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2025.05.31

まだまだ続く「note」の困惑

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「note」を再々会してから二ヵ月が過ぎた。

それでも、未だに書き方に迷うことばかりだ。

最初に登録したときは、このブログのバックアップというか、「もしもの時に備えて」という気持ちがあった。
それにはこちらをエクスポートして、noteにインポートすればいいのだろうが、もう少し使い慣れてからという気持ちのまま今日まで来た。

最近ではここと同じことをアップして、少しでも慣れていこうとしている。

有料記事もあるようだし、「素人の書いたものを売るってことだよね」と少し後ろ向きな気持ちになった。

また、予約投稿をするには有料版にする必要がありそうで、まだそこまで踏ん切れていない。

ま、とにかく慣れていくしかないのだろうな。

 

画像は6年前の5月30日、京都の鉄道博物館にて。

 

 

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2025.05.30

原田ひ香【老人ホテル】

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光文社文庫 は35-5
原田ひ香/著 
出版社名 光文社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-334-10608-9
(4-334-10608-0)
税込価格 858円

 

 

7人兄弟の末っ子である主人公は、「天使(エンジェル)」という。兄弟たちも皆聖書に出てくる名前である。

両親は役所を欺いて生活保護を受け続ける、かなり最低の人間。兄姉たちは、次々と家を出て、天使も高校を中退して家から出る。

彼女の望みは、ひたすら金持ちになること。

働いていたキャバクラで知った金持ちの老人、光子を追って、彼女が「住んでいる」ホテルの清掃員となる。

タイトルの「老人ホテル」というのは、定住する老人たちが1階を占めていることからの呼び方だろう。
この老人たちは皆個性的で、自前でネット接続をして株のトレードをしている人もいる。

天使は何とか光子に近づいて、「金持ちになるこつ」を教えて貰おうとする。

その為の奮戦記のような話だが、どうにも主人公に感情移入出来なかった。

後半、光子から「講義」を受けるあたりからは面白くなるのだが、最後は肩透かしを食ったような終わり方だった。

この光子とのやりとりで、天使が生活保護について否定的な考えをしていることへの、光子のさとし方がいい。

まっとうな理由で受給するなら、生活保護は悪いことではないよ。受けてる人も悪くない。

 

「特別スピンオフ短編」は主人公のその後を描いたものだが、これまた中途半端で楽しめなかった。

 

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2025.05.29

夢の階段

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「Origamic Cards」というのを送って頂いた。

↑ の画像はその一つだが、頂いたのはもっとシンプルな「夢の階段」というカードだった。
エッシャーを想起したのだが、繋がってはいなかった。

東京駅で売られているらしい。

ナイフ一つでこういうことができるって、スゴイ技だなぁ。

当日追記

送り主はこれの製造にかかわっていた会社にいたそうだ。
製造中止になったときに、在庫分を元同僚から貰ったものだとか。

さらに追記:送って下さった方からの情報

これはオリガミックアーキテクチャーといい、「創始家元茶谷正洋が考案した、建築や抽象的な形を紙を切ったり折ったりして再現した作品」で、海外では「Origamic Architecture」として知られているとか。

 

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2025.05.28

仙川環【カナリア外来へようこそ】

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角川文庫 せ15-1
仙川環/〔著〕 
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-04-113308-8
(4-04-113308-4)
税込価格 770円

医療ミステリの注目作家が贈る、心温まる新感覚医療小説!

これまた、表紙絵が内容を貶めている。

カナリアが炭鉱に入る際に最初の入坑者(?)になる話は、よく聞いた。
あの忘れられない事件でも、カナリアの籠が掲げられていたのではなかったか。

タイトルの【カナリア外来へようこそ】は、そこから来ているらしい。

章ごとに症状の違う、アレルギーを持つ人たちを描いている。

しかし順に読み続けるのは、辛いものがあった。

【1章】では、勤め先で晒されるさまざまな人工的な匂いに悩まされている女性の話。
思い切って訴えてみても、「香は好み」で一蹴されるありさま。

思いあまって訪ねたクリニックが、「化学物質過敏症」を扱ってくれるところだった。
そこで聞いた話を元に、直接の上司に話をする。
この上司が意外と物わかりがいい人でよかった。その上の部長も、それこそ「話せば解る」人だった。

 

【2章】は、夫の早期退職の時期に合わせて体に不調の出た主婦の話。
勝手に「夫源病」と自己診断し、実家へ逃げている。

件の医師のアドバイスでいい方向へ向いていったが。

この夫は、何とも正直ないい人だ。
こういう人とわかり合えてこそ、本当の幸せが来るのだろう。

低周波による不調については、自身経験がある。
8年前に入院していたところの上階が屋上で、ボイラーの音で調子をくずしたのだった。しかも個室で髙い部屋代を払っていたのに。
それこそなかなか解ってもらえなかった。

 

【3章】は、女医の夫が当事者の話。
味覚障害の料理人という、なんとも不幸な巡り合わせに遭ってしまった男性の話。

女医の専門ではないが、幅を拡げてその領域も勉強していきたいという妻に救われる。

 

【4章】は、一番受け入れがたい話だったな。

孫の育て方に口出しをする、一番イヤなタイプの母親とその娘。
夫と協力して子育てをするという姿勢がみられない。

その割を喰うのは、大事なひとり娘なのに。

【5章】では、クレーマーに悩む住宅会社の営業職の責任者。

猫も一役ならぬ騒ぎの一端を担っていたのが、何とも皮肉だったが……。

 

いい本だった。

著者の本は初めてだったが、もっと読んでみよう。

 

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2025.05.27

銘菓「みやびの梅」

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これも、【言葉の園のお菓子番~大切な場所】で出てきたお菓子。水戸名物だ。

そう、水戸と言えば「梅」。

もっともこれは梅がまるごと入っているので、息子向けではない。

販売店は「亀じるし」という。

そこで、他に「笠間栗のパイまんじゅう」と「どら焼き」を注文した。これは送料無料を狙ってのことでもある。
どら焼きは、自分用である。

他にメロン大福やみかん大福も美味しそうだっったが、これらは冷凍品で送料は別々なので今回はパス。

で肝心の「みやびの梅」だが、外側の白あんと求肥が美味しかった。
蜜漬けの梅は、もちろんである。

画像は「みやびの梅」

 

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2025.05.26

ほしおさなえ【言葉の園のお菓子番~大切な場所】

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だいわ文庫 430-6I
ほしおさなえ/著 
出版社名 大和書房
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-479-32122-4
(4-479-32122-5)
税込価格 858円

自分はどこに行きたいのか。何ができるのか。ほんとうに大切なこと、大切な場所とは?

 

第1巻目は読んだ覚えがあるが、いつの間にか6巻目になっていた。

登場人物が入り組んでいて多く、読み過ごしていたら誰が誰だか解らなくなった。

そして肝心の連句会の様子が、いまひとつ面白くない。

もう一つの連句会との関係や、メンバーの歌集づくりについても、話が散漫になっていく。

それよりも、主人公や関係者が句会に持ってくるお菓子が美味しそうで、思わずお取り寄せしてしまった。

 

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2025.05.25

銘菓「みずのいろ」

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先日読んだ【言葉の園のお菓子番~大切な場所】で知った。

水が綺麗な大垣のお菓子だ。

6色あって、それぞれに名前が付いている。お味は

しろ   養老・玉泉堂酒造の「美濃菊 貴醸梅酒」
あか   ローズヒップと岐阜県産いちごの自家製ジャム
だいだい 無農薬栽培の南濃みかんの果汁と果皮
きいろ  関市・上之保産の無農薬栽培のゆず
みどり  ミントと揖斐・瑞草園の緑茶
あお   バタフライピーと垂井町・春日養蜂場のはちみつ

砂糖のかたまりのようだが、意外としつこくなくて、おいしく頂ける。

目で楽しみ、意味を知り、ソッと頂く。
ちょっとしたお使いものにいいと思う。

但し少々お高くて、10枚入りで2,700円した。

最初は二枚くらいずつと思っておやつに出したのだが、息子はあっという間に半分食べてしまった。
きっと値段を知ったらビビるだろうな。

一枚ずつは、極薄いのですよ!

 

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2025.05.24

ねこまき【ねことじいちゃん(7)】

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MF comic essay
ねこまき(ミューズワーク)/著 
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-04-065946-6
(4-04-065946-5)
税込価格 1,210円

妻に先立たれ、ねこのタマとふたり暮らしの大吉じいちゃん。

 

1巻・2巻は読んだのだが、そのあとが飛んでいる。
時間はどれくらい経過したのだろうか?

今回はじいちゃんがカメラに凝っている姿と古い写真を、四季を通して描かれている

ずっと年上の「おねえさま」に頼まれて昔の写真を探し始めたじいちゃん。

写真に限らず、奥さまの佳枝ばあちゃんは随所に登場するが。
71歳で逝ってしまったが、若く見える、可愛らしい人だ。

写真を探していたじいちゃんは、佳枝が亡くなる直前にタマと3人で撮った写真を見つけ出す。

絵がほのぼのとしていて好きだ。
同じように、登場人物も皆いい人たちだ。

じいちゃんがいつまでも元気でいてくれますように!

 

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2025.05.23

あぶないところだった

Citta

「note」でフォローさせて頂いている方の記事に「CITTA手帳」というのがあった。

さっそくAmazonで確認。
おーー、いい感じ。色も中間色のものが色々あって迷いそう。(と、この時点でポチッとしようとしている)

でも、最後の理性を振り絞って、サイズを確認する。

よかった(わるかった?)。サイズは「A5」だった。(綴じ手帳で縦21cmは辛い)

というわけで十数分の逡巡の後、無事ポチらなかったのだった。

 

画像は、その「CITTA手帳」のアクアグリーン。
ほかにライラックパープルやサクラピンク・ピュアホワイトといったものもある。

ざんねんだなぁ!

 

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2025.05.22

西村京太郎【十津川警部「吉備 古代の呪い」】

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中公文庫 に7-42
西村京太郎/著 
出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-12-205572-8
(4-12-205572-5)
税込価格 586円

古代ロマンが生んだ殺人事件の真相に十津川が挑む!

 

この「桃太郎伝説」については高田崇史の【鬼の城伝説】で知って、衝撃を受けたことがある。

本書では犠牲者が地方誌に載せていた作中作の【吉備 古代の呪い】が、想定以上に面白かった。これだけでも一冊にしていいような気がした。
中身は上記高田崇史の小説と似ているが、そこに郷土愛も感じられて楽しかった。

それに対して現実(?)の事件への対応が今ひとつだったのは残念だった。

さんざん焦らして、最後のオチ、「それはないでしょう」!


著者は、今回の作中作のようなものをもっと書いて下さっていてもよかったのではないか。

 

関連記事

高田崇史【鬼の城伝説】(08.09.28)

 

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2025.05.21

「ノートの使い方」つづき

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読書ノートと支払記録 食べたもの記録 買ったもの記録

前回(5月19日)に引きつづき、ノートに書いていることなど。

結局読書ノートも、こちらに持ってくることにした。
モレスキンは「大きな?索引」として、読書記録全体を記録していく。

他にもデイリーログには、その日の支出を全部と日常費の細かい項目。それに食べたものも記録している。
はからずもレコーディングダイエットにもなっている。

「婦人の友」の家計簿には費目別に記述する家計簿とは別に、その日の買物の細かいことも書き付けるノートが別にあった。
便利に使っていたが、サイズがB6からA5になって書きにくくなったので止めた。

支出を全部書くのだが、これは家計簿ではない。
家計簿は「婦人の友社」の「家計+」というweb版を使っている。
このノートに書いているのは、パラパラ見直したときのためだ。デジタルはどうしても一覧性に欠けるから。

といったように、とにかく「何でも帳」として使っていく予定。

 

画像は7年前の5月21日、市民病院のようだ。

 

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2025.05.20

長月天音【ほどなく、お別れです】

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小学館文庫 な38-1
長月天音/著 
出版社名 小学館
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-09-407163-4
(4-09-407163-6)
税込価格 726円

大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。

社長の板東は美空の父の友だちで、その関係でバイトを始めたのだったが。
事務方の陽子や、キリッとした社員の漆原などが登場。この漆原という人は若いらしいのだが、何だか達観した風情がある。

そして美空が漆原や僧侶の里見と出会うのは、いずれも訳ありの故人ばかり。

焼身自殺した息子を見送る老夫婦。
お腹の子もろとも、歩道橋から落ちて亡くなった妊婦。残された夫の哀しみ。
学齢前の幼女の死を、親、特に母親はなかなか受け入れられない。
指を噛み切って自殺した若い女性もいる。

そんな現場にいて、美空は葬儀とは亡くなった人のためというよりは、身内のための場だと悟る。

実は美空には「気」を感じる力があって、それは僧侶の里見も同じである。
漆原は感じることはできないが、この二人の感じ方から、もっとも相応しい接し方をしている。

また美空は、空になった食器を見るたびに、生きている人はどんな時でも食べなくてはいかないということを感じる。

美空自身、生まれる前に亡くなった姉がおり、時折姉の気配を感じている。
そして最愛の祖母も、その姉に付き添われて旅立っていった。

シリーズもののようだ。

葬儀場を経営している女性が主人公の本もよかったが、こちらはまた違った重みがあった。

 

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2025.05.19

ノートの使い方

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さて、張り切って使い始めた「MDノート」だが、まだまだ使い方が定着したわけではない。

バレットジャーナルお勧めの、ノート前半の諸々は一冊目に関しては適用しない。
「インデックス」は後ろから、「フューチャーログ」は今年後半分をやはり後ろに配した。
「マンスリーログ」の代わりに、見開き2ページでカレンダーを作っている。このノートの方眼目盛りが、カレンダー作りにうまく適応しているのだ。

とりあえず4月~6月まで作り、各月の余白には次月以降の予定を書いている。

毎日のことを記す「デイリーログ」は、それこそ毎日試行錯誤で内容も書き方も色々だ。

キレイにデコることは苦手なのだが、それでも後から見直したときに読みやすいように、また過去のことを探すときに見つけやすいような工夫は必要だ。

それには、コモンプレイス方式で、ただしドットシールを貼るのではなく、マーカーで色別に印をすることに。
但しこれも「どれをどの色で」は、何とか決められたかなという段階だ。

2冊目からは、もっとチャンと計画的に進められるだろう。
今のペースでは、7月くらいになるかな?

 

画像は12年前の5月18日、向こうに見えるのは伊吹山かな。

 

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2025.05.18

【心と頭がすっきり片付く バレットジャーナル活用ブック】

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平和堂/監修 
出版社名 法研
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-86513-721-7
(4-86513-721-1)
税込価格 1,650円

好きなノートを使って自由にカスタマイズできる手帳術、バレットジャーナルを活用して生活をより豊かに、いきいきとさせるためのヒントが見つかる本。

 

前回書いた「ノートが固まりつつある」の指針になったもの。
これまでも色々バレットジャーナル関係の本を読んできたが、本書が一番単純で解りやすかったかな。

バレットジャーナル発案者のライダー・キャロルは、自身ADDだったという。ADHDから多動性を抜いたもの。
その為色々苦労なさったようだ。

バレットジャーナルと相性のいいロオイヒトトゥルム1917も試したことがあるが(これはページが入っていてその点は非常に評価できる)、何故か書きづらくて長続きしなかった。
今はID・PWの管理用に使っている1冊だけが使用中ノートとしては残っている。
あと、表紙の色が気に入った未使用のものと。

さてバレットジャーナルだが、「バレット」とは「・」すなわちマークのこと。この「・」がメインになるが、「ToDoリスト」にはどうしてもチェックボックスを使いたくて、それも踏み切れない理由になっていた。

その「・」がついたタスクを幾つかの種類別に整理して、次の日のタスクに落とし込む。そのマークにも、馴染めなかったから。

もう一つ、最初に一年のフォーチャーログにページを割いたり、マンスリーログを毎月作ったり、というのもハードルが高い。
インデックス用に4ページほど割くのも、それで収まるのか、あるいは余るかもしれないという懸念が生じる。
元々インデックスは後ろのページから順に作っていて、この方法は自分では気に入っている。

とかなんとか色々ケチをつけているが、それでも毎日のことを細大漏らさずとまではいかなくても、できるだけ残しておきたいと思い、再々再?挑戦となっている。

それから、あとから解りやすいように、ログの前には色別の「ドット」を付けたりしている。

と、本の感想と言うよりも自分流の使い方をツラツラ並べてしまった。

自分のノートについては、別記事で後日書いておこう。

関連記事

「ノート」が固まりつつある(25.05.17)

 

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2025.05.17

「ノート」が固まりつつある

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さんざんお試し期間があった「ノート」だが、4月下旬あたりから定着しつつある。

「MDノート」がすっかり気に入ってしまったのだ。
文庫本サイズで、持ち歩きにも最適だ。「透明カバー」付の5mm方眼。
しかし少々かっこつけて、革カバーを合わせた。

[札幌革職人館]の牛革 オイルドレザー ボルドーと[Dom Teporna] のイタリアンレザー ペンホルダー付き レッドを購入したのだが、付けやすさ優先で[Dom Teporna]にした。
色もいい感じで、気に入っている。ただ、ペンホルダーが、書くときに若干邪魔になるが……。

書く内容は、いまだ試行錯誤中。

「バレットジャーナル」と「コモンプレイス」を融合させたようになっている。
バレットジャーナルは考え方としてはいいので、アレンジして定着させたい。

そうそう、モレスキンは読書ノートとして使うことにした。

 

関連記事

いろいろなノート類 その後の話(25.05.05)

 

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2025.05.16

松嶋智左【県警本部捜査一課R】

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徳間文庫 ま25-1
松嶋智左/著 
出版社名 徳間書店
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-19-894996-9
(4-19-894996-4)
税込価格 880円

「推し活」刑事、爆誕
「女副署長」で人気の警察小説の旗手
前代未聞の新シリーズ始動!

著者は、元警察官だ。白バイ隊員だったという。
アンソロジーで短編を読んで、一度著者の本を読みたいと思っていた。

警察は男社会だ。そんな中でも少しずつ男女機会均等が進んできて、今回の主人公玲は、県警捜査一課で班長を任されている。
その班には個性的な刑事が多く、これまでの班長は長続きしなかったらしい。

さてそんな玲は、フィギュアスケーターの蒼の推し活をしている。事件をさっさと片づけて試合やショーを見に行きたいため、事件の解決に全力を挙げているのだ。

本書は3篇の中編からなっていて、自ら捜査に赴くのは勿論、部下たちの優れた働きで素早い解決を見ている。

女性目線という言葉は好きではないが、これまでの刑事ものとは、やはりニュアンスが違うのも面白かった。

 

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2025.05.15

「デシ」という言葉

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毎週日曜日にFM802で放送している「SUPERFINE SUNDAY」という番組がある。
その中の一つのコーナーにWe are the ”WORD”』というのがあって、雑学が楽しめる。

今週のお題は「デシ」だった。

「お弟子」ではなく、計量単位の「デシ」。
小学校ではデシリットルを学ぶものの、普段はほぼ使うことはないとか。そう言われれば、そうだなぁ。

「デシ」とは「十分の一」という意味で、ラテン語から来ているらしい。
他の単位もラテン語由来だそうだ。

キロキロと デシと出かけたメートルが
デシにかこまれ センチミリミリ

とは、母に聞いたのだったか?
これらの単位が導入されたとき、なかなか覚えられない国民のため(??)に出来たらしい。

今でも使われているのには「デシベル」というのがある。

また、皮革製品の単位にも使われているそうだ。

 

画像は12年前の5月12日、郡上のボタン園にて。叔母のお悔やみに行った日。

 

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2025.05.14

佐々木譲【密売人】

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新装版
ハルキ文庫 さ9-18
佐々木譲/著 
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7584-4719-5
(4-7584-4719-5)
税込価格 814円

十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。それぞれ事件性があると判断され、津久井卓は小樽の事件を追っていた。

 

佐々木譲は、読み始めたら止まらない。いや、止められない。
今回も一気読みだった。

プロローグで、三つの事件が描かれる。
佐伯と新宮・津久井・小島百合は、それぞれの事件を調べ始める。(小島が気になっている「誘拐事件?」は、単に彼女の勘によるものだが)

本編に入ると、この三つの事件が代わる代わる描かれていき、物語が進行していく。

佐伯ら4人がたまにするランチタイムで、お互いの事件の話が出てきて、その関連性が浮き彫りになっていく。

道警シリーズ5篇目になるのか。
いまだ、佐伯も津久井も、懲罰人事のあおりを受けている。

だが津久井は準レギュラーの長正寺によって、ようやく機動捜査隊へ加われそうだ。
そして佐伯も、その優秀さを上司も認めざるを得ない。

彼らの矜持と対照的な、腐った警官たちもいて、「やはりなー」と思ってしまうが……。

 

今回、佐伯と小島の距離が少し縮まったような。

 

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2025.05.13

【週間ベースボール 5月12日号】

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W.B.SPECIAL
ダルビッシュ有特集
野球界発展へ道標を示すレジェンド
独占特別インタビュー
未来へ――可能性は無限大
~日本野球の発展を目指し~
ダルビッシュ有[パドレス/投手]

Twitterで「ようやく手に入れた」というツイートを見つけた。
次週号(5月19日号)が既に発行済みなので、本屋にはほぼ無いらしいということのようだ。

Amazonを見に行くとあったので、即ポチッとする。
実はこれは、息子へのプレゼント。母の日なのにーー。

特集といってもせいぜい4・5ページくらいのが多い中で、本書はかなりのページを裂いている。

とはいってもダルさんについて自分が知っていることは少ない。
(奥さまの)聖子さんのブログを通じて知った「夫」「パパ」としての姿を捉えているだけだ。
そして、そうした家族への姿勢を非常に好ましく思っている。
勿論自身や聖子さんの両親のサポートあっての家庭だろうが。なにしろ、5人の子持ちなのだ。

一選手としてだけでなく、多くの後輩たちが尊敬している存在感。
23年のWBCでの貢献度は、まだ記憶に新しい。

また、自身の技術を惜しむことなく後輩たちに伝授している姿勢にも、好感が持てる。
そしてアメリカ式の技術重視の方法だけでなく、日本式の経験に基づいた指導も評価していること。
この二つが融合することによって、日本の野球はもっとよくなると断言している。

まだまだ活躍して欲しい。

 

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2025.05.12

mone【好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術】

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mone/著 
出版社名 エムディエヌコーポレーション
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-295-20222-6
(4-295-20222-3)
税込価格 1,430円

記録をすることで自分が見え、同時に明日への元気やヒント、手帳タイムを充実させるアイデアが満載です!

 

著者の動画が人気らしい。

定番の【バレットジャーナル 人生を変えるノート術】は方法論だが、こちらは実践版。

「家計簿ページ」や「ワードローブページ」など色々興味深い使い方もあったが、色んな方の事例集ではなく著者の使い方なので、手帳が一種類なのが、ちょっと残念だった。(自分とは違う種類だったので)

あと「捨てるノート」というのが面白かった。
何でもかんでも思いついたことを書き殴る、いわば「メモ帳」感覚だろうか。

あと、楽しむためのグッズの紹介もあったが、自分にはあまり参考にならなかった。
何しろ、貼り付けたりして手帳が膨らむのは好きではないので。

 

 

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2025.05.11

【銀座「四宝堂」文房具店5】

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冒頭作【ものさし】が良かった。

ものさしと定規のちがいについては、恥ずかしながら知らなかった。
そう言えば我が家にも、木製の30CM「定規?」はあるが、メモリ外の空白もある。

もう一つ方眼直定規もあって、こちらはアクリル製。短編にもメモリがあり、反対側はスチール製でカッティングにも大丈夫だ。

子どもの頃使っていた竹製で本物の?「ものさし」はどうしたろう?
母が持っていた鯨尺も、覚えている。あれは何と言ったっけ?「裁ち台?」。
鏝ももあったなぁ。

と、本書のこととはどんどん離れていくが、中学生三人と店主とのやりとりも楽しかった。

内容については、また書きたいと思う。

 

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2025.05.10

青山美智子【人魚が逃げた】

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青山美智子/著 
出版社名 PHP研究所
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-569-85794-7
(4-569-85794-9)
税込価格 1,760円

ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。

 

著者は、4年連続で本屋大賞にノミネートされているとか。
過日の「鈴木保奈美 あの本読みました?」にも出席して、本書について語っておられた。

【木曜日にはココアを】でファンになり、その後何冊か読んできたが、「ココア」と【月の立つ林で】以外は、さほど感動しなかった。
短編集が多く、それぞれの登場人物が他の短編でも登場したり関係があったりという手法も、ちょっとありきたりに思えてくる。

さて本書だが、歩行者天国に突然現れた「王子」を軸に、それぞれ悩みを抱えた5人が葛藤する物語。
彼らにとって、「人魚」とは何だったのか?
案外身近なところに幸せが転がっている、と言いたかったのか?

最後の【君は確か】が好きだったかな。

関連記事

【月の立つ林で】(23.06.26)

【木曜日にはココアを】(19.12.16)

 

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2025.05.09

有栖川有栖の探偵たち

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有栖川有栖さんの小説には、語り手として「有栖川有栖」が登場する。

ところがこの有栖川有栖、通称アリスは二人いるのだ。

いわゆる「学生アリス」に登場する推理研の会長江神さんと、「作家アリス」でのホームズ准教授火村。

今年初めにアップした【砂男】は、単行本未収の短編集で、なんと江神さんと火村が2篇ずつ収録されている。
「読書メーター」でのこの本の感想には「江神先輩が好きなので嬉しかった。 」「学生アリスものはほのぼのしていて好き。 」「思いがけず江神シリーズを読めて嬉しい」といったものが多く、非常に嬉しかった。

 

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【砂男】(25.01.31)

 

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2025.05.08

西村京太郎【天草四郎の犯罪】

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中公文庫 に7-40
西村京太郎/著 
出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-12-205406-6
(4-12-205406-0)
税込価格 586円

二人組の強盗犯の前に一人の男が現れ、杖一本で犯人を打ち伏せてしまう。天草四郎(てんぐさしろう)と名乗った男は、一月後にも四人組の宝石強盗を杖一本で撃退! この武勇伝により、彼は一躍国民的英雄となった。さらに凶悪犯退治は続き人気は沸騰するが、一切自分の身許を語らない天草四郎に、十津川の友人の新聞記者が疑惑の目を向ける。「正義の味方」の目的は? その正体に十津川が迫る!

 

傷害事件があったり詐欺案件があったりしたのだが、何だか犯罪はなかったような印象を受けた。

最後に十津川が受けた印象通りということか。

これも、その「てんぐさ」なる人物の容姿が好印象を与えていたことが大きいかもしれない。

とにかく、これまでの十津川ものとは一風変わった話で、結構おもしろかった。

 

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2025.05.07

「令和の米騒動」その3?

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最近また、パルコープでのお米注文が抽選になった。
お察しの通り、「外れ」っぱなしである。これまでずっと!
何が「厳正な抽選」だよと思う。

仕方ないので、また息子にスーパーへ買いに行って貰った。

前回(昨年秋)には、結構置いてあったのに、今回は2・3個しか残っていなかったという。
昨秋はまだ、「新米がもうすぐ出回るから、それまでの辛抱」感があったが、今回はあてがない。「備蓄米」とやらは、どこでどうしておじゃるやら?

その内Amazonから「いかがですか?」というお尋ねメールが来た。
よくわかっていらっしゃる。

しかし髙いんだよなぁ、Amazon。
それでも何故か「定期お届け便」では安く購入出来るようで、一応申し込んでおく。

ま、いよいよ手に入らなければ、無理に米食に拘らなくてもいいか、くらいの気持ちではいる。って、前にも書いたか。

 

画像はちょうど10年前の5月6日、多分府立公園にて。

 

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2025.05.06

阿部暁子【カフネ】

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阿部暁子/著 
出版社名 講談社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-06-535026-3
(4-06-535026-3)
税込価格 1,870円

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。
やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。

 

25年本屋大賞受賞作

野宮薫子は努力家だ。何事もとことん努力して克服し、キャリアも築いてきた。
そんな彼女は時に「息苦しい」と言われることもあり、事実そうだなと思わされる。

その弟春彦が急死した。
春彦が残した遺言書を彼の元恋人小野寺せつなに渡そうとするも、彼女は拒否する。

理想的な夫公隆に離婚を迫られて以来、薫子は自堕落な生活を送っている。

そんな薫子とせつなの交流。

せつなが働いているのは、「カフネ」という家事代行サービスの会社。
そこの社長も、なにやら曰くありげだ。

せつなは薫子に、カフネでの土曜日のボランティア活動の手伝いを頼む。
一緒に働くうち、薫子はせつなの料理人としての腕に驚嘆する。

ほのぼの系の話かと思えるがそうではなく、何だかミステリを読んでいるような気になる。

 

春彦とせつなは、何故別れたのか?
もしかしたら、薫子と公隆はよりを戻せるのではないか。

など考えながら読んでいくのだが、思いもかけない展開になった。
春彦の、想像すらできないようなこと、なども。

後から思い出せば、心当たりは幾つもある(つまり伏線が貼ってあったということ)。

 

本書に出てくる、薫子と春彦の両親は最低だが、それが「フツー」の家族感なのだろう。

著者の本では【どこよりも遠い場所にいる君へ】が好きだったが、その傾向をやや引きずっているかもしれない。

 

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2025.05.05

いろいろなノート類 その後の話

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前回書いた「いろいろなノート類」で3月まで使っていたものとして、「クオバディス」の「エグゼクティブノート」を忘れていた。
個人的な用件だけならほぼ必要ないかもしれないが、このダイアリーが何とも好きで、今年も使っている。

さてノート類(手帳・ダイアリー)に、進展が見えた。
これから使うものを絞れてきたのだ。

これまで使ってきたモレスキンはそのままで、あらたに「MDノート」を加えた。
このMDノートの紙質はトラベラーズノートのリフィルにも使われていて、非常に書き心地がいい。

そして罫線ありの文庫文サイズというのが、自分が求めていたものにピッタリだったのだ。
在宅で使うのはもちろん、外出先でも使いやすそうだ。

この二つプラス「クオバディスのエグゼクティブ」と勿論「EDITの1日1ページダイアリー」。

 

トラベラーズノートはやはりピタッと開かないことでイライラする。
カッコいいし持ち歩きたいのだが、「ダテで持ち歩いてどうする」というところ。
これまで何度も挑戦しては辞めたのも、それが原因だとはわかっている。

SD(SYSTEM DIARY)も好きなのだが、やはり閉じ手帳を使うことにした。

バレットジャーナルの自分流カスタマイズで、毎日何でも書いていこう。

それではモレスキンは??

こちらは「読書ノート」に特化することに。

新しく読み出したら、即記入。
気づいたことをなんでも書き込んでいく。

索引も完璧にして、後からの見直しも出来る。
新聞やその他のサイトから仕入れた「読みたい本リスト」も作った。

併せて、買ったまま読んでいないKindle本のリストも作成。
紙本と違って本棚に並べておけない(一覧性に欠ける)のが、電書の最大の欠点かもしれない。

 

画像は二つの革カバー。
いずれもMDノート用だが、これについてはまた。

 

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いろいろなノート類(25.04.27)

 

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2025.05.04

須藤昌子【床にものを置かない! 大人の片づけルール】

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須藤昌子/〔著〕 
出版社名 宝島社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-299-04870-7
(4-299-04870-9)
税込価格 891円

片づけが苦手に思っている人ほど実践してほしい!
気負わなくてもできる、大人世代向けの楽ちん片づけ

大人気「床にものを置かない」シリーズ最新刊は、大人世代に向けた一冊です。
体力がなくなってきた世代でもできる、体に負担をかけない片づけ術を紹介。
片づけに苦手意識を持っている人でも、ちょっと意識を変えるだけで、楽ちんで快適な暮らしは実現できます。
今度こそ最後の片づけにしたい! これからのために身の回りを整理したい! というすべての人に役立つ一冊です。

 

「床にものを置かない」シリーズ最新刊とのことだが、すべて同じ著者のようだ。
おそらく、書いてあることは同じようなものだろう。

と言いながら、ついついこの手の本を買うものだから、飽きずに出版されてくるわけで……。いいカモではあるが。

この著者はミニマリストではないようで、そこには共感出来た。

そして必要なものは家のあちこちに置いておくというのも。
ミニマリストは、とにかく同じ種類のものは一つしか持たないというのが信条のようなものだから。

しかしワンルームに住む独り者ならともかく、家庭持ちがそれでは廻っていかない。
ものがある場所に取りに行っても、片づけるのに移動する手間がかかるから、つい使ったところに置いてしまうわけで。
もともと使う場所にもあったら、そこでの定位置に片づければいいのだから。

ハサミなど、その典型かな。
我が家でも、一階だけでもちょっと数えただけで片手に余るもの。

 

 

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2025.05.03

名探偵ポワロ「ミューズ街の殺人」

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これまた、晩年のポワロ。
ドラマには、変わらずミスレモン登場だが、実際にはこの頃にはジョージという下僕がいる。

いわれはともかく、街中に花火の煙と音が溢れているミューズ街。
「こんな時にはピストルを撃っても気が付かないだろう」とジャップに言わせている。

原作を先に再読してから観たドラマだったが、被害者や同居している女性が意外と(?)若くて美人なのにビックリ。
原作からは、もっと地味な感がしていたから。

そうそう原作である短編集は、【死人の鏡】だった。
これには、このあとの放映作「砂にかかれた三角形」も所収されている。

 

短編映像化で困るのは、収められている原作がバラバラなことだ。
あっちこっちの原作を求めて彷徨う羽目になってしまう。
ま、「それもまた楽し」ではある。

 

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【死人の鏡】(21.01.13)

 

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2025.05.02

森博嗣【勉強の価値】

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幻冬舎新書 も-7-6
森博嗣/著 
出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-344-98609-1
(4-344-98609-1)
税込価格 946円

勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。

 

「子供が勉強しないのは、大人が勉強していないから。」という帯の言葉が刺さる。

大人が勉強することの価値が書かれた本書は、たとえ立場が違っても学ぶべき点が多い。

自分が願望したら、自然に勉強したくなるものだ。
子どもが勉強を嫌いになるのは、大人が理想を押しつけるから?上手に立ち回れる大人になるようにとの、「大人の願望」があまりにも全面に出ているから?

しかし、子どもが自然に勉強好きになるかどうかは、やはり大人の力量にかかっているのではないか。

 

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2025.05.01

4月の読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3368
ナイス数:1050

十津川警部 鳴子こけし殺人事件 (中公文庫)十津川警部 鳴子こけし殺人事件 (中公文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-efffbd.html
3年間の執念は、すさまじいものでした。
読了日:04月28日 著者:西村京太郎


リラ荘殺人事件 (角川文庫)リラ荘殺人事件 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-7c6998.html
実は再読です。細かい点は思い出せても、肝心の犯人は判りませんでした。
読了日:04月26日 著者:鮎川 哲也


鉄道ジャーナル 2025年 05 月号 [雑誌]鉄道ジャーナル 2025年 05 月号 [雑誌]感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-ed530c.html
特集が「関西の電車を愉しむ」だったので、廃刊予定の6月号ではなくこちらを楽しみました。
読了日:04月24日


モレスキン 人生を入れる61の使い方モレスキン 人生を入れる61の使い方感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-01bb58.html
61人いらっしゃれば、それぞれ違う書き方があります。意外と、皆さん盛っていらっしゃるなという印象を受けました。
読了日:04月23日 著者:堀 正岳,中牟田 洋子,高谷 宏記


十津川警部捜査行 愛と哀しみのみちのく特急 (双葉文庫)十津川警部捜査行 愛と哀しみのみちのく特急 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-48c2e6.html
時刻表トリックを堪能できました。
読了日:04月21日 著者:西村京太郎


アルプス席の母アルプス席の母感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/.preview/entry/66cd6d97e6a035599be92dcc3e28e152
かなり自分勝手な主人公に、あまり感情移入できませんでした。
読了日:04月19日 著者:早見 和真


TRAVELER'S notebook トラベラーズノート オフィシャルガイドTRAVELER'S notebook トラベラーズノート オフィシャルガイド感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-54c8f2.html
ただ今はまっているので、とても楽しめました。
読了日:04月17日 著者:トラベラーズカンパニー


リンネル特別編集 心と暮らしを整える 手帳&ノート術 (TJMOOK)リンネル特別編集 心と暮らしを整える 手帳&ノート術 (TJMOOK)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-2ba597.html
惹かれる事例は、ありませんでした。
読了日:04月15日


身辺整理 ─ 死ぬまでにやること身辺整理 ─ 死ぬまでにやること感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-31e736.html
2月末に亡くなられたことを知って、本書を読んでみようと思ったのでした。
読了日:04月14日 著者:森永卓郎


さらば南紀の海よ (新潮文庫)さらば南紀の海よ (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-1114b8.html
事件は、30年も前の男の身勝手が発端でした。
読了日:04月13日 著者:西村 京太郎


花まんま (文春文庫)花まんま (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-8442ab.html
表題作【花まんま】が、切なくてよかったです。映画になるのですね。
ひとつだけ、不思議と言うより気味の悪い話がありました。
読了日:04月11日 著者:朱川 湊人


南九州殺人迷路 新装版 (中公文庫)南九州殺人迷路 新装版 (中公文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-8f48be.html
最後まで、西本刑事は見合い相手の女性に振り回されていました。現職知事の殺人計画とは、なんとも恐ろしい話でした。
読了日:04月09日 著者:西村京太郎


noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 (できるビジネス)noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 (できるビジネス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-6580b7.html
本書を読んで勉強中なので、まだまだです。
読了日:04月07日 著者:コグレ マサト,まつゆう


軍人婿さんと大根嫁さん 5 (芳文社コミックス/FUZコミックス)軍人婿さんと大根嫁さん 5 (芳文社コミックス/FUZコミックス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-c2ddf5.html
花は、誉と一緒に暮らし始めます。町での暮らしは初めてのことばかりですが、二人にとっては楽しいものでした。
この幸せが、いつまでも続きますように!
読了日:04月06日 著者:コマkoma


MonoMax特別編集 時間を生み出す、思考を整理する できる大人の手帳&ノート術 (TJMOOK)MonoMax特別編集 時間を生み出す、思考を整理する できる大人の手帳&ノート術 (TJMOOK)感想
【できる大人の手帳&ノート術】
表紙カバーに武田真治アナの写真が掲載されていたので購入を決めたという、何ともミーハーな理由です。
読了日:04月04日


ネメシスの使者 (文春文庫 な 71-3)ネメシスの使者 (文春文庫 な 71-3)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/04/post-a1b764.html
まさに「どんでん返しの帝王」の面目躍如です。二度、三度と騙されます。
読了日:04月03日 著者:中山 七里

読書メーター

 

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