内田康夫【漂泊の楽人】
講談社文庫 う5-52
内田康夫/〔著〕
出版社名 講談社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-06-293530-2
(4-06-293530-9)
税込価格
白砂が美しい、沼津の千本浜海岸に漂着した男性の死体。被害者の妹・肇子は、死の直前に兄から託された秘密の解明を、浅見光彦に依頼する。だが今度は、奇妙なダイイングメッセージを残し、母が刺殺されてしまう。
内容は殆ど覚えていないが、紙本で読んだのだろうか?
舞台は、美しい。「白砂青松」そのままの土地だ。
しかしここで繰り広げられたのは、何とも忌まわしい人間の業だった。
時代からして、世間を騒がせたあの巨額投資詐欺事件を元にしているのだろう。
沼津に住む肇子は、父亡きあと、その遺産で母と二人つつましく暮らしている。
そこへ、会社を辞めたという兄が戻ってくる。
一方肇子には、分不相応と思われる縁談が持ち込まれる。
その縁談話を聞いた兄は、何故か賛意を持てないようだ。
そして肇子に、自分がもし死んだら持っているワープロを浅見光彦に渡してくれるよう頼む。
不幸な予測は当たり、兄は海で亡くなるが、警察は事故としてしか扱ってくれない。
そこで浅見光彦登場、となる。
ワープロが、まだあまり普及していなかった頃の話だ。
富士通の「親指シフト」のようだが、だとすると初めて触った人は、そのキーボード配列に戸惑うだろう。
(我が家のも最初はそれで、「はときいん」だったか?を一生懸命覚えたものだったが……)
また角兵衛獅子の話も出てきて、美空ひばりの越後獅子を思い出した。
♪ふえーにー うーかれて 逆立ーちすればー
と、関係ない話を思い出してしまった。
この表紙絵は、何を表しているのだろう?
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