長月天音【泊日文のおひとりさまノート】
祥伝社文庫 な26-1
長月天音/著
出版社名 祥伝社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-396-35114-4
(4-396-35114-3)
税込価格 880円
不器用な大人の成長を描く感動作。
「1 冬から春」で始まった物語は、「2 春から夏」「3 夏から秋」「4 秋から冬」と季節を巡って、「5 再び、冬から春」で終わる。
一人暮らしの日文は、「1」で学生時代からずっと何もかも相談していた男友だち直人の結婚に衝撃を受ける。そのあとも、何かしらあるたびに直人を思い出し、一人暮らしを託っている日文である。
そんな日文は、「日暮食堂」という定食屋に正社員として勤めている。
そして四季を巡る中で、一人で解決できない日常の不便に悩み、急病で起きられなくなったりすることもある。そんな中、誰を頼れるのか、日文の日常は揺れていく。
店長や信頼できる仲間のいることが、一人暮らしではあっても心強い支えになっていることを知っていくのだが……。
日文が日々綴っている「おひとりさまノート」も、寂しさから困惑、やがて信頼へとステップアップしていって微笑ましい。
ちょっと出来すぎの感もあるが、主人公と周りの人たちの考え方や暮らしが爽やかで、心地よい読後感を得られた。
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