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2025.08.14

高橋由太【くるり駅でさよならを】

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ハーパーBOOKS+ た1-1
高橋由太/著 
出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-302-10005-7
(4-302-10005-2)
税込価格 820円

読後、涙が止まらない。
路線図には載っていないその駅で、
二度と会えないはずの人が待っている――

 

サブタイトルが「白黒ねこと夕暮れの町」とある。表紙絵のかわいさもあって読んでみたが、「残念ながら……」という結果だった。

第一話の【あの日のウエディングベル】
父母が相次いで亡くなった沙都美は、やる気のない毎日を送っている。
職場も同じことの単調な繰り返しだし、歯車の一つとして楽しくない毎日を送っている。

そんな沙都美が、ひょんなことで高校時代の同窓会に出席することを決めた。当時好きだった人に会えるかもしれないという期待を持って。

だが彼は出席していなかった。
やはり会に楽しめない彼女は抜けてきたが、会場近くで思いがけずその当事者と出会う。
彼は「ずっと好きだった」と、思いがけないことを言ってきた。
しかしその彼は、既に病を得ており、入院後まもなく死亡する。沙都美は、見舞いにすら行けなかった。

なまじ嬉しいことがあっただけに、そのあとのむなしさははんぱない。

そんな時、休日にふと思い立ってこれまで乗ったことのなり路線の電車に乗ってみる。
その電車には、いつの間にかしろ黒猫が紛れ込んでいて……。という展開だ。

そのあと猫に導かれて不思議な世界(死んだはずの彼と一緒に暮らしている)を体験するのだが……。

これは「寂しい話だなぁ」で終わったのだが、続く二話から五話までが、すべてこの調子だった。

猫は可愛いし、一話だけなら「感動もの」で終わることが出来たが、次々と同じような話で、申し訳ないが入り込めなくなってしまった。

 

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