藤井聡太・丹羽 宇一郎【考えて、考えて、考える】
著者:藤井聡太・丹羽 宇一郎
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2023/10/13
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-532876-7
勝つ楽しさ、負ける悔しさを知って強くなった少年時代。
次々と最年少記録を塗り替え、驚異的な勝率で勝ち続ける藤井聡太の強さの源を探る対談集。
以下、主に藤井氏の発言から。
羽生世代以上の人には「美学」を感じる。
プロ初対戦が加藤一二三氏であったことが、自分に非常に影響を与えていること。
勝って嬉しい気持ちと、負けて悔しい気持ち、両方が必要で、そのバランスが大切だと。
丹羽氏は、「トップの条件」として「負けず嫌い、反骨心」。「忘れる力」。「孤独の力」を挙げる。
まさに藤井氏にとっても、重要なことだろう。
藤井氏が幼い頃、負けたときに号泣した話は有名だが、その「泣く」意味が少しずつ変わっていったこともよく判る。
次第に「負けた」ことを反省できるようになっていく課程も、興味深かった。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 江口恵子【普段使いの器は5つでじゅうぶん。】(2025.03.21)
- 堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】(2025.03.19)
- 篠田真由美【センティメンタル・ブルー】(2025.03.17)
- 【くらべて、けみして 校閲部の九重さん】(2025.03.13)
- 【Casa BRUTUS特別編集 器の教科書】(2025.03.11)
コメント