うのは、8月15日の敗戦をその日の内に知ることが出来たことだろうか。

 

三代目伸二が患者である元看護師から聞いた話【胎を堕ろす】にも、戦慄を覚えた。
大陸からに引揚げ中に犯されて妊娠した女性たちへの、国の方針としての堕胎手術のこと。

「国家というものはどのような時代であれ、詰まるところ国民に対する姿勢は変わらないのではないか?」との解説 佐野史郎氏の言葉が突き刺さってくる。

他にも記録しておきたい話ばかりだが、それはまた別記事にて。

 

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2025.01.03

2024年の読書メーター

2024年の読書メーター
読んだ本の数:187
読んだページ数:55289
ナイス数:18796

ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
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今回も、登場人物たちの言葉に癒されます。勿論、猫語にも。
読了日:12月31日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き (角川文庫)猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き (角川文庫)感想
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前回住民だった降矢が、大家になっての登場です。
そこへやってきたのが、元まんが家の結芽。あえなく挫折して、傷心を抱えての転居でしたが……。
まさに、「自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語」です。
年末に、いい本を読めました。
読了日:12月31日 著者:伽古屋 圭市
命の砦 (小学館文庫 な 13-9)命の砦 (小学館文庫 な 13-9)感想
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「病む人がいるなら、我々は断るべきではない。」という信念の元、あの2020年の医療を支え続けた医師たちの群像劇です。
読了日:12月28日 著者:夏川 草介
テミスの剣 (文春文庫 な 71-2)テミスの剣 (文春文庫 な 71-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-bd1976.html
本書の一つのテーマが、「冤罪」です。
恫喝と懐柔による自白強要。ねつ造された証拠物件。
ひとたびバレた時の、組織ぐるみの隠蔽工作。
しかし、その中にあって「間違いは二度としない」と決意した刑事がいました。
読了日:12月23日 著者:中山 七里
その復讐、お預かりします (双葉文庫 は 33-04)その復讐、お預かりします (双葉文庫 は 33-04)感想
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著者らしい、皮肉の効いた痛快な短編集でした。中で、遺産関連の話が一番面白かったかな。
読了日:12月23日 著者:原田ひ香
赤い帆船(クルーザー) 十津川警部 (光文社文庫)赤い帆船(クルーザー) 十津川警部 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-1bf340.html
78巻もある「十津川警部シリーズ」の記念すべき第1巻ということで、十津川はまだ警部補です。そして本書で登場するのは、物語が4割ほど進んでからになります。
読了日:12月22日 著者:西村 京太郎
仕事も人間関係もうまくいく放っておく力: もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫 ま 41-10)仕事も人間関係もうまくいく放っておく力: もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫 ま 41-10)感想
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目次を読むだけでほぼ内容が想像でき、中身もちょっと添え物的な説明があるだけでした。
読了日:12月20日 著者:枡野 俊明
君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)感想
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舞台が膠原病内科ということで、非常に興味深く、また中身については有益でした。
読了日:12月18日 著者:午鳥志季
自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-34ec99.html
自分だけのアンソロ-ジーを、編んでみたくなります。
読了日:12月14日 著者:北村薫
罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)感想
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再読ではなく、前回のつづきです。本書では、死刑制度についてもまた、考えさせられました。
読了日:12月12日 著者:薬丸岳
中野のお父さんの快刀乱麻 (文春文庫 き 17-14)中野のお父さんの快刀乱麻 (文春文庫 き 17-14)感想
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お父さんの推理は冴えまくっています。今回も、あまり知らなかった文芸界の裏側を垣間見ることが出来て、楽しかったです。
読了日:12月10日 著者:北村 薫
罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)感想
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ネグレクトは連鎖を生むのかと、暗澹とします。もう一つ死刑制度についても考えさせられます。
読了日:12月09日 著者:薬丸岳
歴史手帳2024年版歴史手帳2024年版感想
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後ろに収録されている、世界史と並列しての年表とか、日本歴代表や大名配置図、国宝・史跡の一覧といったものが楽しかったです。
読了日:12月08日 著者:
ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)感想
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ショートケーキにまつわる短編集です。
駅地下ビルのケーキ屋でアルバイトをしているカジモト君とその姉が出てくる、【ショートケーキ】と【騎士と狩人】が好きでした。
読了日:12月06日 著者:坂木 司
名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ (ハルキ文庫 お 4-6)名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ (ハルキ文庫 お 4-6)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-09a76f.html
ついに進路について決断した龍ですが、未来はなかなか厳しいようです。
今回もおいしい食べ物満載でした。
読了日:12月04日 著者:太田 忠司
能面検事の死闘能面検事の死闘感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-a53090.html
舞台が大阪なので知っている土地の話題も多く、物語に入り込みやすいシリーズです。
しかし今回は無差別殺人事件がテーマで、何とも辛い話でした。
読了日:12月02日 著者:中山 七里
中野のお父さんは謎を解くか (文春文庫 き 17-13)中野のお父さんは謎を解くか (文春文庫 き 17-13)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-02fb90.html
表紙絵が益田ミリというのも、ポイントが高いです。あの、なんとも言えないとぼけた味が、本文とよくマッチしていると思います。
読了日:11月30日 著者:北村 薫
大人のおしゃれ手帖特別編集 暮らしも仕事もうまくいく手帳&ノート術 (TJ MOOK)大人のおしゃれ手帖特別編集 暮らしも仕事もうまくいく手帳&ノート術 (TJ MOOK)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-c73083.html
表紙にもある波田美智子さんの手帳とノートが、ちょっと変わっていて面白かったです。
読了日:11月28日 著者:
あさ酒 (単行本文芸フィクション)あさ酒 (単行本文芸フィクション)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-4b4531.html
【第三酒 南池袋 ハンバーグ】で、このお店のハンバーグもいいのですが、それよりも仕事の依頼にビックリしました。
読了日:11月26日 著者:原田 ひ香
アンドクター 聖海病院患者相談室 (角川文庫)アンドクター 聖海病院患者相談室 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-12c61b.html
患者の苦情と研修医凪沙の気持ちがかみ合わない場面も多く、あまり入り込めませんでした。
読了日:11月24日 著者:藤ノ木 優
スピノザの診察室スピノザの診察室感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-7b185f.html
元は大学で将来を嘱望された医師だった哲朗の一日は、外来や病棟での仕事のみならず、週に何度かは往診にも出かけます。地域の人に信頼されたこういう病院こそ、本当に望まれているのではないでしょうか。
読了日:11月22日 著者:夏川 草介
忍ぶ川 (新潮文庫)忍ぶ川 (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-46e4d7.html
主人公については、著者ご自身の家庭環境が投映されているようです。その「私」と対照的な、妻志乃の明るさに救われる思いがします。
読了日:11月21日 著者:三浦 哲郎
中野のお父さん (文春文庫 き 17-10)中野のお父さん (文春文庫 き 17-10)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-8ad5de.html
大手出版社に勤める美希が、職場や関係者からもたらされたちょっとした謎を、実家の「中野のお父さん」に解いて貰うという連作短編集です。
冒頭の【夢の風車】が好きです。
読了日:11月20日 著者:北村 薫
さくらい動物病院の不思議な獣医さん (双葉文庫)さくらい動物病院の不思議な獣医さん (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-203090.html
短編が六つですが、どれも同じような展開で、ことさら感動的でもありませんでした。動物たちはいずれもかわいかったです。

読了日:11月18日 著者:竹村 優希
あしたの名医2:天才医師の帰還 (新潮文庫 ふ 61-2)あしたの名医2:天才医師の帰還 (新潮文庫 ふ 61-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-1379b0.html
伊豆のおいしい食べ物をからませた、過酷なお仕事小説。
今回は冒頭から、そのおいしい食事で始まりました。
シーズンではない伊豆で、地元民だけが味わえる至福の時間。なんともため息の出そうな食事です。
読了日:11月16日 著者:藤ノ木 優
もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか? (幻冬舎文庫)もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか? (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-779971.html
今回は少し趣向を変えたつもりか、新太郎が通うジムで起きた事件で捜査陣と出会います。景子は会議なので、臨場していません。
読了日:11月14日 著者:太田忠司
暮らしに役立つ かんたんマイノート&手帳術暮らしに役立つ かんたんマイノート&手帳術感想
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自分のように素っ気ない手帳づかいには、少々方向違いでしたが、見ているだけで楽しくなる本でした。マステはもっと活用しようかな。
読了日:11月10日 著者:mizutama
あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-ed851e.html
何だかチャラい表紙絵とは違って、いたって深刻な周産期センターが舞台の物語です。
「ここは戦場ですよ。でも飯はうまいっすよ」と登場人物に言わせているように、短編一つずつに一つの物語とおいしい食べ物の話がついています。
何年も前に行った伊豆へ、行きたくなります。
読了日:11月08日 著者:藤ノ木優
母親からの小包はなぜこんなにダサいのか (中公文庫 は 74-2)母親からの小包はなぜこんなにダサいのか (中公文庫 は 74-2)感想
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色々な「母からの小包」というより、さまざまな家族の形を描いていて、多くは娘と母親との葛藤です。
読了日:11月06日 著者:原田 ひ香
ミステリなふたり (幻冬舎文庫 お 5-3)ミステリなふたり (幻冬舎文庫 お 5-3)感想
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ちょっと変わった安楽椅子探偵もので、一つずつが短くてサラッと読めます。最後の【ミステリなふたり】で、この二人のなれそめが語られます。
読了日:11月04日 著者:太田 忠司
僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9)僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9)感想
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著者のデビュー作。【名古屋駅西 喫茶ユトリロ】シリーズから一転(というか、こちらが先ですが)、タイトルからして怖い本です。
読了日:11月03日 著者:太田忠司
みかんファミリーみかんファミリー感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-a80797.html
本当に信頼しあえるなら、こんな家族の形もいいなぁ。
読了日:10月31日 著者:椰月美智子
名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く (ハルキ文庫)名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く (ハルキ文庫)感想
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シリーズも3巻目で、ますます名古屋めしの紹介が増えてきました。小倉トーストは、また食べましょう!
読了日:10月30日 著者:太田忠司
国道食堂 1st season (徳間文庫)国道食堂 1st season (徳間文庫)感想
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こんな食堂があればいいなとは思いますが、実際にはかなり引いてしまうでしょうね。
読了日:10月28日 著者:小路幸也
ミトンとふびん (幻冬舎文庫)ミトンとふびん (幻冬舎文庫)感想
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世界中の都市を舞台にした、6つの短編集です。「珊瑚のリング」が一番好きです。
読了日:10月26日 著者:吉本 ばなな
ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 8 (集英社オレンジ文庫)ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 8 (集英社オレンジ文庫)感想
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途中小さな事件を挟みながらも、最終巻らしいハッピーエンドでした。
今回は要の活躍が見ものでした。
読了日:10月24日 著者:小湊 悠貴
ハゴロモ (新潮文庫)ハゴロモ (新潮文庫)感想
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何だか時間がゆっくりと流れて行くような気持ちになりました。
読了日:10月22日 著者:よしもと ばなな
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)感想
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「子どもの絵本」というだけじゃない、本当に心温まる名作です。あらためて、楽しみました。
読了日:10月20日 著者:なかがわ りえこ
夜空に泳ぐチョコレートグラミー (新潮文庫)夜空に泳ぐチョコレートグラミー (新潮文庫)感想
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読み終わってからじんわりと浸みてくる本でした。
読了日:10月19日 著者:町田 そのこ
レモンタルト (講談社文庫 な 76-3)レモンタルト (講談社文庫 な 76-3)感想
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「長野まゆみ」ワールド全開というところでしょうか。いえ、著者については【鳩の栖】を読んだだけなのですが。
読了日:10月16日 著者:長野 まゆみ
来たよ! なつかしい一冊来たよ! なつかしい一冊感想
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50名の選者は存じ上げない方も多かったのですが、選ばれた本はお馴染みのものが多数ありました。
読了日:10月14日 著者:
鳩の栖鳩の栖感想
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再読。水琴窟と、鳩の絵と。その鳩の絵が見える部屋で病床生活を送っている友人。
しかし彼のことは、結局何もわからないままでした。
余韻が残るというよりは、物足りなさが勝ちました。
読了日:10月13日 著者:長野 まゆみ
銀座「四宝堂」文房具店 (4) (小学館文庫 う 15-5)銀座「四宝堂」文房具店 (4) (小学館文庫 う 15-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-fc1bbf.html
ずっとやきもきさせられていた硯と良子に進展がみられてよかったです。これで最終回でしょうか。
まだまだ色々な文房具を紹介して頂きたいものです。
読了日:10月12日 著者:上田 健次
きのう何食べた?(23) (モーニングKC)きのう何食べた?(23) (モーニングKC)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-19aaac.html
久しぶりに原作を読みました。
四人の中で一番年長のシロさんは、還暦を迎えてしまいます。
職場からは花束を貰ったシロさんですが、ケンジは何やら企んでいるようです。
それが、「還暦おめでとうサプライズパーティー」だけでなく、二人の結婚式だったのです。
表紙絵の意味がわかりますね。
読了日:10月09日 著者:よしなが ふみ
十津川警部「目撃」 (角川文庫)十津川警部「目撃」 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-379164.html
【十津川警部とたどるローカル線の旅】を読んで、購入した本です。秘境の温泉宿から見えるトロッコ列車を、見てみたいものです。
読了日:10月06日 著者:西村 京太郎
家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-42994a.html
再々読です。ちょっと辛い本を続けて読んでいたこともあり、本書のようなほのぼの系を読みたくなったのでした。
内容は忘れていましたが、読んでいるうちに思い出せました。
【ここが青山】は、年を経て読むと、また新たな感懐があります。【家へおいでよ】も楽しかったです。
読了日:10月04日 著者:奥田 英朗
コモンプレイス手帳のつくりかた(アイデアを書き留めて日常をワクワクさせる)コモンプレイス手帳のつくりかた(アイデアを書き留めて日常をワクワクさせる)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/10/post-9c279b.html
手書きの情報整理術が見直されてるとのことで、何でも書き込んで雑多になりがちな手帳が見返しても判りやすいように工夫できるかも、です。
読了日:10月02日 著者:MiiCHOS
有限と微小のパン: The Perfect Outsider (講談社文庫 も 28-11)有限と微小のパン: The Perfect Outsider (講談社文庫 も 28-11)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-2281b0.html
実は本書も、20年ぶりの再読です。今回は萌絵の暴走もなく、真賀田四季に振り回されていました。一緒に旅行した女子大生が、結構活躍しています。
読了日:09月30日 著者:森 博嗣
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE: Mathematical Goodbye (講談社文庫 も 28-3)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE: Mathematical Goodbye (講談社文庫 も 28-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-1f3c27.html
これも20年ぶりの再読。前回は中で出てくるクイズに挑戦して解けたのに、今回は無理そうです。
オリオン像の謎については、想定内でした。
読了日:09月29日 著者:森 博嗣
冷たい密室と博士たち: Doctors in Isolated Room (講談社文庫 も 28-2)冷たい密室と博士たち: Doctors in Isolated Room (講談社文庫 も 28-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-2a6441.html
最近著者の本を3冊ほど読んだのが契機で、20年ぶりに再読してものです。
犀川先生のヘビースモーカーぶりが、かなり気になりました。萌絵お嬢さんの服に匂いが付くのではないでしょうか。
萌絵から「ヘルプ」が来てからの先生の行動は、カッコ良かったです。
読了日:09月28日 著者:森 博嗣
数奇にして模型 (講談社文庫 も 28-10)数奇にして模型 (講談社文庫 も 28-10)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-726ee6.html
これも20年ぶりの再読です。やはり同じような感想を持ちました。犯人が許せません。
そして、金子君がいいですね。
読了日:09月28日 著者:森 博嗣
封印再度 (講談社文庫 も 28-5)封印再度 (講談社文庫 も 28-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-f7ce98.html
20年ぶりの再読ですが、感じたことはさほど変わっていません。
「死」を前提として受け継がれる「箱」と「鍵」。やはり当事者は怖いでしょう。そして、それに反発した新しい当主の気持ちがよくわかります。
読了日:09月26日 著者:森 博嗣
モダンタイムス(下) 新装版 (講談社文庫 い 111-9)モダンタイムス(下) 新装版 (講談社文庫 い 111-9)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-693c99.html
本書を通して、著者が本当に伝えたかったのは何なだったのでしょうか?
【魔王】の時は素直に「怖いな」と思えたのでしたが、今回は上下巻と長い故か、話がこんがらがって理解しにくかったです。
読了日:09月24日 著者:伊坂 幸太郎
モダンタイムス(上) 新装版 (講談社文庫 い 111-8)モダンタイムス(上) 新装版 (講談社文庫 い 111-8)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-238d85.html
【魔王】から半世紀後の世界を描いています。著者は、何を暗示しようとなさっているのでしょうか?
読了日:09月22日 著者:伊坂 幸太郎
滅私(新潮文庫)滅私(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-543ec7.html
冴津は極端に何も持たない「ミニマリスト」で、外で貰ったものは帰宅し次第捨てています。そしてミニマルな暮らしを啓発することを仕事にしていて、その仲間たちとの交流もあるのですが……。
彼が自分の暮らしに矛盾を感じ始めてからが、面白かったです。
読了日:09月20日 著者:羽田圭介
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-125f3f.html
再読での気づきも少しありました。
このあと何故リバウンドなさったのか、不思議です。今は、この「書くダイエット」そのものも否定していらっしゃるとか。
読了日:09月20日 著者:岡田 斗司夫
影踏み (祥伝社文庫 よ 5-1)影踏み (祥伝社文庫 よ 5-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-a1e76f.html
再読
今回の方が辛かったです。最期はほのかな希望が持てますが……。
読了日:09月16日 著者:横山 秀夫
新版 お金の減らし方 (SB新書 657)新版 お金の減らし方 (SB新書 657)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-26c97b.html
「ギャンブルはお金を減らすのに最適」だといった言葉が刺さります。
読了日:09月14日 著者:森 博嗣
「手帳ブログ」のススメ: 日々の記録から成功を引き出すブログ術「手帳ブログ」のススメ: 日々の記録から成功を引き出すブログ術感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-078d56.html
前回は本が届いた日に書いたので、読後感ではなかったのです。ブログを始めて20年経ち、あらためて自分なりのスタイルを見つけていこうと思います。
読了日:09月11日 著者:大橋 悦夫
警察庁から来た男 (ハルキ文庫 さ 9-3)警察庁から来た男 (ハルキ文庫 さ 9-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-0260d8.html
道警シリーズ第二弾。佐伯と津久井は、別々に同じ事件を追っていきます。それらが合わさったとき判った事実は、信じられないものでした。こんなことが実際にあったら、本当に怖いです。
まさに一気読み、一日で読んでしまいました。
読了日:09月10日 著者:佐々木 譲
奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と)奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-ab739b.html
一ノ瀬が捜査一課へ上がって、一年。その間、登場人物たちに、色々動きがありました。刑事として、随分成長しました。
また今回は、福島へ移った城田も、捜査に参加しています。
伝説の人として鳴沢の名前が出てきて、ビックリしたり嬉しかったり。
読了日:09月04日 著者:堂場瞬一 著
ほぼ日手帳公式ガイドブック2025ほぼ日手帳公式ガイドブック2025感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/09/post-0a93bd.html
ほぼ日手帳は好きなのですが、方眼のメモリが小さいのがネック。それだけの理由で、買わなくなったのです。
それでも、他人様の手帳の使い方をのぞき見するのは楽しいものです。
読了日:09月02日 著者:
新版 お金の減らし方 (SB新書 657)新版 お金の減らし方 (SB新書 657)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/08/post-4616b7.html
ちょっと変わった経済論というか、お金に対する考え方の本です。
自宅の庭にレールを敷いて鉄道を走らせるなど、うらやましい限りです。
読了日:08月30日 著者:森 博嗣
「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル感想
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何年か前、このノート術が話題になった際、その方法を真似て始めたのですが、面倒になって止めてしまいました。
いい方法だとは思うのに、なぜ続かなかったのでしょうか?
それは色々な約束事が多かったからだと思います。
そして、それは今回も同じでした。やはり、自分流でいきましょう。
読了日:08月28日 著者:Marie
特捜本部 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-37 刑事の挑戦・一之瀬拓真)特捜本部 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-37 刑事の挑戦・一之瀬拓真)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/08/post-f545ff.html
今回は一ノ瀬の母校がらみの事件で、かなり消耗します。それでも、福島へ行った同期の城山や、コンビを組んだ所轄署の春山の存在に慰められます。
読了日:08月26日 著者:堂場 瞬一
QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫 た 88-12)QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫 た 88-12)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/08/post-9c86bd.html
今回は奈々の妹の存在が鬱陶しかったです。
読了日:08月24日 著者:高田 崇史
情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]感想
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前回読んだものと違う本かというくらいに変わっていました。
前回より、ノートに貼り付けてあるものが多すぎてパンパンに膨らみ、何だか「ほぼ日手帳」の亜流のようです。
読了日:08月22日 著者:奥野 宣之
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫 た 88-2)QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫 た 88-2)感想
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再読だからでしょうか、七福神と六歌仙に関する崇の蘊蓄は、今回はすっと入って来ました。

読了日:08月20日 著者:高田 崇史
人生が確実に幸せになる文房具100人生が確実に幸せになる文房具100感想
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安いボールペンから、ScanSnapまで。幾つかは使っています。
読了日:08月18日 著者:高畑正幸
誘爆 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-35 刑事の挑戦・一之瀬拓真)誘爆 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-35 刑事の挑戦・一之瀬拓真)感想
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シリーズ三作目。前回二作は即追いかけるように書いていたのですが、9年も経って内容はすっかり忘れています。
この一ノ瀬という刑事は、これまでの堂場作品の刑事とは違って、かなり安定志向です。
失踪課の高城登場。一ノ瀬から見るとさえない「おっさん」と映るようです。他作品の登場人物同士の関係を一覧にしてみるのも面白そうです。
読了日:08月17日 著者:堂場 瞬一
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 (双葉文庫 や 22-05)昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 (双葉文庫 や 22-05)感想
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拓人と同じ小6の時、田中さんは空襲で母と妹を失っていました。父と兄はすでに戦死していて、田中さんは12歳にして天涯孤独の身の上になったのでした。
年寄りにも自分と同じ年だった頃があり、その壮絶な一生に気持ちが揺さぶられる様子が活写されています。
読了日:08月15日 著者:椰月 美智子
QED ベイカー街の問題 (講談社文庫 た 88-3)QED ベイカー街の問題 (講談社文庫 た 88-3)感想
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事件の中心となるグループのメンバーがそれぞれ自分勝手だし、ダイイングメッセージもわざとらしくて、あまり引き込まれませんでした。
読了日:08月14日 著者:高田 崇史
罪人よやすらかに眠れ (角川文庫)罪人よやすらかに眠れ (角川文庫)感想
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いずれも、長良の見事な推理が冴えているようでいて無理があり、読後感はスッキリとは言えませんでした。
読了日:08月12日 著者:石持 浅海
野心 ボーダーズ 3 (集英社文庫)野心 ボーダーズ 3 (集英社文庫)感想
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今回は「鉄のカーテン」を突き破りたい朝比奈由宇が主人公。キャップのスイーツは早々に登場します。
大友鉄の取り調べの場面を垣間見たり、がんさんと電話で話をしたり、著者のサービスもなかなかのものです。
読了日:08月10日 著者:堂場 瞬一
十津川警部とたどるローカル線の旅 (角川oneテーマ21)十津川警部とたどるローカル線の旅 (角川oneテーマ21)感想
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各名所や温泉を訪れた十津川や亀井。そこでの彼らを、引用文で挟みながらの紹介。たくさんあるので、一つずつ訪ねて(読んで)いく作業は、かなり大変そうです(本代も含めて)!
読了日:08月08日 著者:西村 京太郎
老いの味わい (中公新書 2289)老いの味わい (中公新書 2289)感想
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シリーズ三冊目です。老いることより、それを自覚することで老いていくのではという気もします。
読了日:08月06日 著者:黒井 千次
(新装版)笑う警官 (ハルキ文庫 さ 9-11)(新装版)笑う警官 (ハルキ文庫 さ 9-11)感想
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個性ある警官たちの活躍がみどころです。
本書は「新版」ということで、道警シリーズ最初の一冊がよみがえりました。次々と刊行されていくようなので、順番に読んでいきましょう。
読了日:08月04日 著者:佐々木 譲
北の怪談 (竹書房怪談文庫 HO 675)北の怪談 (竹書房怪談文庫 HO 675)感想
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41話の中の一篇に当地が舞台のものがあり、これはかなり興味深いものでした。
読了日:08月02日 著者:田辺 青蛙,匠平,木根 緋郷
廃墟に乞う (文春文庫 さ 43-5)廃墟に乞う (文春文庫 さ 43-5)感想
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アンソロジー【戸惑いの捜査線】中の【弁解すれば】で登場した仙道孝司という刑事に興味を持って、彼の話を読んでみました。捜査権のない休職中の刑事の活躍です。
読了日:07月30日 著者:佐々木 譲
名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる (ハルキ文庫 お 4-4)名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる (ハルキ文庫 お 4-4)感想
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今回龍は、その食べている姿が絵になると、「名古屋めし再発見」という雑誌企画のモデルに採用されてしまいます。この担当者とのやりとりが、ややめんどくさいものでした。
読了日:07月30日 著者:太田忠司
老いのゆくえ (中公新書 2548)老いのゆくえ (中公新書 2548)感想
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著者は、80代に突入。70代の頃より、一層老いを感じるようになっておられます。
読了日:07月26日 著者:黒井 千次
制服捜査 (新潮文庫)制服捜査 (新潮文庫)感想
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長く捜査端を歩いてきた川久保が、始めて駐在所勤務になってからの連作短編集。
田舎のこと故、余計なことに踏み込まず、穏便に過ごせればよかったのですが.……。
時折地元警察の刑事に示す、断固とした姿勢が好もかったです。
読了日:07月24日 著者:佐々木 譲
僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)感想
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各講師のお話の後の永田氏との対談に、すべてが込められています。
本書を、若い人たちが読んでくれることを切望します。
読了日:07月22日 著者:山中 伸弥,羽生 善治,是枝 裕和,山極 壽一,永田 和宏
戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー (文春文庫 こ 32-70)戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー (文春文庫 こ 32-70)感想
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初めての作家さんもありましたが、まさに「今をときめく警察小説の書き手」ばかりで、こういう本は実に面白いのです。
読了日:07月20日 著者:佐々木 譲,乃南 アサ,松嶋 智左,大山 誠一郎,長岡 弘樹,櫛木 理宇,今野 敏
増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫 さ 38-1)増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫 さ 38-1)感想
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映画がいい感じに仕上がっているといいのですが……。
読了日:07月19日 著者:佐藤 愛子
虹猫喫茶店 (祥伝社文庫)虹猫喫茶店 (祥伝社文庫)感想
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はじめのうちはやや読みづらかったのですが、翔がしだいに他の人と関わっていく課程が興味深く、楽しく読めました。
読了日:07月18日 著者:坂井希久子
老いのかたち (中公新書 2053)老いのかたち (中公新書 2053)感想
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老いを自覚するさまざまな場面や気持ちが、さりげなく、しかしかなり切実に書かれています。
シリーズなので、順に読んでいきましょう。
読了日:07月16日 著者:黒井 千次
新装版 名探偵に乾杯 (講談社文庫)新装版 名探偵に乾杯 (講談社文庫)感想
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とうとう、ポワロが亡くなってしまいました。彼の死の引き金になった【カーテン】を中心に、残った三人の名探偵にヘイスティングズが絡んで話が進んでいきます。
読了日:07月14日 著者:西村京太郎
かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (PHP文芸文庫)かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (PHP文芸文庫)感想
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思いがけず後味のいい本でした。主人公の母親には、まったく同意できませんが。
読了日:07月12日 著者:村山 早紀
きみと暮らせば 〈新装版〉 (徳間文庫)きみと暮らせば 〈新装版〉 (徳間文庫)感想
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こういう本は、何度読んでもホッとします。今度は中身をしっかり記憶できそうです。
読了日:07月08日 著者:八木沢里志
プロ棋士カラー名鑑2024 (扶桑社ムック)プロ棋士カラー名鑑2024 (扶桑社ムック)感想
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やはり冒頭の「藤井聡太竜王・名人 八冠達成まで23年度の軌跡を辿る」が面白かったです。文は、大川慎太郎氏。
読了日:07月06日 著者:
仰臥漫録 (岩波文庫 緑13-5)仰臥漫録 (岩波文庫 緑13-5)感想
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病床にありながらかなりの大食漢です。時折「食べ過ぎた」などという語も見えるくらいに。そして、結構グルメなのです。
読了日:07月04日 著者:正岡 子規
タクジョ! みんなのみちタクジョ! みんなのみち感想
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今回は、サブタイトルにもある通り同僚たち「みんなのみち」を描いています。
そして前回でもそうだったのですが、タクシー業界の約束事(?)も色々知ることが出来て興味深かったです。

 


読了日:07月02日 著者:小野寺 史宜
名探偵も楽じゃない (講談社文庫)名探偵も楽じゃない (講談社文庫)感想
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最後の最後で、名探偵たちの推理というか真相解明が入るのですが、何故かちょっぴり残念なのは、探偵たちの気持ちがこちらに移ったのかもしれません。
読了日:07月02日 著者:西村京太郎
新版 名探偵なんか怖くない (講談社文庫)新版 名探偵なんか怖くない (講談社文庫)感想
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実に面白かったです。
いやー、荒唐無稽というか、あり得ないというか、世界的に有名な4人の探偵たちが一堂に!
でも著者は色々調べて望んでいらっしゃったようで、刻々の探偵たちの反応も楽しいのです。
彼らの作品も都度紹介され、ほぼ読んでいるものにとってはわかりやすい展開でした。
読了日:06月30日 著者:西村 京太郎
灰色の動機~ベストミステリー短編集~ (光文社文庫)灰色の動機~ベストミステリー短編集~ (光文社文庫)感想
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いつもの鮎川作品とは毛色の違った作品ばかりでしたが、やはりトリックものの方が楽しいです。
読了日:06月28日 著者:鮎川 哲也
恋せぬふたり恋せぬふたり感想
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NHKのドラマであったようで、高橋一生が演じたという高橋羽を観てみたいです。
読了日:06月26日 著者:吉田 恵里香
名探偵が多すぎる (講談社文庫)名探偵が多すぎる (講談社文庫)感想
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題名通り、4人がかりでルパン一人に振り回されるのはどうもという気もしますが、お互い紳士協定でもあるかのように、双方を尊重し合っているようでもあります。
読了日:06月24日 著者:西村京太郎
思い出す事など 他七篇 (岩波文庫 緑 11-6)思い出す事など 他七篇 (岩波文庫 緑 11-6)感想
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子規の絵をけなしつつ、漱石の子規への愛が伝わってくる【子規の画】が好きです。
読了日:06月22日 著者:夏目 漱石
英国庭園の謎 (講談社文庫 あ 58-6)英国庭園の謎 (講談社文庫 あ 58-6)感想
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肝心の表題作を、まったく覚えていませんでした。
谷町筋が出てきたのは、ハッキリ覚えています。
読了日:06月21日 著者:有栖川 有栖
みつばの泉ちゃん (一般書)みつばの泉ちゃん (一般書)感想
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郵便屋さんとのいきさつがそのまま出てきて、おかしかったです。その後泉ちゃんの成長(?)が見られます。
読了日:06月20日 著者:小野寺 史宜
歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)感想
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この紳士と祖母との関係など、判ってみれば「なーんだ」ということなのですが、久澄が少しずつ外へ出かけるきっかけになっていったのはよかったです。
読了日:06月18日 著者:近藤史恵
まいまいつぶろ (河出文庫 た 35-1)まいまいつぶろ (河出文庫 た 35-1)感想
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結婚後2ヶ月くらい経った頃に出版されたもの。表紙もその頃の幸せそうなお写真です。
写真も豊富で、当時の俳優さんたちと再会出来ました。カラーだったら、もっと楽しめたのになぁ。
読了日:06月16日 著者:高峰 秀子
三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫)三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/06/post-99a598.html
ハートフルストーリーとは言いながら、話の展開はかなりビターなところもありました。母の気持ちはどうだったのでしょう。
読了日:06月14日 著者:小路 幸也
雨女 (光文社文庫)雨女 (光文社文庫)感想
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冒頭の表題作【雨女】は、刑事がアパートの大家も兼ねているという面白い設定で、部屋を見に来た男女との接点が面白かったです。
読了日:06月12日 著者:泡坂 妻夫
山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5)山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5)感想
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以前読んだ【海が見える家】や【海が見える家 それから】のつづき。山は、海とは違った色々な困難がある。凪子の前向きの姿勢が嬉しい。
読了日:06月10日 著者:はらだ みずき
必要のない人 (角川文庫)必要のない人 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/06/post-d97646.html
短編集でした。表題作【必要のない人】は、「必要とされている」をいつまでも引きずって、自分で自分を惨めさに追い込んでいっている人のようです。
読了日:06月06日 著者:内館 牧子
歩け、歩け (光文社文庫)歩け、歩け (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/06/post-682ecb.html
いずれもかなり短い短編ですが、その中にジワッと恐怖を織り込んであります。著者ならではの仕掛けです。
読了日:06月04日 著者:佐野 洋
十津川警部の休日 (双葉文庫)十津川警部の休日 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/06/post-7fde09.html
「懐かしのダイヤトリック」は楽しかったです。結構最近の列車を使ったものもありました。
読了日:06月02日 著者:西村京太郎
タクジョ! (実業之日本社文庫)タクジョ! (実業之日本社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-099387.html
せっかくの良い方との出会いが、(そうなるとは解っていても)残念だったな。
読了日:05月31日 著者:小野寺 史宜
秘密の花園 (新潮文庫)秘密の花園 (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-1fe7c9.html
ミッションスクールに通う3人の女生徒が、一章ずつ担当して語っていきます。でも、すこし中途半端で終わったような。続きがないのかなぁ。
読了日:05月30日 著者:三浦 しをん
たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術たった1分ですっきりまとまる コクヨのシンプルノート術感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-cfdc72.html
【コクヨの結果を出すノート術】の元になった本です。文庫版よりもわかりやすいです。
読了日:05月28日 著者:コクヨ株式会社
能面検事の奮迅 (光文社文庫 な 39-4)能面検事の奮迅 (光文社文庫 な 39-4)感想
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現在の事件に端を発して、どんな強面にも青春時代があったことを浮き彫りにしていきます。
かなり切ない話でした。
読了日:05月26日 著者:中山七里
北への逃亡者 (中公文庫 に 7-36)北への逃亡者 (中公文庫 に 7-36)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-cbedf7.html
最初からある程度、真犯人は判ります。
読了日:05月24日 著者:西村 京太郎
第二音楽室 (文春文庫)第二音楽室 (文春文庫)感想
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学生時代は、楽しい思い出だけであってほしいものです。
読了日:05月22日 著者:佐藤 多佳子
夜間飛行 (光文社古典新訳文庫 Aサ 1-2)夜間飛行 (光文社古典新訳文庫 Aサ 1-2)感想
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天気の急変と必死に闘うパイロットが痛ましい。
著者は優秀なパイロットだったようです。
読了日:05月20日 著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
ひかりの魔女 (双葉文庫)ひかりの魔女 (双葉文庫)感想
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同居していた長男(主人公の叔父)が亡くなって、同居することになったおばあちゃん。彼女が来てから、不思議なことが起きるようになります。ことがうまくいきすぎる感もありますが、ほのぼのとした話でした。
読了日:05月18日 著者:山本 甲士
ひなた商店街 (潮文庫)ひなた商店街 (潮文庫)感想
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シャッター外を化していた商店街が、徐々に活気を取り戻していく話です。
少々出来すぎの感もありましたが、楽しかったです。
読了日:05月16日 著者:山本 甲士
銀座「四宝堂」文房具店 (3) (小学館文庫 う 15-4)銀座「四宝堂」文房具店 (3) (小学館文庫 う 15-4)感想
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このシリーズの困った点は、記載されている文房具をすぐ買いたくなることです。
今回も、泣ける話が多かったです。
読了日:05月14日 著者:上田 健次
奇子(1) (手塚治虫文庫全集 BT 93)奇子(1) (手塚治虫文庫全集 BT 93)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-ad806d.html
結局一番しっかりしていたのは、いつも影にいた母親だったのかもしれません。
読了日:05月12日 著者:手塚 治虫
老害の人老害の人感想
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表紙カバーには、いかにも頑固そうな老人が描かれています。
しかし老害の話だけでなく、無農薬ファームや消防団など、興味深い話も多かったです。舞台になった川越市近辺での取材が生きているのでしょう。
読了日:05月10日 著者:内館 牧子
風が吹いたり、花が散ったり (講談社文庫 あ 133-6)風が吹いたり、花が散ったり (講談社文庫 あ 133-6)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-8ece81.html
「判りやすい」視覚障害とは別に、一見して判らない障害もあるということ。そのために周囲に誤解され、厳しい日常を送っている人たちもいるということ。
など、色々考えさせられる本でした。
読了日:05月09日 著者:朝倉 宏景
60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-c897cb.html
「老い」てからの話というより、楽しめる「老い」を迎えるための本のような気がします。

読了日:05月08日 著者:賀来弓月
能面検事 (光文社文庫)能面検事 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-37ef3b.html
まさに一気読みでした。著者の作品は恐いものが多くてしばらく敬遠していたのですが、本作はシリーズもののようなので、続けて読んでいきたいです。
読了日:05月05日 著者:中山 七里
本日も教官なり (角川文庫)本日も教官なり (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/05/post-efdf00.html
自動車教習所教官豊士の、「紳士的に接する」というモットーが家族には通じないのが気の毒です。それでも、娘は次第に心を開いていってるかもしれません。
読了日:05月03日 著者:小野寺 史宜
禁断の罠 (文春文庫 よ 29-50)禁断の罠 (文春文庫 よ 29-50)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-5107d6.html
初めての作家さん 結城真一郎の【大代行時代】が面白かったです。家事代行はよくあるニーズだと思うし、現に自分も使っています。
しかし最近は、「読書感想文」や「自由研究」の代行もあるようです。今回は、「退職代行」というものでした。
読了日:04月30日 著者:米澤 穂信,新川 帆立,結城 真一郎,斜線堂 有紀,中山 七里,有栖川 有栖
本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫 な 13-5)本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫 な 13-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-9d97d7.html
虐げられて(?)いる本たちを救う話が4篇。
読了日:04月29日 著者:夏川 草介
葬送曲 (光文社文庫)葬送曲 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-2ac776.html
よくまぁこんなことを考えるなと思わせられる作品ばかりが並びます。中でも、高校の同級生の「送る会」に現れた坊さんを巡る話【偽導師】が面白かったです。
読了日:04月28日 著者:佐野 洋
台所のおと 新装版 (講談社文庫 こ 41-5)台所のおと 新装版 (講談社文庫 こ 41-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-433320.html
昭和初期の話かと勝手に思っていたのですが、実際には戦後すぐくらいの話が多かったです。
読了日:04月26日 著者:幸田 文
見習い天使 完全版 (ちくま文庫 さ-53-1)見習い天使 完全版 (ちくま文庫 さ-53-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-c696fe.html
週刊誌連載だったということで一篇ずつが非常に短く、解説が赤川次郎氏だというのもうなずけます。
読了日:04月24日 著者:佐野 洋
土曜はカフェ・チボリで (創元推理文庫 M う 2-3)土曜はカフェ・チボリで (創元推理文庫 M う 2-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-d7fbc5.html
収録作から判るように、アンデルセンの童話を元にして、ちょっとした謎を仕掛けてあります。
それを客たちが推理し合い、最後は店主が解くという趣向です。
読了日:04月22日 著者:内山 純
風に立つ (単行本)風に立つ (単行本)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-57f076.html
父と子、お互い不器用でも、いい方向性を見つけられてよかったです。
読了日:04月20日 著者:柚月 裕子
名古屋駅西 喫茶ユトリロ (ハルキ文庫 お 4-3)名古屋駅西 喫茶ユトリロ (ハルキ文庫 お 4-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-61ca65.html
名古屋を舞台にした話に、あまり外れはありません。
読了日:04月18日 著者:太田 忠司
解雇告ぐる日 : リストラ時代を詠む【電子書籍版】(22世紀アート)解雇告ぐる日 : リストラ時代を詠む【電子書籍版】(22世紀アート)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-3ae05f.html
著者は5年ほど前から他系統萎縮症で病床にあったのですが、66歳でのご逝去は早すぎます。
読了日:04月16日 著者:長尾 幹也
総理にされた男総理にされた男感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-f8e68c.html
著者のこれまで読んだ作品からは想像できないような、良い終わり方でした。最後のセリフが効いていたなぁ。
読了日:04月14日 著者:中山 七里
銀座「四宝堂」文房具店 (2) (小学館文庫 う 15-3)銀座「四宝堂」文房具店 (2) (小学館文庫 う 15-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-3556b9.html
職場体験に来た二人の話と、硯と良子のこれまでの話が面白かったかな。
読了日:04月12日 著者:上田 健次
それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3)それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-ecaccc.html
共に百貨店で働く夫婦の話です。年に一度だけ公休日である元旦から始まって、次の年の元旦で終わる、一年間の物語。
ちょっとした気持ちのすれ違いがあってお互いに少し危ない展開もありながら、落ち着くところへ落ち着いたという展開でした。
読了日:04月08日 著者:小野寺 史宜
カラフル (文春文庫 も 20-1)カラフル (文春文庫 も 20-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-dce89a.html
この「生前の罪」というのがキーポイントで、もしかしたら、というのが当たっていました。
しかし「ぼく」は、かなりシビアに両親を観察しています。

読了日:04月06日 著者:森 絵都
縁 (講談社文庫 お 128-4)縁 (講談社文庫 お 128-4)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-a8d99a.html
【まち】で出てきた、荒川沿いのアパートの住民が出てきます。一篇ずつは独立した短編ですが、登場人物たちはそれぞれどこかで繋がっています。
その中では、冒頭【霧ーKIRIー】の室屋が好きかな。
読了日:04月04日 著者:小野寺 史宜
コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-ee94e3.html
芥川賞受賞の時から、やや気になっていた本です。
表題からは、「コンビニ依存症の人」を想定していたのでしたが……。予想に反して、非常にゆかいな主人公でした。
読了日:04月02日 著者:村田 沙耶香
警官の道 (角川文庫)警官の道 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-84e047.html
この中では、中山七里と柚月裕子しか知らなかったのですが、他の作家さんへの入口になるかもと思って読んでみることに。
初めて読んだ葉真中顕さんの【上級国民】がおもしろかったです。密命があるときは、地元出身の刑事を送るのはよくないかも。知られている可能性が多いから。
読了日:03月30日 著者:呉 勝浩,下村 敦史,長浦 京,中山 七里,葉真中 顕,深町 秋生,柚月裕子
復讐屋成海慶介の事件簿 (双葉文庫)復讐屋成海慶介の事件簿 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-f1906e.html
コンマスの席を追われた【オーケストラの女】と、認知症の祖母に付き添って孫が依頼をしてきた【なんて素敵な遺産争い】が面白かったです。
読了日:03月28日 著者:原田ひ香
まち(祥伝社文庫お25-4) (祥伝社文庫 お 25-4)まち(祥伝社文庫お25-4) (祥伝社文庫 お 25-4)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-8827da.html
表紙カバーも【ひと】と同じ人の手になるのか?感じのいい青年が描かれています。
読了日:03月26日 著者:小野寺史宜
記念日の客 (フタバノベルス)記念日の客 (フタバノベルス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-250a74.html
面白くて、一気読みでした。登場人物たちもかなりスッキリと善悪ハッキリしており、肩が凝りません。
意外なのは、元の職場では存在すらあまりパッとしなかった水田が、いわば水を得た魚のように、第二の職場で活躍していくことでした。
読了日:03月24日 著者:赤川 次郎
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫 も 20-3)風に舞いあがるビニールシート (文春文庫 も 20-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-6b6432.html
最初の何編かを読んで、「これって、これまでの森絵都と違うな」と感じたのです。そんなにたくさん著者の本を読んできたわけではありませんが、それらと今回とでは、何となく雰囲気が違うのでした。
読了日:03月22日 著者:森 絵都
週刊朝日 2022年 2/25 増大号【創刊100周年記念号】 [雑誌]週刊朝日 2022年 2/25 増大号【創刊100周年記念号】 [雑誌]感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-f11560.html
表紙には、懐かしい顔が並んでいます。
読了日:03月20日 著者:
noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 改訂版 (できるビジネス)noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 改訂版 (できるビジネス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-e75015.html
1年後にフリーになるのを記念して、新しいことを始めようかと思っています。インプットすることも幾つか考えているのですが、アウトプットの方法として、noteを候補に挙げています。
読了日:03月18日 著者:コグレマサト,まつゆう*
今日も町の隅で (角川文庫)今日も町の隅で (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-b3b5f4.html
舞台は、三葉町。【みつばの郵便屋さん】も住んでいる町です。表紙カバーは、登場人物でしょうか?

 

 


読了日:03月16日 著者:小野寺 史宜
こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 (マイナビ出版ファン文庫)こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 (マイナビ出版ファン文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-e72afd.html
レッサーパンダが料理するのに、やはり違和感があった。
ネコと会話が出来るとかいうのはまったく平気なのに、どうしてかな。
読了日:03月14日 著者:鳩見すた
京都東山邸の小鳥遊先生 (一般書)京都東山邸の小鳥遊先生 (一般書)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-ec529e.html
少々出来すぎ感もありましたが、読んでいてストレスにならない痛快な本でした。
読了日:03月12日 著者:望月 麻衣
まいまいつぶろまいまいつぶろ感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-502d50.html
家重の弱者に対する優しさは、自身障害を負っている身ゆえだけではないでしょう。
読了日:03月10日 著者:村木 嵐
([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1)([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-905b48.html
慎重居士の主人公の性格がよく出ていて、それぞれの小さな話は微笑ましいかったです。でも、年子の兄の話は必要だったでしょうか?

読了日:03月08日 著者:小野寺 史宜
江ノ島は猫の島である ~猫を眺める青空カフェである~ (マイナビ出版ファン文庫 は 2-4)江ノ島は猫の島である ~猫を眺める青空カフェである~ (マイナビ出版ファン文庫 は 2-4)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-aa7215.html
小路が移動カフェを始めたりと変化はありました。しかし楽しかったものの、やはり二番煎じの感は拭えませんでした。
読了日:03月06日 著者:鳩見すた
藤井聡太 名人をこす少年藤井聡太 名人をこす少年感想
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出版は2017年。当時までに対戦した相手のことや将棋の言葉など、お一人お一人、一つ一つ解説があるのはありがたかったです。
読了日:03月04日 著者:津江 章二
鬼滅の刃 ノベライズ ~死闘決着! 炭治郎と鬼殺隊の未来編~ (集英社みらい文庫)鬼滅の刃 ノベライズ ~死闘決着! 炭治郎と鬼殺隊の未来編~ (集英社みらい文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-73a7b7.html
少々わけありと、ノベライズだし一冊くらいいいか、との理由で購入したのでしたが……。中身はやっぱり「ふーん」ということで終わってしまいました。
読了日:03月02日 著者:はのまきみ,吾峠 呼世晴
オール讀物 2024年 3・4月「直木賞発表」 合併号オール讀物 2024年 3・4月「直木賞発表」 合併号感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-2ee106.html
表紙記載の通り、「第170回直木賞発表&選評」がメインで、両書の抜粋版もあります。でも、【八月の御所グラウンド】は読んだし、【ともぐい】はじっくり読むつもりです。

読了日:02月29日 著者:
博士と狂人: 世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫 NF 306)博士と狂人: 世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫 NF 306)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-dde1f3.html
難しい本かなと警戒して臨んだのですが、読んでしばらくして引き込まれました。
読了日:02月28日 著者:サイモン ウィンチェスター
江ノ島は猫の島である (マイナビ出版ファン文庫)江ノ島は猫の島である (マイナビ出版ファン文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-9b02dc.html
一つの章の中で、ネコの語りと主人公の語りが交錯します。この主人公は猫語を解することができ、ちょっとした謎を解決する探偵役です。
表紙のネコたちも可愛いし、続編も読もと思います。
読了日:02月26日 著者:鳩見すた
別冊 明日の友 2024年02月号:暮らしのお助け道具と知恵130別冊 明日の友 2024年02月号:暮らしのお助け道具と知恵130感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-75c42e.html
いつぞやも雑誌で見た、栗原はるみさんの「もてなし鍋」が欲しいかな。
色が黄色なのは、マイナスポイント。台所には、基本「白と黒」しか置かないから。
読了日:02月24日 著者:
天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-fcab69.html
迷わず、ジャケ買いならぬ表紙買いしました。まだ中学二年生です。でも、すでに四段。「炎の七番勝負」は、さすがでした。
読了日:02月22日 著者:
ささらさや (幻冬舎文庫 か 11-1)ささらさや (幻冬舎文庫 か 11-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-0ae252.html
最後に去って行く(成仏する)夫の心境(幽霊にも心境があるのか?)は、少々切なかったです。
読了日:02月20日 著者:加納 朋子
スモールワールズ (講談社文庫 い 157-1)スモールワールズ (講談社文庫 い 157-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-e216d5.html
破天荒なように見えて心優しい姉とその弟を描いた【魔王の帰還】が好きだったかな。
読了日:02月17日 著者:一穂 ミチ
青を抱く (角川文庫)青を抱く (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-05667b.html
正直、「そんな」という気もしましたが、後口は悪くなかったです。BLだったのですね。
読了日:02月15日 著者:一穂 ミチ
O・ヘンリー短編集2O・ヘンリー短編集2感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-38b7b3.html
【1ドルの価値/賢者の贈り物】とでは、違うタイトルになっているものもありました。
例えば【ポリ公と賛美歌】よりは、【警官と賛美歌】の方がピッタリくるような気がしました。訳者によって、印象の違うものですね。
読了日:02月14日 著者:オー・ヘンリー
ハッと驚くお弁当づくり (ハルキ文庫 こ 14-1)ハッと驚くお弁当づくり (ハルキ文庫 こ 14-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-b9484d.html
お弁当を作ることはこれからも無いでしょうが、【古本食道】で触れられていたので読んでみました。
読了日:02月12日 著者:小林 カツ代
将棋の渡辺くん(7) (ワイドKC)将棋の渡辺くん(7) (ワイドKC)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-148d48.html
1巻目の表紙では「ひとり」だったぬいぐるみが、なんと7(にん)に増えています。7巻目だからでしょうか?
読了日:02月10日 著者:伊奈 めぐみ
O・ヘンリー短編集1O・ヘンリー短編集1感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-20813c.html
こうした、いつまでも読み継がれる本を読んでいく方が、いっときだけのベストセラーよりも楽しめるのは確かです。
読了日:02月08日 著者:オー・ヘンリー
古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-ec6ea7.html
本書の面白いのは、各章で先人の本を引いたタイトルを入れ込んでいることです。それらの本と本文とは、どう繋がっているのだろうと思えて興味が尽きなかったのです。
読了日:02月06日 著者:原田 ひ香
芦原妃名子傑作集(1)記憶 (フラワーコミックス)芦原妃名子傑作集(1)記憶 (フラワーコミックス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-00c5e6.html
表紙の優しい絵に惹かれて購入しました。一篇ずつに、著者のコメントが付いています。
こんな画を描く方が亡くなられたなんて、残念です。
読了日:02月04日 著者:芦原妃名子
将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC)将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/02/post-6b5f0a.html
実際の見た目とのギャップにも笑ってしまいます。
読了日:02月02日 著者:伊奈 めぐみ
1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 (光文社古典新訳文庫)1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 (光文社古典新訳文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-65c77d.html
有名な【最後の一葉】や【賢者の贈物】など、全22篇の短編集。
いずれもピリッとした後口の佳作ばかりで、心が穏やかになります。
読了日:01月30日 著者:O・ヘンリー
松本清張ジャンル別作品集(5) 犯罪小説 (双葉文庫)松本清張ジャンル別作品集(5) 犯罪小説 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-04c03f.html
さすが松本清張。短編小説にこそ、その真髄が発揮されています。
読了日:01月28日 著者:松本 清張
たべる生活 (朝日文庫)たべる生活 (朝日文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-177364.html
著者は数年前に体調を崩して漢方のお世話になって以来、「食べる」ことには神経質と言ってもいいほどのこだわりを見せていらっしゃいます。。
読了日:01月26日 著者:群 ようこ
将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC)将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-40f45d.html
断片的に知っていた渡辺九段(現在)の私生活が垣間見えて、楽しかったです。
読了日:01月25日 著者:伊奈 めぐみ
あの家に暮らす四人の女 (中公文庫 み 51-1)あの家に暮らす四人の女 (中公文庫 み 51-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-08ef42.html
4人それぞれの性格が際立っていて、退屈せずに読めました。
読了日:01月22日 著者:三浦 しをん
乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1)乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-99b8a0.html
まったく知らない造船業界の話が、興味深かったです。
読了日:01月20日 著者:瀧羽 麻子
満月珈琲店の星詠み (文春文庫 も 29-21)満月珈琲店の星詠み (文春文庫 も 29-21)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-62281c.html
経営者(?)たちがネコというのがいいですね。
読了日:01月18日 著者:望月 麻衣
神去なあなあ夜話 (徳間文庫)神去なあなあ夜話 (徳間文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-e254b5.html
今回は、勇気が直紀さんとどこまで親しくなれるかが注目のまとでした!
読了日:01月16日 著者:三浦しをん
舞妓さんちのまかないさん (1) (少年サンデーコミックススペシャル)舞妓さんちのまかないさん (1) (少年サンデーコミックススペシャル)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-9f72ad.html
少年週刊誌に連載中というのが、何となく微笑ましかったです。
読了日:01月14日 著者:小山 愛子
婦人之友 2024年01月号:書いて叶えるウィッシュリスト婦人之友 2024年01月号:書いて叶えるウィッシュリスト感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-0d9e63.html
特集の「あなたは10個?100個? 書いて叶えるウィッシュリスト」が気になってきたのでした。
読了日:01月13日 著者:
東家の四兄弟東家の四兄弟感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-2d0c2d.html
それぞれ個性的な4兄弟の暮らしぶりと、その父母の物語です。特にお母さんが、キリッとしていて好きです。
読了日:01月12日 著者:瀧羽麻子
旅の窓 (幻冬舎文庫)旅の窓 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-31f40f.html
こんな風に、旅で撮った気に入った写真に文章を付けて保存するというのも、楽しいかもしれません。
読了日:01月10日 著者:沢木 耕太郎
十津川警部「裏切り」 (C★NOVELS)十津川警部「裏切り」 (C★NOVELS)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-3175e8.html
途中から真相が見えてきて、面白みが半減してしまいましたが、本当に怖い話でした。
読了日:01月08日 著者:西村京太郎
三婆(新潮文庫)三婆(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-4d9667.html
映画や舞台にもなっている作品です。意外や、短編集でした。
読了日:01月06日 著者:有吉 佐和子
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-c45383.html
林業というのは、本当に大変なのですね。勇気、がんばれ!
読了日:01月04日 著者:三浦 しをん
おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓 (メディアワークス文庫)おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓 (メディアワークス文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-6c7cdd.html
これはまた、美味しそうな表紙絵だこと。これだけで、読んでみたいと思えてきます。
読了日:01月02日 著者:つるみ 犬丸
飛び立つ季節 :旅のつばくろ飛び立つ季節 :旅のつばくろ感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/12/post-88a8e0.html
こういう風に、若い頃に旅した場所への再訪というのは面白いものです。「こうだ」と思っていたのとは違う印象に出会うことも多いです。
読了日:01月01日 著者:沢木 耕太郎

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2025.01.02

藤井聡太・丹羽 宇一郎【考えて、考えて、考える】

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著者:藤井聡太・丹羽 宇一郎
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2023/10/13
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-532876-7

勝つ楽しさ、負ける悔しさを知って強くなった少年時代。
次々と最年少記録を塗り替え、驚異的な勝率で勝ち続ける藤井聡太の強さの源を探る対談集。

 

以下、主に藤井氏の発言から。

羽生世代以上の人には「美学」を感じる。
プロ初対戦が加藤一二三氏であったことが、自分に非常に影響を与えていること。

勝って嬉しい気持ちと、負けて悔しい気持ち、両方が必要で、そのバランスが大切だと。

丹羽氏は、「トップの条件」として「負けず嫌い、反骨心」。「忘れる力」。「孤独の力」を挙げる。
まさに藤井氏にとっても、重要なことだろう。

藤井氏が幼い頃、負けたときに号泣した話は有名だが、その「泣く」意味が少しずつ変わっていったこともよく判る。
次第に「負けた」ことを反省できるようになっていく課程も、興味深かった。

 

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2025.01.01

12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:5300
ナイス数:1327

ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)ねことじいちゃん (2) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-e1c4d0.html
今回も、登場人物たちの言葉に癒されます。勿論、猫語にも。
読了日:12月31日 著者:ねこまき(ミューズワーク)


猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き (角川文庫)猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-0875de.html
前回住民だった降矢が、大家になっての登場です。
そこへやってきたのが、元まんが家の結芽。あえなく挫折して、傷心を抱えての転居でしたが……。
まさに、「自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語」です。
年末に、いい本を読めました。


読了日:12月31日 著者:伽古屋 圭市
命の砦 (小学館文庫 な 13-9)命の砦 (小学館文庫 な 13-9)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-a8b8cf.html
「病む人がいるなら、我々は断るべきではない。」という信念の元、あの2020年の医療を支え続けた医師たちの群像劇です。
読了日:12月28日 著者:夏川 草介


テミスの剣 (文春文庫 な 71-2)テミスの剣 (文春文庫 な 71-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-bd1976.html
本書の一つのテーマが、「冤罪」です。
恫喝と懐柔による自白強要。ねつ造された証拠物件。
ひとたびバレた時の、組織ぐるみの隠蔽工作。
しかし、その中にあって「間違いは二度としない」と決意した刑事がいました。
読了日:12月23日 著者:中山 七里


その復讐、お預かりします (双葉文庫 は 33-04)その復讐、お預かりします (双葉文庫 は 33-04)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-40ae20.html
著者らしい、皮肉の効いた痛快な短編集でした。中で、遺産関連の話が一番面白かったかな。
読了日:12月23日 著者:原田ひ香


赤い帆船(クルーザー) 十津川警部 (光文社文庫)赤い帆船(クルーザー) 十津川警部 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-1bf340.html
78巻もある「十津川警部シリーズ」の記念すべき第1巻ということで、十津川はまだ警部補です。そして本書で登場するのは、物語が4割ほど進んでからになります。
読了日:12月22日 著者:西村 京太郎


仕事も人間関係もうまくいく放っておく力: もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫 ま 41-10)仕事も人間関係もうまくいく放っておく力: もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫 ま 41-10)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-9183f7.html
目次を読むだけでほぼ内容が想像でき、中身もちょっと添え物的な説明があるだけでした。
読了日:12月20日 著者:枡野 俊明


君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-e2847f.html
舞台が膠原病内科ということで、非常に興味深く、また中身については有益でした。
読了日:12月18日 著者:午鳥志季


自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―(新潮新書)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-34ec99.html
自分だけのアンソロ-ジーを、編んでみたくなります。
読了日:12月14日 著者:北村薫


罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-60fce2.html
再読ではなく、前回のつづきです。本書では、死刑制度についてもまた、考えさせられました。
読了日:12月12日 著者:薬丸岳


中野のお父さんの快刀乱麻 (文春文庫 き 17-14)中野のお父さんの快刀乱麻 (文春文庫 き 17-14)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-49d6ce.html
お父さんの推理は冴えまくっています。今回も、あまり知らなかった文芸界の裏側を垣間見ることが出来て、楽しかったです。
読了日:12月10日 著者:北村 薫


罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)罪の境界 (幻冬舎文庫 や 37-2)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-4d6d28.html
ネグレクトは連鎖を生むのかと、暗澹とします。もう一つ死刑制度についても考えさせられます。
読了日:12月09日 著者:薬丸岳


歴史手帳2024年版歴史手帳2024年版感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-4d7b28.html
後ろに収録されている、世界史と並列しての年表とか、日本歴代表や大名配置図、国宝・史跡の一覧といったものが楽しかったです。
読了日:12月08日 


ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-69514a.html
ショートケーキにまつわる短編集です。
駅地下ビルのケーキ屋でアルバイトをしているカジモト君とその姉が出てくる、【ショートケーキ】と【騎士と狩人】が好きでした。
読了日:12月06日 著者:坂木 司


名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ (ハルキ文庫 お 4-6)名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ (ハルキ文庫 お 4-6)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-09a76f.html
ついに進路について決断した龍ですが、未来はなかなか厳しいようです。
今回もおいしい食べ物満載でした。
読了日:12月04日 著者:太田 忠司


能面検事の死闘能面検事の死闘感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-a53090.html
舞台が大阪なので知っている土地の話題も多く、物語に入り込みやすいシリーズです。
しかし今回は無差別殺人事件がテーマで、何とも辛い話でした。
読了日:12月02日 著者:中山 七里

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