陳舜臣/他【新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選】
創元推理文庫 Mん14-1 犯人当て小説傑作選
陳舜臣/他著 福井健太/編
出版社名 東京創元社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-488-40067-5
(4-488-40067-1)
税込価格 990円
あなたは犯人を見破れますか?豪華作家陣が10の謎であなたに挑戦。
佐野洋の名前が見えたので、読んでみることにしたのだが。
肝心の佐野洋は、面白くなかった。
冒頭作、高木彬光 【妖婦の宿】は神津恭介もの。でも神津恭介って、こんな感じだったかな?変装していたこともあってイメージがピンとこなかった。
ホテルの離れという、その場所そのものが密室もの。ホテルのオーナーに同情する。
次の土屋隆夫【民主主義殺人事件」】、祖父母の住む郡上へ初めてバスが来た時を思い出させてくれた。
勿論木炭バスではなかったが、バス停の「ペンチ」で「パス」を待つ近所の人たちの話をも思い出した。
たしかに、民主主義には功罪もあった。特にこうした田舎では。
菊村到の【追悼パーティー】では、「風邪薬の錠剤を容疑者全員が何のためらいもなく飲む」という設定が犯人を指摘していて、ちょっと捻った展開が短編らしくて楽しめた。
と、全体に昭和の話を懐かしく堪能した。
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