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2025.09.30

【ねことじいちゃん8】

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ねこまき(ミューズワーク)/著
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-04-680596-6
税込価格 1,210円


じいちゃんとばあちゃんと猫ばかりが暮らす島のエピソードを、四季折々の彩りにのせてお届けします。

 

今回は全編お弁当特集。

思い出す、奥さんと食べたお弁当と、その弁当箱を買った日のこと。

お母さんの作ってくれた子どもの頃のお弁当。受験の日のとんかつ弁当。

病院の先生が、食欲の無い患者のために料理番組を観ながら作った愛情溢れるお弁当。

等々、お弁当はいろんな思い出を詰め込んでいる。

戦争中に金属類供出命令が出たときのこと。親と別れて一人親戚の家で過ごしている子のアルミ弁当箱を、ソッと出さなくていいよと行ってくれたおばさんのやさしさも。

 

そして、じいちゃんの家には、たまちゃんだけでなく仔ネコも5匹増えた。

絵もほのぼのとして和むし、また続けて読んでいこう。

 

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2025.09.29

ドラマ「ガリレオ」第二シリーズ

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第一シリーズと似た話もあり、自分の中で区別できなくなっている。

岸谷の鬱陶しさは回ごとに増していく。
やはり女性刑事物は、よほど抑えたもので無いと受け付けなくなってしまった。
ゲストに女優も多く、敢えて女性刑事にしなくてよかったのにと、未だにぐずぐずグチっている。
北村一輝カッコいいし……。

 

特に最終章「聖女の救済」は原作が好きで、ドラマ化も知っていたが、このシリーズに入っているとは知らなかった。
原作での草薙は、たしか綾音(演・天海祐希)に好意を持っていたのではなかったか?

それを、岸谷が騒々しく取って代わっている。
今【新 教場】を読んでいるのだが、警察社会というのは世間より一層上意下達がはっきりしていて、岸谷のような礼儀知らずはいないと思われる。(栄進してからのいやーな上司は別として)

岸谷はきっと「教場」からははじき出されるキャラだろう。
というより、そもそも「人」として非常識すぎるが。

 

第一シリーズとも混同してしまって、タイトルだけでは一層内容を忘れてしまった。
両シリーズ通して、職場で競争相手に追い越されての嫉妬や、兄弟(姉妹)関係で似たような設定もあったから(と、言い訳する)。

それぞれの「あり得ない」ような設定に科学的根拠を示す湯川は、やはり頼もしい。

第一章「幻惑す」(まどわす)

第二章「指標す」(しめす)

第三章「心聴る」(きこえる)

第四章「曲球る」(まがる)

第五章「念波る」(おくる)

第六章「密室る」(とじる)

第七章「偽装う」(よそおう)

 

第八章「演技る」(えんじる)

あらゆることを演技に活かしたい女優。

刑期を終えてからもその体験が活かせると本気で信じていたらしい。
湯川に冷たく指摘されて、目が覚めただろうか?

 

第九章「攪乱す」(みだす)のゲストは、生瀬勝久で高橋という物理学者。

学会で湯川に質問されたことを根に持っている。 執念深い落ちこぼれを、よく体現していた。

栗林の友人で、彼は高橋と時々会って飲んでおり、その際捜査中の「悪魔の手」事件についてペラペラ喋っている。

 

画像は最終章の【聖女の救済】

 

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2025.09.28

鷹橋忍【小泉セツと夫・八雲】

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PHP文庫 た117-2
鷹橋忍/著
出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-569-90519-8
(4-569-90519-6)
税込価格 957円

連続テレビ小説『ばけばけ』のモデルとして話題!

 

明日から始まる朝ドラ主人公のモデルである「小泉セツ」と、夫である小泉八雲の物語。

今年度前半の「あんぱん」も、アンパンマンの作家やなせたかしさんというより、妻の話だった。
また「ゲゲゲの女房」も、そうだ。

女性自身が主人公だったのは、「赤毛のアン」の村岡花子や吉本を立ち上げた人など、少数しかなかったような。

もっとも朝ドラは最近(っていつ頃から?)は観ていないので確かではない。

さて本書だが、八雲とセツの一生をかなり淡々と綴っている。

意外だったのは、二人が共に過ごした期間が、比較的少なかったこと。

八雲といえば、「怪談」や「耳なし芳一」は、それこそ子どもの頃から知っているし、長じては英語のリーダーでも読んでいる。

その二人の前半生は、かなり波瀾万丈だったことに、あらためて気づかされた。

八雲旧居には行ったことがあるし、親しみも抱いていて、知ったつもりになっていた。

さてドラマの方だが、やはり観ないだろうとは思う。

 

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2025.09.27

ドラマ「ガリレオ」第一シリーズ

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第一章「燃える」(もえる)のゲストは、唐沢寿明。

暴走族の騒音に近所中迷惑しているのだが、朗読ボランティアをしている彼にとっては単に邪魔などという範囲ではない。

唐沢の読みがよかった。感情移入するでなく、淡々と情景がわかるように読んでいる。実際に本を読んで下さったらいいのに。

 

第二章「離脱る」(ぬける)

これは原作をかなり覚えている。湯川の蕁麻疹がドラマでは初めて出てきたかな。

第三章「騒霊ぐ」(さわぐ)では、何と広末涼子が出ていた。と言っても犯人役ではなく、疾走した夫を必死に探す役どころだったが。

 

この辺からすでに、タイトルだけでは中身がごっちゃになってしまっている。

第四章「壊死る」(くさる)

第五章「絞殺る」(しめる)

第六章「夢想る」(ゆめみる)

第七章「予知る」(しる)

第八章「霊視る」(みえる)

 

第九章・最終章「爆ぜる」(はぜる)

ここでは何と、ゲストが久米宏だった。えっ?なんで?と、一人ツッコミを入れていた。
この最後二つの湯川は、心なしか気が滅入っているように感じられたが。

 

いくつか倒叙ものはあるが、ゲストがすべて犯人というわけではなかった。

 

画像は14年前の昨日、舞洲にて。

 

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2025.09.26

坂木司【動物園の鳥】

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創元推理文庫 Mさ3-3
坂木司/著
出版社名 東京創元社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-488-45703-7
(4-488-45703-7)
税込価格 660円

はたして鳥井は外の世界に飛び立てるのか、感動のシリーズ完結編。

 

人は鬱憤を晴らすために、自分より弱いものを痛めつけることがある。
その典型のような、坂木と鳥井の中学時代の級友と、二人は動物園で再会する。そしてそれは、猫虐待事件とも関係していた。

動物園の女性ボランティアが、何だか鬱陶しい。
それについては、後半で鳥井が見事指摘してくれた。

また二人の元級友である警察官と妹の関係も、よくある話だ。
彼はしがらみを捨てて、自分で飛び立つ必要があった。

鳥井の作ってくれる料理が美味しそうだ。
プロの料理研究家が、実際に作ってくれたものだとか。一人鍋はいいなぁ。

Kindle版では、レシピ集「鳥井家の食卓」はついていなかった。

読んでいながら予測できたが、この「ひきこもり探偵シリーズ」はこれで完結する。

 

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【青空の卵】(12.11.21)

【仔羊の巣】(13.03.07)

 

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2025.09.25

ドラマ「ガリレオ」シリーズ

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映画「ブラック・ショーマン」公開記念/
<原作・東野圭吾×主演・福山雅治>というゴールデンコンビの出発点となった「ガリレオ」シリーズを無料配信!

 

とのことで、2007年の第一シリーズと2008年のガリレオΦ、それに2013年の第二シリーズが配信されている。

放映された当時は、せっかく草薙という湯川の学生時代の同期がいるのに、女優を配したのが気に入らなくて視聴しなかった経緯がある。

今回視聴してみて、やはり女性刑事の騒々しさにうんざりした。


第一シリーズの柴咲コウも鬱陶しかったが、第二シリーズの吉高由里子はさらにひどい。湯川と同じ帝都大卒を鼻にかけ、自分はエリートだとばかりに新人の分際で厚かましいこと甚だしい。

 

湯川に疎んじられていると知ると、泣き真似までするし、
記録係なのに出しゃばって被疑者に質問する。
先輩の持っている書類を奪い取る、など、あり得ない(と思うのだが)行動に出る。

 

勿論女優たちに罪があるわけではなく、あくまで脚色の問題だろうが。
女性刑事だけでなく、駒沢(渡辺いっけい)の扱いもひどい。

草薙(北村一輝)がいい感じだけに、それとの対比でよけいひどく感じるのかもしれないが。

 

二つのシリーズとも第四話以降は順次配信が終了されていくので、少しずつ観ていくことにした。

 

画像は第一シリーズの原作となった【探偵ガリレオ】

 

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2025.09.24

篠友子【うえから京都】

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ハルキ文庫 し19-1
篠友子/著
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7584-4701-0
(4-7584-4701-2)
税込価格 902円

京阪神は仲良く手を組むことができるのか!? そして京都の思惑は実現するのか!?

 

登場人物たちの名前が、まず面白い。

主役の坂本龍子はもちろんのこと、京都府知事は桂。桂の甥で秘書が沖田。
兵庫県知事が但馬なのは土地柄だとして、大阪府知事は若い吉岡ときた。
おまけに東京都知事は、
池永小百合である。

かといってふざけているのではなく、極めてマジメな「東西両都」の話である。

最初の提案は京都からで、結局は年齢のこともあって桂知事が関西側をまとめるのだが、この間の駆け引きが色々と面白い。

それに乗っかって私腹を肥やそうとする輩も出てくる始末最後は最後はうまく終結した。

ほぼ龍子の秘書のような形で動いていた沖田の成長ぶりが楽しかった。かなりイケメンに描いてある。

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2025.09.23

食材

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冷凍庫が、パンパンになっている。

現在食料の調達は、週1回のパルコープとよつ葉ホームデリバリー。これにキッチンエールが加わることもある。
他にほぼ週一で、リアル店の生協を利用している。

また月一で惣菜も届く。

その結果、冷凍庫がパンパンになってしまった。

それでも冷蔵庫と野菜室は、見通しが効くくらいには空かせてあるが。

ありがたいことに、買いものに行かなくても、ほぼ毎日の食事は何とかなる。
しかしたまに、うまくバランスの取れた組み合わせが出来ないことがある。
クローゼットに衣類が溢れていても、着る物がないというような??
ま、食料品の場合は消費していくから違うか!

この満杯状況の解消と、もう少し計画的な補給が必要かな。

 

画像は14年前の9月22日、東京駅前「オアゾ」にある紀伊国屋書店内の「Mac Cafe」にて。向かい側は、この店発祥のハヤシライス。
盛岡からの帰途のようだ。

 

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2025.09.22

有栖川有栖【赤い月、廃駅の上に】

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角川文庫 あ26-10
有栖川有栖/〔著〕
出版社名 角川書店
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-04-100482-1
(4-04-100482-9)
税込価格 748円

鉄道がいざなう、異界への扉――。

 

再読

すべて鉄道に絡んだ「不思議」の物語。
この手のホラー小説は、嫌いだ。そのせいか、以前読んだはずなのにさっぱり覚えていなかった。

中ではやはり、表題作【赤い月、廃駅の上に】が怖かった。これだけは、駅のホームでの出来事をボンヤリと覚えていたが。

冒頭の【夢の国行き列車】は、ちょうど時期的に合っているというか、70年万博の頃の話題が出てきた。
大阪人はこの万博に「何回行った?」が挨拶代わりだという話も出てくるが、当時通っていたモノレールへ吸い込まれて行っただろう当時の「万博少年」の失踪で終わっている。

自分は二回しか行ってなかったなぁ。案の定混んでいて、何を見たのかまったく忘却の彼方だが。

他には【テツの百物語】が面白かった。ネットで「鉄道に関する不思議」の掲示板を運営していた鉄ちゃん5人がオフ会をする。
すでに95の物語がアップされているので、残りの5つを順に語っていくというもの。
話自体は他愛ないものだったが……。という展開。

【貴婦人にハンカチを】
この「貴婦人」は、勿論「C57」のことだ。

最後の【途中下車】も、人世の悲哀が感じられてよかった。

逆に嫌いなのが【密林の奥へ】

他に

【黒い車掌】【海原にて】【最果ての鉄橋】

やはり著者の作品は、普通に推理小説がいい。

 

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2025.09.21

読書日記:9月21日

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前回(9月11日)の つづき

■9月20日(土)

中山七里【TAS 特別師弟捜査員】読了 → レビュー()

■9月19日(金)

篠友子【うえから京都】読了 → レビュー()

■9月17日(水)

金原ひとみ【パリの砂漠、東京の蜃気楼】読了 → レビュー(25.09.18)

■9月14日(日)

米澤穂信【追想五断章】購入

■9月13日(土)

米澤穂信【栞と噓の季節】再読 → レビュー(25.09.14)読了→ レビュー(25.09.12)

■9月12日(日)

柚月裕子【検事の死命】読了 → レビュー(25.09.16)

■9月11日(木)

Emi【わたしらしさを知る マイノートのつくりかた】

 

■以下、要レビュー■ → レビューしたものは消していく

アガサ・クリスティー, 宇佐川 晶子【愛の探偵たち】

朝倉宏景【空洞に響け歌】

麻宮ゆり子【仏像ぐるりのひとびと】

有栖川有栖・安井 俊夫【密室入門】

有栖川有栖【赤い月、廃液の上に】

伊坂幸太郎【ペッパーズ・ゴースト】

伊坂幸太郎【マイクロスパイ・アンサンブル】

五木寛之他力 【五木寛之ノベリスク】

稲空穂【特別じゃない日】

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店5】

内山純【みちびきの変奏曲】

 

紀田 順一郎 【神保町の怪人】

こいしゆうか【くらべて、けみして校閲部の九重さん 2】

 

齋藤孝【「遅読」のすすめ】

佐々木譲【密売人 北海道警察】

佐々木譲【巡査の休日】

佐々木譲【降るがいい】

佐々木譲【警官の掟】

沢木耕太郎【テロルの決算】

沢木耕太郎【破れざる者たち】

篠田真由美【センティメンタル・ブルー】

篠田真由美【誰がカインを殺したか】

乗代 雄介【十七八より】

瀬尾まいこ【掬えば手には】

 

瀧羽 麻子【女神のサラダ】

知野みさき【鈴の神さま】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

 

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

中山七里【ヒポクラテスの試練】

中山七里【鑑定人 氏家京太郎】

中山七里【ワルツを踊ろう】

仁木悦子【聖い夜の中で】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

原りょう【ハードボイルド】

原りょう【ミステリオーソ】

ほしおさなえ【言葉の国のお菓子番】

 

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【なにものにもこだわらない】

森永 卓郎【身辺整理】

 

柚月裕子【検事の信義

米澤穂信【儚い羊たちの祝宴】

 

画像は14年前の9月22日、北上川川辺の「啄木であい道」にて。

 

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2025.09.20

原武史【歴史のダイヤグラム 鉄道で見る日本近現代史】

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朝日新書 832
原武史/著 
出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-02-295139-7
(4-02-295139-7)
税込価格 935円

鉄道が結ぶ小さな出来事と大きな事件から全く知らなかった日本近現代史が浮かび上がる。

 

朝日新聞土曜版「be」で連載されているコラムの書籍化。
一度は紙面で読んでいるのだが、こうしてまとめて読むと、時代がよくわかる。

一つ一つが短いので、あっという間にドンドン読めていく

第一章は、「移動する天皇」として、お召し列車のことなどが触れられていた。
そして、沿線の奉迎の形についてなども。

第二章「郊外の発見」では、地方鉄道にもふれ、また文学者たちの鉄道利用にも言及している。

第三章ではそのものズバリ「文学者の時刻表」として、文学の中での鉄道が多く語られる。例の「夜行と四分間のトリック」も、この章での出番だ。
やはり時刻表トリックの秀美である。

いや、フィクションだけではない。第四章では「事件は沿線で起こる」として、実際の事件について書かれている。この箇所は、特に面白かった。

最終章5章は「記憶の車窓から」。
ここでは著者の体験を中心に描かれている。

いずれも連載時にも面白かったのだが、こうしてまとめて読むと、一層郷愁がつのる。

 

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2025.09.19

釣られました

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恥ずかしながら、一昨日夜、フィッシュ詐欺に遭ってしまった。

充分注意していた(はずだった)のに、引っかかった。メール先からではなかったのだが……。

かなりパニックになってウロウロしたが、結局安全なところまで「復元」することで、一応大丈夫になったと思う。
復元ポイントは、16日夜。

一時デスクトップ画面も黒くなり、どうなることかと思った。

昨日は、念を入れて達人のところへ持っていき、中身をかくにんして頂いた。

 

画像はその時のランチ。

 

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2025.09.18

金原ひとみ【パリの砂漠、東京の蜃気楼】

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集英社文庫 か44-8
金原ひとみ/著
出版社名 集英社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-08-744510-7
(4-08-744510-0)
税込価格 660円

生きることの孤独と苦悩を綴った著者初のエッセイ集。

 

著者が芥川賞を受賞なさったとき、タイトルと雰囲気から、何となく敬遠していた。

それが【【ナチュラルボーンチキン】を読んだら、意外と(失礼)面白かった。

本書は著者初のエッセイということで、娘二人とのパリ暮らしの日々。パリでの生活を切り上げての東京での生活が描かれている。

東京へ戻ってからは、何かとパリとの比較も出てくるが、パリではこういう「ちょっと変わったお母さん」もあり得るのだなと、新鮮な気分になった。

それでもやはり、唇にピアスの穴を開けた女性というのは、何となく受け付けない自分がいる。

 

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2025.09.17

「こども食堂」の名はもう使わない 名付け親が感じてきた疑問と怒り

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「こども食堂」の名はもう使わない 名付け親が感じてきた疑問と怒り

「こども食堂」の名付け親が、「ちょっとちがうのではないか」という違和感を抱かれていて、それを「言わなければならない」と発言なさった。

「近所のおばさんのおせっかい」という気持ちで始めたことが、あっという間に広がった。
それ自身はいいことだろうが、「だからといって、子ども食堂でなんらかの問題を解決しようと考えるのはおかしい」と仰る。

自分も感じていたので、まったく同感だ。

「大事なのは子ども食堂という『活動』ではないですよね。子どもであり、子どもを育てる親こそ大事なはずです。だから、当事者が置かれている状況を改善しようという議論は不可欠です。それをせずに、子ども食堂の数や利用者を増やすことが目的になっていないでしょうか」

根本的なことを解決せず、「こども食堂」がふえればいいというのはおかしいと。

企業が「何かお手伝いを」と申し出てきた時も、「この子どもたちの将来でかかわってほしい」と、目の前のことだけではない未来を見据えて欲しいと願っておられる。

やたらと「女性」や「子ども」への施策が取り出されることがあるが、本来解決すべき事から遠ざかっていないかなと考える昨今だから。

 

画像は6年前の今日、南海電鉄高野線から見た大和川。

 

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2025.09.16

柚月裕子【検事の死命】

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角川文庫 ゆ14-4
柚月裕子/〔著〕 
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-04-106660-7
(4-04-106660-3)
税込価格 715円

電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。

 

短編集

最後の【死命を賭ける】がよかった。

痴漢の容疑者は、その地では有名な資産家の婿だった。
容疑者の家族へは見せなかった行為(アダルトビデオを漁っていた)を知ってからの、家付き娘やその母の言動が笑える。
権威を笠に着た行動に、もしかしたら容疑者は我慢できなかったのかもしれない。

終盤、この容疑者と見知らぬ(はずの)目撃者がSSD(パソ通)で繋がっていたことまで調べた佐方に脱帽。

終始被害者に寄り添ってきた佐方に、判決後被害者母子の「信じてくれてありがとう」という言葉は浸みる。

しかし、有形無形の圧力に屈しなかった この【死命を賭ける】で、佐方は検事を辞めざるをえなかったのかもしれない。

 

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2025.09.15

「友達がいない?」飲み会に誘われなくなった僕 58歳記者の苦悩

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こんな記事が目にとまった。

「友達がいない?」飲み会に誘われなくなった僕 58歳記者の苦悩

うーん、何だか違和感。
そんなに「つれもて」いたいのかなぁ。

最後にあるコメント欄にもあったが、この男性記者はやや強引なところがあったのではないだろうか?そのせいで、自分では親しい友だちだとおもっていても、やや敬遠されていたとか?

生活面がしっかり担保されていて、贅沢な悩みだと思うけど……。

 

画像は8年前の今日、肥後橋のスタバをのぞむ。

 

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2025.09.14

米澤穂信【栞と噓の季節】

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集英社文庫 よ26-3
米澤穂信/著 
出版社名 集英社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-08-744779-8
(4-08-744779-0)
税込価格 990円

ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編! 直木賞受賞第一作。

 

再読

最初に読んだときはさほど思わなかったのだが、今回は「ぞわー」と怖かった。

4つの短編すべてが【栞と○○】になっている。
そのキーワード「栞」がもたらす「毒」。
実際に高等学校の中で使われていたとは、怖い話だ。

 

冒頭の【栞と 】で問題提起し、次の【栞と毒】で本題に入っていく。

【栞と  】では謎の存在のようだった瀬野が、次第に中心人物になっていく。

いろんな人が、嘘をついている。
その嘘を徐々に解読しながら、図書委員二人は事件の解決に近づいていく。

 

関連記事

【本と鍵の季節】(21.08.01)

 

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2025.09.13

SSDとフォーラム

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柚月裕子の「佐方シリーズ」の一つ【検事の死命】 で、裁判の証人の趣味の一つとして「BBS(パソコン通信)」が出てきて、懐かしかった。

そのフォーラムに「草の根フォーラム」というのがあったことは、知らなかった。
なんでも極小さなマイナーなフォーラムで、勿論登録制で鍵が懸かっているから、知らない人は閲覧できない。
この存在を佐方が調べたことで、通りすがりということだった被疑者と証人が、実はフォーラム仲間だったことが暴かれ、一気に解決へとむかっていくという話だった。

そのことはおいて、自分がパソコンの世界を知ったのは、このBBS(ニフティサーブ)のおかげだ。

推理小説のフォーラムで宮部みゆきのスレッドに出会い、やがてオフ会にも出かけていくようになった。

 

画像は6年前の今日、東北新幹線の車窓から。

 

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2025.09.12

Emi【わたしらしさを知る マイノートのつくりかた】

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Emi/著 
出版社名 大和書房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-479-78388-6
(4-479-78388-1)
税込価格 1,320円

2004年から、55冊のマイノートを続けている
整理収納アドバイザーのEmiさんが実感していること。

こういう本は眺めるのが楽しいので、紙本で購入。

ノートをデコりたい人には参考になるだろうが、自分にとってはあまり意味が無い。それなのに、ついついこの手の本には手が出てしまう。

驚いたことに、この本は180度ピタッと開くのだ。但し全部ではない。
当初、間違えて古本を購入し、誰かが本に癖付けしたのかと思ったくらいだ。
しかしこういう配慮は嬉しい。手帳やノートもそうだが、180度パタンと開くと、ストレスが随分軽減される。
ほぼ日手帳は、それが売りだが……。

 

この著者、思い出した。
「OURHOME」という店を経営していらっしゃって、何点か買物をしたことがあったのだった。

そして本書も再読で、前回は「この人の本は、これで「おしまい」。とか書いていた。

 

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2025.09.11

読書日記:9月11日

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前回(8月31日)の つづき

■9月10日(水)

柚月裕子【検事の信義 】再読 → レビュー()

■9月9日(火)

【わたしらしさを知る マイノートのつくりかた】着

■9月8日(月)

原武史【歴史のダイヤグラム 鉄道で見る日本近現代史】読了 → レビュー()

■9月7日(日)

柚月裕子【検事の死命】読了 → レビュー()

■9月6日(土)

森博嗣【お金の減らし方】再読 → レビュー(24.08.30)

■9月5日(金)

柚月裕子【最後の証人】読了 → レビュー(25.09.10)

■9月4日(木)

柚月裕子【検事の本懐】再読 → レビュー(19.07.24)

■9月3日(水)

中山七里【鑑定人 氏家京太郎】読了 → レビュー()

■9月2日(火)

森博嗣【お金の減らし方】再読 → レビュー(24.08.30)

■9月1日(月)

【DOCTOR PRICE : 5】読了  → レビュー(25.09.02)

【DOCTOR PRICE : 5】購入

■8月31日(日)

堂場瞬一【コーチ】読了 → レビュー(25.09.04)

 

■以下、要レビュー■ → レビューしたものは消していく

アガサ・クリスティー, 宇佐川 晶子【愛の探偵たち】

朝倉宏景【空洞に響け歌】

麻宮ゆり子【仏像ぐるりのひとびと】

有栖川有栖・安井 俊夫【密室入門】

有栖川有栖【鍵の掛かった男】

有栖川有栖【赤い月、廃液の上に】

伊坂幸太郎【ペッパーズ・ゴースト】

伊坂幸太郎【マイクロスパイ・アンサンブル】

五木寛之他力 【五木寛之ノベリスク】

稲空穂【特別じゃない日】

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店5】

内山純【みちびきの変奏曲】

 

紀田 順一郎【夜の蔵書家: 古本屋探偵の事件簿】

紀田 順一郎 【神保町の怪人】

こいしゆうか【くらべて、けみして校閲部の九重さん 2】

児島 青【本なら 売るほど 2】

 

齋藤孝【「遅読」のすすめ】

佐々木譲【密売人 北海道警察】

佐々木譲【巡査の休日】

佐々木譲【降るがいい】

佐々木譲【警官の掟】

沢木耕太郎【テロルの決算】

沢木耕太郎【破れざる者たち】

篠田真由美【センティメンタル・ブルー】

篠田真由美【誰がカインを殺したか】

乗代 雄介【十七八より】

瀬尾まいこ【掬えば手には】

 

瀧羽 麻子【女神のサラダ】

知野みさき【鈴の神さま】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

堂場瞬一【コーチ】

 

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

中山七里【ヒポクラテスの試練】

中山七里【鑑定人 氏家京太郎】

中山七里【ワルツを踊ろう】

仁木悦子【聖い夜の中で】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

原りょう【ハードボイルド】

原りょう【ミステリオーソ】

ほしおさなえ【言葉の国のお菓子番】

 

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【なにものにもこだわらない】

森永 卓郎【身辺整理】

 

柚月裕子【検事の信義

米澤穂信【栞と嘘の季節】

米澤穂信【儚い羊たちの祝宴】

 

堀 正岳, 中牟田 洋子, 高谷 宏記【モレスキン 人生を入れる64の使い方】

 

画像は10年前の9月12日、青森ベイブリッジと八甲田丸。

 

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2025.09.10

柚月裕子【最後の証人】

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角川文庫 ゆ14-2
柚月裕子/〔著〕 
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-04-106658-4
(4-04-106658-1)
税込価格 638円

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。
やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり……。

 

出版はこちらの方が【検事の本懐】よりも早いようだが、舞台は佐方が検事を辞めて弁護士になってからのことだ。

従って、以前の上司筒井のことも詳しくは書かれていない。
【検事の本懐】での温情溢れる彼のことを知っているのと知らないのとでは、若干印象が違う気がするが……。

しかも佐方の辞任後に検事になった 筒井の部下と、法廷で争うことになる。

プロローグで事件が語られ、ここで読者はミスリードされてしまう。
後半になるまで、被告は……(ネタバレになるためお口にチャック)。

第一章からは法廷場面で、出廷した証人の証言などから事件の背景が語られていく。

そして「最後の証人」は……、という流れ。

その間、息子を失った夫婦の哀しみが描かれていく。

にしても、妻の方はかなり狂気じみている。

蛇足だが、彼女の今の様子では、相手を誘うだけの魅力があったとは、到底思えないのだが。

鮮やかな逆転劇で、しかも16年前の警察の隠蔽事件が明るみに出たのはよかった。

 

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2025.09.09

手帳会議

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「note」のお題(?)の一つに「手帳会議」というのがある。

「会議」と銘打っているが、ほぼ一人で完結している。
「現状の把握」「目的の確認」「新しい手帳を選ぶ」というステップで考える方が多い。と、noteの投稿の一つに書いてあった。

それなら、出来そうだ。

この時期になると、一斉に来年の手帳やダイアリーが売り出される。
そして、毎年ソワソワしてくるのだ。

まず「現状の把握」だが、今は「MDノート」を何でも帳にして、MOLESKINEは読書専用ノートにしている。


「MDノート」は見開き2ページを一日分として、まず左側に「TO DO リスト」を書き出し、終えたら色別のマーカーで丸印をつける。
メール・電話の記録もこちらに書いている。
その前に、左ページの一番上に、「日付け」を記入。続いて「色カレンダー」からその日の色を記載。

右ページは、それこそその日にあったことを羅列している。
出かけた日は場所とか、買物とか。ネット購入したものも、ここに書く。いわば家計簿がわりだ。

そして、来訪者とか思ったこととか。

ある程度満足しているのだが、やはり満点ではない。支払予定日などが書きづらい。
そしてカレンダー機能はないので、別に専用ノートを用意している(クオバディスの
ビソプラン)。

今年途中まで使っていた「EDIT」も、捨てがたくなってきたのだ。

そんなわけで、現在迷い中。

今日のところはこの辺でおいて、「目的の確認」「新しい手帳を選ぶ」は次回以降に書こう。

 

画像は「MDノート」。

 

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2025.09.08

紀田順一郎【夜の蔵書家: 古本屋探偵の事件簿】

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創元推理文庫 Mき2-6 古本屋探偵の事件簿
紀田順一郎/著 
出版社名 東京創元社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-488-40607-3
(4-488-40607-6)
税込価格 990円

(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)

 

前回も感じたことだが、何か読みにくい。
それが、登場人物たちの描き方にあると気づいた。

そもそも主人公須藤の年齢や人物が今ひとつ判りづらい。
前回「おばん」と呼ばれていた女性は、せいぜい30代前半だ。
また家主の孫で店のアルバイトをしている女子大生俚奈の描き方もひどい。

いわゆる「昭和の男」の目線なのが、嫌悪感を抱かせるのだろうか?

 

と、何だか辛口になってしまったが、著者が亡くなられたことを知った。
ご冥福をお祈りいたします。

 

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2025.09.07

警察官自殺訴訟、県警が否定した元同僚が証言台へ 「すべてを話す」

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警察官自殺訴訟、県警が否定した元同僚が証言台へ 「すべてを話す」

警察小説を読んでいると、あり得ないような職場の様子が語られる。ひどいパワハラもある。
フィクションだからと思っていたが、実際にそのパワハラで自死した人がいらっしゃった。

妻が公務災害(労災)認定を求めた訴訟。一審では「公務が原因ではない」という判決が出たが、控訴審で新たな証人が証言台に立つことになった。

証人は警部の元同僚。一審での遺族敗訴を知り「先輩の無念を晴らしたい。自分が見聞きした、ありのまますべてを話す」と、警察組織のしがらみを振り切って出廷を決めた。

一審での敗訴の後、妻は証言してくれる人を探していたという。

男性が遺族側の立場に立ったことに、元同僚たちの中には男性との連絡を絶ち、距離を置く人もいるという。
これも小説では「あるある」だ。

どうか、彼らの願いが届きますように!

 

画像は13年前の今日、宮崎市大淀川のほとり。

 

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2025.09.06

日本能率協会マネジメントセンター/編【みんなの手帳術】

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日本能率協会マネジメントセンター/編 
出版社名 日本能率協会マネジメントセンター
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-8005-9001-5
(4-8005-9001-9)
税込価格 1,430円

何気ない毎日をとびきりの1日に変えたい人、自分らしく、かわいい手帳使いをしたい人必読の一冊になっています。


「毎日がもっと輝く」というサブタイトルがついている。手帳を発行している会社の編集。
毎年この頃になると、「手帳」という言葉に反応してしまう。

本書は「みんなの手帳」と謳っているが、どちらかと言うと「かわいい手帳」好きの人のためかな。
デコっている手帳は見ているだけで楽しいが、自分にとってはあまり参考にならない。

「Chapter2 システム手帳のすゝめ」というのは、興味が沸いて危ない、あぶない。
一時期はまっていたこともあるが、キッパリと辞めた(はず)!

 

「手帳を書いている時のお供のスイーツ」というのがあった。
ローソンの「ドラもっち」が入っていて、ちょっと笑ってしまった。これ、結構好きでたまに買うから。

 

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2025.09.05

有栖川有栖さん「小説の参考に」 休刊3年、情報紙うえまち復活

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こんなニュースがあった。

有栖川有栖さん「小説の参考に」 休刊3年、情報紙うえまち復活

有栖川さんの小説には、よく自宅周辺のことが出てくる。
それも、有栖川有栖さんの本を愛読している理由の一つなのだが。

うえまち近辺は、何となく子どもの頃から馴染みの土地だ。
どこがどう、というのではないが、こういう記事を読むと懐かしくなる。

 

画像は4年前、京都鉄道博物館にて。現役ではない「大阪環状線」の電車。

 

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2025.09.04

堂場瞬一【コーチ】

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創元推理文庫 Mと5-3
堂場瞬一/著 
出版社名 東京創元社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-488-45413-5
(4-488-45413-5)
税込価格 902円

期待されながら伸び悩む若手刑事たちの元に、警視庁本部から送りこまれる謎の男、向井光太郎。彼の過去と三人が担当する女子大生殺害事件が交錯し、見えてきた思いも寄らぬ事実とは

 

ドラマ「能面検事」の一つおいての番組として、紹介されていた。
唐沢寿明主演らしい。

期待されながら伸び悩む若手刑事たちの元に、警視庁本部から送りこまれる謎の男、向井光太郎」という役柄だ。

第一部では、その若手たち3人をうまく導く様が描かれている。

第二部では、その3人が警視庁捜査一課の刑事に栄進している。
そのひとりの女性刑事は、班長にまでなっている。

そして、向井の過去を知った3人は、何とか恩返しをしたいと思うようになる。

第三部では、25年前の事件とも絡め、犯人を追い詰める3人の活躍が描かれる。

その間、向井が指導を任された、どうしようもない刑事も登場。
やはり、人には(刑事には)向き不向きがあるようだ。

そして最後は、「お帰りなさい、コーチ」で締めくくられていた。

 

堂場瞬一には、男社会の警察で、女性が向上心を持って出世するのを応援するような小説がある。
これまでの警察小説では見られなかったような気がするが。
あ、佐々木譲の道警シリーズでも一人いたか(小島百合)。でも彼女は、出世を願ってはいなかったな。

 

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2025.09.03

ドリテック(dretec) ワンプッシュタイマー

Dretec

noteのフォロワーさんが使っていらっしゃる「ドリテック(dretec) ワンプッシュタイマー」を購入した。

普通のタイマーとしても使えるが、これの特徴はインターバルで使えることだ。

何かをしていて没頭すると、時間を忘れてしまうことがある。
PCの右下に「そろそろ休め」的なメッセージの出るときがあるが、これを指定したタイマーで知らせてくれ、併せて休憩時間も設定できるのがユニークだ。

途中で荷物が届いたり電話が入った場合は、一時停止も出来る。

しばらく使ってみよう。

 

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2025.09.02

有柚まさき【DOCTOR PRICE : 5】

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逆津ツカサ/原作 有柚まさき/作画 
出版社名 双葉社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-575-86108-2
(4-575-86108-1)
税込価格 726円

すべてのピースが揃い、鳴木の大逆転劇が動き出す…!

 

前回のドラマの終わり方があまりにもかわいそうだったので、先ばしって原作の解決篇を購入。

鳴木はちゃんと、夜長ちゃんのことを考えていたし、一つ成長して帰って来ることが出来た。
道徳君も、ホントのことが判ってよかったし……。

ま、予想通りというか。
でも、こういうのって、やっぱりハーピーエンドであってほしいもの。

最後、前科者の受け入れの練習をするって、まさかあの人物の出所後まで見据えているのか?

ドラマでは、どう決着をつけるか楽しみだ。

 

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2025.09.01

8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4216
ナイス数:1030

古本屋探偵登場: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)古本屋探偵登場: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-d8f297.html
冒頭で、古書展示即売会の様子が活写され、そこへ奪取する古本屋たちの様子が面白かったです。
実在の古本屋をモデルにした人物も登場し、興味深かったです。
読了日:08月30日 著者:紀田 順一郎


このミステリーがすごい! 中山七里「とどけチャイコフスキー」vol.1このミステリーがすごい! 中山七里「とどけチャイコフスキー」vol.1感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-6927f1.html
最近読み終わった【いまこそガーシュウィン】の次はモスクワだと判っています。まだ出版されていませんが切れ切れに配信はされているようなので、出版を待ってられずに購入しました。vol1からvol4までです。
あの「ショパンコンクール」で二位になったロシアのピアニストを主人公にした物語です。
読了日:08月28日 著者:中山七里


ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-29a939.html
著者の【合唱 岬の帰還】に本書の光﨑教授や古手川刑事が出てきたので、再読してみました。
読了日:08月25日 著者:中山七里


くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町 (ハーパーBOOKS+)くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町 (ハーパーBOOKS+)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-a4317c.html
サブタイトルが「白黒ねこと夕暮れの町」。表紙絵のかわいさもあって読んでみたのですが、「残念ながら……」という結果でした。同じようなパターンばかりなのです。
読了日:08月25日 著者:高橋 由太


アミュレット・ホテル (光文社文庫 ほ 8-1)アミュレット・ホテル (光文社文庫 ほ 8-1)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-627a09.html
本書は4つの短編からなっています。
「Emisode 1」の「アミュレット・ホテル」で「ホテル探偵」の実績を示して、次の「Emisode 0 」で、何故主人公桐生がホテル探偵になったかを明かします。以下、
「Emisode 2「Emisode 3」の二篇は、それぞれの事件を扱っていきます。最初にイヤだなと思ったのは、やはり犯罪がメインの物語だったからです。
読了日:08月24日 著者:方丈貴恵


負け犬 (講談社文庫)負け犬 (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-b1008d.html
タイトル通り「負け犬」を扱っているので、読んでいるうちに、鬱々としてきます。
しかしそうした中でも若干の希望(?)らしきものはありました。具体的な行為を省略させた【ボチャン】が面白かったです。
読了日:08月22日 著者:志水辰夫


マレー鉄道の謎 (講談社文庫 あ 58-12)マレー鉄道の謎 (講談社文庫 あ 58-12)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-3ebbc1.html
火村と有栖は、学生時代の友人大龍の招きでマレーシアを訪れます。
そこで起きた事件。短い滞在時間中に火村が謎を解けるのか、少々手に汗ものです。
読了日:08月20日 著者:有栖川 有栖


本なら売るほど 2 (ハルタコミックス)本なら売るほど 2 (ハルタコミックス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-7e3fab.html
何げない話の連作集だが、本屋(特に古本屋)の抱える悩みがよく描かれています。
オンライン書店の利用者が店舗を少なくしているのかもしれないと、少々申し訳なく思うのですが……。
読了日:08月18日 著者:児島 青


鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-6a6f6d.html
心に鍵をかけたまま亡くなっていた男の死の謎を、今回は有栖がメインで調べていきます。
舞台が中之島で、知っている場所が多く判りやすかったです。
読了日:08月16日 著者:有栖川 有栖


トーマの心臓 Lost heart for Thoma (講談社文庫 も 28-82)トーマの心臓 Lost heart for Thoma (講談社文庫 も 28-82)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-5a7d1c.html
著者が敬愛していらっしゃる萩尾望都原作のノベライズです。
ギムナジウムと呼ばれるヨーロッパの中等学校での話です。BLものと呼ばれているようですが、こうした学校制度が興味深かったです。
読了日:08月13日 著者:森 博嗣


いまひとたびの(新潮文庫)いまひとたびの(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-6363b7.html
いずれの作品も、「死」を扱っています。身近な人が亡くなった、自分自身死を待つ身である、といった、やや暗い設定が多いのですが、不思議と絶望感はありません。
読了日:08月10日 著者:志水辰夫


明日 一九四五年八月八日・長崎 (集英社文庫)明日 一九四五年八月八日・長崎 (集英社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-56a69b.html
ちょうど80年前の今日。ごく普通の、市井の人々の暮らしを描いています。
ある家族の姉娘は、出産を「明日」に控えています。
こんな日々が突然こわされる怖さを、今、かすかに感じています。
読了日:08月08日 著者:井上光晴


自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-d53b27.html
本書は「自由になるための指南書」ではありません。
どちらかと言うと、ご自身の「自由を得る為の体験談」だと言えるかもしれません。
楽しく読了しました。
読了日:08月06日 著者:森 博嗣

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