中山七里【ヒポクラテスの誓い】
祥伝社文庫 な21-1
中山七里/著
出版社名 祥伝社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-396-34210-4
(4-396-34210-1)
税込価格 737円
死者の声なき声を聞く、迫真の法医学ミステリー!
一見独立した話が続く短編集。
研修医の真琴は、指導医の指示で法医学の現場にやられる。
そこには偏屈な光﨑教授と、アメリカからきた准教授のキャシーがいた。
真琴は光﨑から既往症のある遺体が出たら教えるよう、指示される。
一方浦和県警の古手川も、事件に関わって行く。
それぞれが関係ないようで、実は大きく繋がっていく。
5つの死体が騙る真相。
一つ一つを、もっとキチンと再読したい。
「代理ミュンヒハウゼン症候群」という言葉も初めて知った。でも、認められたい病ということなら解るかも。
関係ないが、本書ではちゃんと「立ち居振る舞い」と表記してあった。最近「立ち振る舞いというのをよく見るので、少々溜飲を下げた(って、何に?という話だが……)。
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