北村薫【空飛ぶ馬】
創元推理文庫
北村薫/著
出版社名 東京創元社
出版年月 1994年4月
ISBNコード 978-4-488-41301-9
(4-488-41301-3)
税込価格 792円
異才・北村薫のデビュー作。
著者の本は、「中野のお父さん」シリーズを3冊読んだ。その前に、短編を一つ読んでいるが、残念ながらどの短編集だったかは忘れた。
その著者のデビュー作。
当初は覆面作家だったとのことで、著者は本書の主人公(国文専攻の女子大生)と重ねられていたようだ。
以前から読みたかったのだが、残念ながら紙本でしか出て行ない。仕方ないので、少しずつ読んでいった。
円紫さんという落語家が探偵役だが、もっとお年が行っていると、勝手に思い込んでいた。
眉目秀麗、おひなさまのような顔立ちの、30代後半の紳士である。
主人公「わたし」の周りで起きた謎が、ちょっとした手がかりを元に解きほぐされていく。殺伐な事件は起きないとは言え、【砂糖合戦】あたりは、読み終えて少々ざわっとする。
やはり表題作【空飛ぶ馬】と、冒頭の【織部の壺】が面白かった。
シリーズものなので、続けて少しずつ読んでいこう。
宮部みゆきの「解説」ならぬ冒頭の「推薦文」がよかった。
もう一つ、好きになった大きな要素に、さわやかな表紙絵がある。ではあるが、画家さんのお名前が見つからない??
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