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2026.03.31

群ようこ【これで暮らす】

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角川文庫 む5-34
群ようこ/〔著〕
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-04-114099-4
(4-04-114099-4)
税込価格 748円

年齢と共に、使う物も変わる。今の私にはこれが一番。

 

しばらく群ようこさんを読んでいなかったので、気晴らしに。21年出版なので、今はまた考え方が変わっていらっしゃるかもしれない。

愛猫を亡くされて、より簡素な暮らしになっている。

ご飯を鍋で炊くことにこだわったり、プラスチックを使うことにささやかな抵抗を試みたり、蚊よけに悩んだり。

しかいそうした中にも、年を重ねることにより少しずつ変化が訪れてくる。
土鍋を重く感じたり、趣味の編み物に没頭できなくなったりしてくる。

そうしたことに軽く驚き、時には悩みながら、「現在」を生きるのに最適なものを探す毎日。

面白いのは、一つのことを決めるとそれにかなりのめり込むこと。
参考にしたいことも、幾つかはあった。

 

疑問点と解決点

いつも著作物の「著者の写真」を見ても本当のお姿かどうか解らなかったのだが、今回は何とちゃんとウエブ上で確かめられたこと(解決できたこと)。

もう一つ、お母さまや弟さんとは仲が悪いという印象があったのだが、今回はかなり好意的に書かれていたこと(疑問のまま)。

 

というくだらない感想でした。

 

 

 

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2026.03.30

小林弘幸【腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由 医師も実践している本気の腸活】

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小林弘幸/著
出版社名 アスコム
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-7762-1220-1
(4-7762-1220-X)
税込価格 1,375円

新たな研究でわかった1日2本の「バナナ腸活」のすごいパワー!
医師である著者が自ら実践しているその腸活法を大公開!

 

かなり長い間、毎朝バナナを食べていた。
さすがに飽きてきて辞めたタイミングで、本書に出会った。

著者のお名前はよく拝見しているが、著書を読んだことはない。

本書はまず、最近日本人の腸内環境が悪くなってきていることを述べ、継続出来る「腸内環境の改善」を目指す必要性について語られている。
もちろん様々な運動も効果的だが、継続しなければ意味がない。

そこで、「バナナ」の出番である。

バナナは、むいたらすぐ食べることが出来る。これが、「継続出来る」一番の理由だ。
また価格も比較的安定していて、手にいれやすい。

少し高度な理由としては、ハイパー食物繊維の「レジスタントスターチ」というものを含んでいるからだとか。

目安は、一日二本。うーん、二本も食べられるかなぁ。

バナナを取り入れることの大切さはよく分かったが、筆はますます快調に、バナナ料理やバナナを使ったおやつ作りにまで及んでいった。
こうなると、面倒になって続かないデメリットの方が増えて行きそうだが……。

 

しかしこの手の本は、Kindleでは非常に読みにくい。自分はiPadで読んだが。

 

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2026.03.29

昭和のなごり:消えゆくもの

Sakura

今朝の朝日新聞朝刊「天声人語」は、「天声人語子」の回想のような回だった。

ご自身の高校時代、友人と自転車旅行をして行き暮れる。電話ボックスに入り、電話帳をめくって宿を探す。
その電話帳が、今月末で無くなるという。番号案内サービスも無くなってしまう。

また、漱石の【草枕】から引いた「蚊帳のように粗い法衣」での「蚊帳」を実感の湧きにくい例として挙げている。
あの蚊帳の手触りを実際に感じた人は、もうあまりいないのだろう。

 

3月末は、色々なものが終わる日でもある。

年末の慌ただしさとはまた違った、暮らしが変わる変化も多い。

あと二日、対応出来てないものがないかどうか、最後のチェックが必要だ。

 

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2026.03.28

【猫川柳】

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かわいらしい猫の川柳が毎週楽しめるお得なカレンダーです。今年からお客様からの公募をカレンダーにする取り組みをはじめました。

 

厳密には「本」と言えるのかは微妙だが、「読書メーター」にはちゃんと紹介してある。

娘からのプレゼント。

週替わりで、猫の写真とそれに合わせた川柳が掲載されている。
1週間同じ写真と川柳をテーブルの上で見ることになるのだが、ニャンとも可愛くて楽しくて、ついついニンマリしてしまう。

まさに「目が合うと 動けなくなる 魔の力」(4月2週目) なのだ。

何点かは、ニャムちゃんそっくりの仔もいて懐かしい。

やらせではなく、猫の自然な姿を捉えてある。菜の花畑のなかの仔は「こう見えて 蝶を狙った スナイパー」とあって、モデルは黒猫だった。

投稿写真もあるが、川柳は別の方が詠んでいらっしゃるのかな?

 

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2026.03.27

東京駅開業100周年記念Suica

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「東京駅開業100周年記念Suica」が、一度も使われていないものは3月末で使えなくなるという。

発売時は大変な人気で、並んでも買えない人続出で、JR東日本はネットで受け付けてくれるようになった。
自分も張り切って5枚ほど購入し、知人に配りまくったものだ。

その後はICOCA同様、便利に使っている。
でもJR東日本でないとチャージ出来なかったのじゃないかな?チャージは東京駅でしていた。
その後JR西日本の駅でもチャージ出来ることを知った(最初から出来たのかもしれない)。

当初は電車に乗車するしか使えなかったが、今は「交通系」としてコンビニでもスーパーでも使える。これはICOCA初め、ご当地交通系カードで全国的に使える。

 

ICOCAはモバイルとしてiPhonWatchで使うようになった。

 

で、この記念SUICAだが、これまで一度も使われていないものは、この3月末で使えなくなるのだとか。
購入の際に500円也をデポジットとして払っているので、今ならコンビニなどで500円分を使える。たとえ100円でも使っていれば、その後もチャージして使えるのだ。。

単に記念としてアルバムにでも収めているのなら別だが、活かして使った方がいいと思う。カードケースごと使えるので、汚れたり劣化したりすることはない。

 

画像はその「SUICA」カード

 

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2026.03.26

末吉宏臣【noteの始め方―言葉で世界とつながる!】

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末吉宏臣/著
出版社名 きずな出版
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-86663-318-3
(4-86663-318-2)
税込価格 1,980円

「noteって気になっているけど、よくわからない」

「SNSは苦手だけど、何か発信を始めたい」
そんな〝潜在的発信層〟に向けた 〝最初の一冊〟 です。

 

noteを再開してから、ほぼ1年になる。
昨年の今頃、【noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活】という本を読んだ。

しかし当時に比べて「note」そのものが随分変化したこともあって、改めて本書を購入。

タイトル通り初心者用だが、「noteの書き方」というより、noteを発信することの意味について書かれている。

ブログやSNSとの比較もあるが、自分にとっては今のところブログとの区別がついていない。

実際にnoteを1年間発信してみて思うこともあるので、そのあたりを改めて見直してみよう。

 

関連記事

【noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活】(25.03.18)

 

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2026.03.25

勝者の罰ゲーム

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【第75期 王将戦 第6局】で藤井王将は永瀬九段に勝利して、次の対局での決定戦となった。

この王将戦では、毎回「勝者の罰ゲーム」として主催のスポーツニッポン新聞社が計画している。

これまでも、「イチゴのかぶり物」や源為朝が弓を引く場面など、なかなかユニークな企画が楽しめた。
羽生さんの「たこ焼き屋のおやじ」なんてのもあったなぁ。

今回は何と「エビフライ」

しかも師匠とのコラボという絶妙のものだった。

 

扮装中に師匠も支度をしておられたのだが、気がついたいなかったとか。

師匠へのオファーは恐らく事前に(結果が分かる前に)あったのだろうが、「色々条件が合えば」といった風なことを仰っていた。

お二人の掛け合いも面白く、楽しめます。

 

「王将戦・勝者罰ゲーム画像ランキング」というサイトがあった。

 

画像はそのランキング5位、羽生さんの「安来節」

 

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2026.03.24

司馬遼太郎【新装版 おれは権現】

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講談社文庫
司馬遼太郎/〔著〕
出版社名 講談社
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-06-275064-6
(4-06-275064-3)
税込価格 726円

戦国時代人の剛毅闊達にして人間味あふれる短編7編を収録。

 

戦国時代

時代を動かす主人公ではないが、それぞれの人物に影響を与えた少しだけ脇役の武将や商人を描く。

名前だけは知っていた人物の素を知ることが出来て、いずれも興味深い内容だった。

【愛染明王】は、ほんの偶然から橋の上で足軽を殺してしまい、村を出て秀吉を頼った福島正則。秀吉とは、従兄弟同士になる。

酒癖が悪く泥酔すると狂気になる。だが猛反省して悔いるから、家来は従いていく。
同じように秀吉の小姓になった加藤清正とは好対照である。

お人好しの一面もあって、秀吉亡きあと家康にうまく利用される。
利用されるだけされて、最後には配所で亡くなる。そのあとに「愛染明王」が置かれた。

という生涯だったが、他の登場人物も同じように時代に翻弄されつくす将たちが描かれていて、哀れでもある。

 

表題作【おれは権現】では可児才蔵が登場。
こちらも福島正則と同じような狂気の持ち主だった。

このあと、【助兵衛物語】【覚兵衛物語】【若江堤の霧】【信九郎物語】と続いていく。

最後は【けろりの道頓】で、これは道頓堀を作った安井道頓だった。

 

物語そのものも面白かったが、舞台が大阪近辺が多く、知っている場所の出てきて懐かしかった。
特に中河内が頻繁に出てきて若江や高安など、行ったことのある場所も多かったのだ。

 

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2026.03.23

太田忠司【帰郷】

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太田忠司/著
出版社名 幻冬舎
出版年月 1998年6月
ISBNコード 978-4-87728-931-7
(4-87728-931-3)
税込価格 880円

切れ味鋭いミステリーから壮大なスケールのファンタジーまで太田ファン垂涎の34編を収録。

 

著者の「名古屋駅西 喫茶ユトリロシリーズ」が好きで、そのあと何冊か読んでみた。

しかし「京堂夫妻シリーズ」の【ミステリなふたり】【やっぱりミステリなふたり】は、取り上げられている話は結構面白かったのだが、表現などあまり好きにはなれなかった。

そのあと「狩野俊介シリーズ」を4・5冊読んでみたが、著者のことがよく解らなくなって、「幻のデビュー作」だという本書を読んでみた。

星新一に影響を受けていたとのことで、これはショートショートである。

ショートショートというのは、話に無理があってあまり好きではない。しかし星新一はユーモアもあって、読んで楽しめるものが多い。

だが本書は、意味不明の単語の羅列だったりして、どうにも楽しめなかった。

そんな中では、不思議な感じがする【あなたに降る雪】は好きだったが。

それでも、「名古屋駅西 喫茶ユトリロシリーズ」は未読を含め、全部読んでしまおう。

 

名古屋在住時代の森博嗣と交流があったとのことである。

 

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2026.03.22

松原惇子【70歳からの手ぶら暮らし】

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松原惇子/著
出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8156-2260-2
(4-8156-2260-4)
税込価格 1,430円

高齢で、ひとりで、持ち家もなく、お金もそんなにない。
それでも不安なく暮らせるわけは?

 

今月は本代をかなり節約して、Amazonのunlimittedをよく利用した。

自分から「この本読みたい」と購入しにいくのではなく、「こんな本があった、これにしておくか」と選んだ本。
当然、当たりもあれば、外れもある。

 

本書はNPO法人「SSSネットワーク」を設立し、独身女性らの自立を応援していらっしゃる立場からの「軽く暮らそう」という提言の本だ。
著者が40年ほど前に書かれた【クロワッサン症候群】は、当時ブームになったとか。

しかし、その本のレビューを読んでみると、必ずしも好意的な反応ばかりではなかった。
そして、何となく納得。
どうも「上から目線」を感じてしまうのは、読み手の偏見だろうか?

 

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2026.03.21

読書日記:3月21日

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前回(3月11日)の つづき

 

3月19日

松原惇子【70歳からの手ぶら暮らし】ダウンロード

3月18日

3月17日

西村京太郎【帰らざる街、小樽よ】読了   レビュー(26.03.20)

3月16日

群ようこ【これで暮らす】購入

3月15日

司馬遼太郎【新装版 おれは権現】購入

長月天音【ほどなく、お別れです】読了   レビュー(26.03.15)

3月14日

西村京太郎【帰らざる街、小樽よ】ダウンロード

3月13日

3月12日

3月11日

 

■購入予定本

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店6 (小学館文庫) 】

朝倉 宏景【今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫 あ 133-7) 文庫 – 2025/5/15】

朝倉宏景【エール 夕暮れサウスポー (講談社文庫)】

アミの会【キッチンつれづれ】

有栖川有栖【インド倶楽部の謎】

 

■以下、要レビュー■ → レビューしたものは消していく

アガサ・クリスティー, 宇佐川 晶子【愛の探偵たち】

朝倉宏景【空洞に響け歌】

 

 

有栖川有栖・安井 俊夫【密室入門】

伊坂幸太郎【ペッパーズ・ゴースト】

伊坂幸太郎【マイクロスパイ・アンサンブル】

五木寛之他力 【五木寛之ノベリスク】

稲空穂【特別じゃない日】

内田康夫【遺骨】

内田康夫【城崎殺人事件】

内田康夫【美濃路殺人事件】

内山純【みちびきの変奏曲】

荻原浩【愛しの座敷わらし】

太田忠司【帰郷】

太田忠司【夜叉沼事件 狩野俊介】

 

北村薫

紀田 順一郎 【神保町の怪人】

 

齋藤孝【「遅読」のすすめ】

佐々木譲【密売人 北海道警察】

佐々木譲【巡査の休日】

佐々木譲【降るがいい】

佐々木譲【警官の掟】

沢木耕太郎【テロルの決算】

沢木耕太郎【破れざる者たち】

篠田真由美【センティメンタル・ブルー】

篠田真由美【誰がカインを殺したか】

司馬遼太郎【新装版 おれは権現】

瀬尾まいこ【掬えば手には】

 

瀧羽 麻子【女神のサラダ】

知野みさき【鈴の神さま】

津田大介【ウェブで政治を動かす!】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン5】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

堂場瞬一【天国の罠】

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

長月天音【ほどなく、お別れです】

中山七里【合唱】

中山七里【ヒポクラテスの試練】

 

中山七里【ワルツを踊ろう】

西炯子【娚の一生】

西村京太郎【帰らざる街、小樽よ】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

原武史【最終列車】

原りょう【ハードボイルド】

原りょう【ミステリオーソ】

藤山素心【旅立つ君におくる物語 (双葉文庫) 】

ほしおさなえ【言葉の国のお菓子番】

 

枡野俊明【疲れない心をつくる休息の作法】

松原惇子【70歳からの手ぶら暮らし】

村山 早紀【コンビニたそがれ堂  奇跡の招待状】

群ようこ【これで暮らす】

森博嗣【イナイ×イナイ】

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【悲観する力】

 

柚月裕子【検事の信義 

米澤穂信【儚い羊たちの祝宴】

 

 

 

 

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2026.03.20

西村京太郎【帰らざる街、小樽よ】

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実業之日本社文庫 に1-7
西村京太郎/著
出版社名 実業之日本社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-408-55138-8
(4-408-55138-4)
税込価格 660円

捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。

 

東京の下町にある居酒屋「北国」は、常連客でもっている。店主の合田は寡黙で、彼がどういう人物かは、常連客も知らない。
そんな「北国」に、ある日水沼江美という女性が転がり込んでくる。

そんな時、北海道小樽にある「新小樽新聞」の東京支社長池永が殺される。

池永について警視庁に問い合わせが行った頃、今度は江美が殺される。

二つの事件に関連性はあるのか?

小樽はニシンで栄えた頃があり、また小豆相場で繁栄した頃もあった。
「赤いダイヤ」と呼ばれていた頃については、うっすら記憶がある。

「赤いダイヤ」関係での不祥事が招いた事件のようで、その中で合田はどんな役割をしていたのか?
タイトルの「帰らざる街」という言葉が意味深である。

この小豆騒動後、小樽は寂れていったとのことだが、昨今は観光地として人気のスポットではないのか?
2年前に訪れた時には、以前よりも一層賑わっていた印象を受けたのだったが……。

 

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2026.03.19

ドラマ「再会」

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今期のドラマは「リブート」と「再会」がメインかなという気がして、両方をちょっとだけ観ていた。

しかし「リブート」は途中で気持ち悪くなり、(吉沢亮との決戦??では)竹内涼真に軍配が挙がった(って、何のことやら)。

「再会」聞いたことのあるタイトルだと気になっていたのだが、何と13年前に読んでいた。

そのレビューを読むと、当時連れ合いがドラマを観ていたので原作を読んだと書いている。ドラマの主演は江口洋介だった。


そして、内容はさっぱり思い出せないのだった。

 

関連記事

【再会】(12.12.15)

 

画像は6年前の3月18日、つれあいが入院中の病院にて。

 

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2026.03.18

藤山素心【旅立つ君におくる物語】

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双葉文庫 ふ-30-03
藤山素心/著
出版社名 双葉社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-575-52801-5
(4-575-52801-3)
税込価格 836円

老人ホームで介護士として働く稲夏陽。

夏陽は理想の「看送り」を探して成長しながら、介護士としての自分を取り戻していく。自分らしく生きて、死ぬこととは――。心を揺さぶる感動のヒューマンドラマ!

 

初めての作家さん

終末医療や看取りの介護を余儀なくされた患者たちの最期の願いを叶える特殊リゾート施設「楽園クロッシング」
働いていた老人ホームで知り合った利用者「谷脇」からの手紙でこの施設を知った夏陽は、その存在そのものに疑念を抱きながら、谷脇に遭いたくて施設を訪れる。

「どんなことがあっても、入居者の最後の願いを聞き届ける」というこの「楽園クロッシング」は、まさにその通りの施設だった。

新婚旅行で行ったイタリアに行きたかった谷脇は、職員たちと一緒にその願いを叶える。
残念ながら彼女に会えなかった夏陽だが、ここで色々な最期を見届ける。

最初に担当したのは、末期の胃がん患者永木。
食事の見守り以外には、ほぼすることがない。その食事も、「温泉たまご・ニンジンとカブの煮物・ナスと小松菜のみそ汁・バナナハチミツヨーグルト」と、健康食と変わりない。

その内日課の散歩に付き合ったり、一緒にゲームを楽しむようにもなっていく。

義足になった元ダンサーや、六歳という幼い男の子も最後の願いを叶えてもらって去っていく。

 

介護士としての夏陽の仕事は、ほぼ24時間体制で担当者に寄り添うこと。
その方が命を全うしたときだけ、1カ月単位で休暇が与えられる。

何人かを看取るうち、夏陽はこの辛い仕事に疲れて辞めることを選択してしまう。

 

しかし、こんな施設で最期を送れるなら、それもいいなと思わせてくれるのだが……。

 

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2026.03.17

ドラマ「旅と僕と猫」

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先々週の朝日新聞土曜版「テレビ・芸能」の紙面は、中川大輔さん。

深夜ドラマ「旅と僕と猫」で、旅をする主人公「猫神守」を演じる。
行く先々で出会った猫から情報を得て、ご当地グルメや名所を巡って原稿を書いている。

猫神は猫語を解し、猫の助けを借りて取材している。

この方、何とも緩やかな優しそうな方で、猫もきっと安心して付き合ってくれるのだろう。

出演した猫ちゃん達にはちゃんと「役名」と「芸名?」があって、クレジットされていた。

短いしすぐ観られるのだが、まだ一回目しか観ていないのだが……。

 

主演の中川さんは柔らかい雰囲気で役にピッタリなのだが、そこで止まってしまわないよう冒険もしてほしい気がする。

 

画像は13年前の3月18日、名古屋駅を出たところだと思う。

 

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2026.03.16

昭和のなごり?

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何がきっかけだったか、「ウナギと梅干し」が食い合わせだということを思い出した。今ではそういうことを信じる人はいないようだが、祖父母の家では他にも色々食い合わせの食べ物についての一覧が張ってあった。

祖父曰く、根拠ははっきりしないが、昔からの言い伝えを無視することもないだろう、ということである程度守っていたらしい。

そこから全くの飛躍だが、祖父母の郷では夏にはどの家にも「水うちわ」があった。
材料は紙ではなく油紙のようなものだったのか?水にちょっとつけて仰ぐと、ほんの少しいつもより涼しくなった。

もう廃れているだろうと思っていたが、検索してみると、今でも売られているようだ。

 

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2026.03.15

長月天音【ほどなく、お別れです】再読

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小学館文庫 な38-1
長月天音/著
出版社名 小学館
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-09-407163-4
(4-09-407163-6)
税込価格 726円

夫の五年にわたる闘病生活を支え、死別から二年の歳月をかけて書き上げた「3+1回泣ける」お葬式小説。

 

昨年読んだ本

映画化されて評判がいいようなので、再読してみた。キムタクの「教場」を超えているらしい。

 

前回読んだ時にも感じた違和感だが、主人公の清水美空が、死んだ姉の存在を度々意識するのが、どうにも嘘っぽかった。

 

シリーズものなので、続きも読んでみるか。
でも、「研修会シリーズ」ほどには魅力的ではないな。

 

関連記事

【ほどなく、お別れです】(25.05.20)

 

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2026.03.14

奥嶋ひろまさ【家庭教師の岸騎士です。】

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SHONEN CHAMPION COMICS EXTRA
奥嶋ひろまさ/著
出版社名 秋田書店
出版年月 2021年1月
税込価格 693円

バリバリのヤンキー・トオルの前に現れたのは、容姿端麗なスーパー家庭教師・岸騎士(きしナイト)先生!! キシキシ先生によるあま~いお勉強の時間、始まりです!

 

ドラマが面白かったので、原作を読んでみた。

表紙絵の岸先生、ちょっと人相悪いな。ドラマの先生はなかなかのイケメンで、スマートだったが。

主役の沢村玲さんと田中洸希さん、お二人とも存じ上げないが、役にはまっていたと思う。特に岸先生の沢村玲さんは、 まさに王子さまだった。
ドラマはまだ後半があるが、本書はこれで全部のようだ。

AmazonのレビューではBLとのことだが、ドラマではそれは徹の妄想として片付けられていた。

しかし岸先生が徹の自転車で送ってもらうところ。荷台の岸先生の
『月がきれいですね』というセリフ。もしかして、漱石を意識していた?

 

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2026.03.13

ドラマ「家庭教師の岸騎士です。」

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スレッドに流れてきて、何気なく知ったドラマ。9日放映の最新話が16日までとのことで、第一話とこの最新話を観た。
第5話~第8話の予告編も一緒に。

バリバリのヤンキー高校生徹は、テストは0点ばかり。
このままでは卒業も危ないと、母親は勝手に家庭教師を雇ってしまう。

やってきた家庭教師は、髪を七三に分けてパリッとしたスーツを着たイケメン。名前を「岸騎士」と書いて「キシ・ナイト」と読む。

何とか追い出そうと試みる徹だが、それを柳に風と流して自分のペースに持ち込む岸騎士。
風貌はまさに「王子さま」で、徹は危うく妄想に浸りそうになる。

何度か一緒に勉強をしている内に、徹は少しずつ勉強の面白さに目覚めていく。

後半(第5話~第8話)の予告編も観たので、凡その筋は分かった。

徹役の俳優さんが楽しく、笑ってしまう。
岸先生も、堅物かと思いきやツボは心得ているようだ。

 

画像は6月発行予定の[Blu-ray]

 

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2026.03.12

北翔海莉さん

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先週と今週のKBC京都「本日、米團治日和。 」は、歌手で女優の北翔海莉さんだった。
北翔さんは元宝塚歌劇団のトップスターで、米団治さんご自身宝塚歌劇団ファンなので、少々舞い上がっていらしたようだ。

先週はその宝塚時代のお話、そして今週は藤山扇治郎さんとの出会いから結婚に至るまでのお話しだった。
藤山直美さん追っかけ時代のことや、直美さんの甥扇治郎さんとのことなどが興味深くうかがえた。

ただ、今日書きたかったのは、北翔さんの声が素敵だったこと。
落ち着いたアルトで、非常に聞きやすい。

最近女性アナウンサーやスポーツ解説者の甲高い声についての苦情を読んだので、一層そういう想いになったのかもしれない。

フリーのアナウンサー小宮悦子さんは「ニュースステーション」出演時に、久米宏さんから「ニュースを読むときに、意味なく笑うな。声をもっと低くせよ」と言われ続けていたという。

今回のオリンピックフィギュアスケートの解説者、甲高く叫んでいて聞き苦しかった。「りくりゅう」の演技を観る時は、敢えて解説のないバージョンを選んでいた。

他のスポーツ中継でも、解説者がぶち壊していることが結構ある。
解説者を選ぶ時は、選手としてというより、「伝える人」であることにもっと重点をおいてほしい。

 

タイトルが「北翔海莉さん」なのに話が飛んでしまったて申し訳ない。
お話しも、二度とも面白かった。

 

画像は昨年の今日、頂いた24本のバラ。

 

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2026.03.11

読書日記:3月11日

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前回(3月1日)の つづきなのだが、半分しか埋まっていない。

 

3月10日

中山祐次郎 【迷うな女性外科医 泣くな研修医7】読了   (6.03.10)

3月6日

中山七里【復讐の協奏曲】読了   レビュー(26.03.07)

3月5日

アガサ・クリスティ【ゴルフ場殺人事件 名探偵ポワロ】ダウンロード

3月4日

綾辻行人【時計館の殺人<新装改訂版> 上下合本版】購入

3月3日

中山祐次郎【泣くな研修医】読了   レビュー(20.09.07)

3月2日

中山祐次郎【やめるな外科医 泣くな研修医4】読了   レビュー(26.02.24)

3月1日

【SportsGraphicNumber「ミラノ・コルティナ五輪のすべて。」 2026年 3/12 号】読了   レビュー(26.03.04)

 

■購入予定本

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店6 (小学館文庫) 】

朝倉 宏景【今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫 あ 133-7) 文庫 – 2025/5/15】

朝倉宏景【エール 夕暮れサウスポー (講談社文庫)】

アミの会【キッチンつれづれ】

有栖川有栖【インド倶楽部の謎】

 

■以下、要レビュー■ → レビューしたものは消していく

アガサ・クリスティー, 宇佐川 晶子【愛の探偵たち】

朝倉宏景【空洞に響け歌】

綾辻行人ほか【自薦 THE どんでん返し】

 

有栖川有栖・安井 俊夫【密室入門】

伊坂幸太郎【ペッパーズ・ゴースト】

伊坂幸太郎【マイクロスパイ・アンサンブル】

五木寛之他力 【五木寛之ノベリスク】

稲空穂【特別じゃない日】

内田康夫【遺骨】

内田康夫【城崎殺人事件】

内田康夫【美濃路殺人事件】

内山純【みちびきの変奏曲】

荻原浩【愛しの座敷わらし】

太田忠司【夜叉沼事件 狩野俊介】

 

北村薫

紀田 順一郎 【神保町の怪人】

 

齋藤孝【「遅読」のすすめ】

佐々木譲【密売人 北海道警察】

佐々木譲【巡査の休日】

佐々木譲【降るがいい】

佐々木譲【警官の掟】

沢木耕太郎【テロルの決算】

沢木耕太郎【破れざる者たち】

篠田真由美【センティメンタル・ブルー】

篠田真由美【誰がカインを殺したか】

瀬尾まいこ【掬えば手には】

 

瀧羽 麻子【女神のサラダ】

知野みさき【鈴の神さま】

津田大介【ウェブで政治を動かす!】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン5】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

堂場瞬一【天国の罠】

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

中山七里【合唱】

中山七里【ヒポクラテスの試練】

中山七里【復讐の協奏曲】

中山七里【ワルツを踊ろう】

中山祐次郎【やめるな外科医 泣くな研修医4】

中山祐次郎【迷うな女性外科医 泣くな研修医7】

西炯子【娚の一生】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

原武史【最終列車】

原りょう【ハードボイルド】

原りょう【ミステリオーソ】

藤山素心【旅立つ君におくる物語 (双葉文庫) 】

ほしおさなえ【言葉の国のお菓子番】

 

枡野俊明【疲れない心をつくる休息の作法】

村山 早紀【コンビニたそがれ堂  奇跡の招待状】

森博嗣【イナイ×イナイ】

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【悲観する力】

 

柚月裕子【検事の信義 

米澤穂信【儚い羊たちの祝宴】

 

15年前のあの日、自分は研修会の会場にいた。
その後東京へ行った時、地下街が随分暗かったのだが、いつの間にかまた煌々と灯りが煌めくようになった。

 

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2026.03.10

中山祐次郎【迷うな女性外科医 泣くな研修医7】

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幻冬舎文庫 な-46-7 泣くな研修医 7
中山祐次郎/〔著〕
出版社名 幻冬舎
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-344-43439-4
(4-344-43439-0)
税込価格 792円

現役外科医が命の現場をリアルに描くシリーズ第7弾、雨野隆治の頼れる先輩・美しくクールな佐藤玲の物語

 

今回は、雨野隆治の4年先輩の女医、佐藤玲が主人公。

これまでも頼りになる先輩医師として、度々登場している。
医者として優秀なだけでなく、いつもスキがなくお洒落でもある。

そんな彼女のプライベートな葛藤をも描いていく。

隆治も医者として3年目を迎え、担当医になるほど成長している。そんな時、新しい研修医を迎える。

その研修医西桜寺への佐藤の反応が、なかなか愉快だった。
明らかな嫌悪感を隠そうともしない態度が、ストレートで気持ちいいのだが、世間一般的には少々狭量だと思われるかもしれない。

この一本気さが佐藤の特徴でもある。

本書で、佐藤が研修医の頃世話になった東凱の主治医を命じられる。上司である岩井の後輩でもある東凱は、佐藤が密かに慕っていた相手でもあった。
その彼の死という、辛い現実に向き合わねばならなくなった。

 

もう一つ、ジェンダー問題も絡んでくる。といっても職場環境ではなく、恋人との関係で。

付き合っていた渋谷という東大出身の天文学者が、アメリカへ研修に行く。
元々は自立した女性が好きだと言っていた渋谷だが、佐藤に仕事を辞めることを望んでくる。
彼の両親も、同じような考え方だ。

 

仕事と家庭を両立させている女性は、多い。自分もそうだった。「共働き」などという言葉もあったが……。
周りを見ても、「ワンオペ育児」といった言葉も、よく目にする。
逆に「イクメン」という言葉があるくらい、夫婦が当たり前に育児をすることは、いまだ確立されていない。
と話が逸れたが、佐藤には「迷いなく」いい医者になってほしい。

 

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2026.03.09

枡野俊明【疲れない心をつくる休息の作法】

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枡野俊明/著
出版社名 三笠書房
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-8379-4065-4
(4-8379-4065-X)
税込価格 1,650円

「休息の作法」を身につければ、驚くほどストレスが減る。

心も体もすっきりする。仕事も人間関係もうまくいく――。

 

著者のお名前はよく目にする。紹介文の言葉で、読んでみることに。

まだ少ししか進んでいないので、今日はここまで。紙本での読書なので、ゆっくり少しずつ読んでいく予定だ、

まぁ、毎日ダラダラしているので、今さら「休息」が必要なのか、どうか?
それも含めて、「休息の作法」なるものを学んでみようと思う。

 

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2026.03.08

ドラマ「権力の花園」つづき

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相変わらずinstgram上では、様々な情報が流れてくる。

犬や猫が踊ったり芝居をするのもあって、笑ってしまう。
いけない!こんなのに付き合っていると、時間がどんどん経ってしまう。

さて偶然流れてきて時折観ているこの「権力の花園」だが、

とある地方都市の自動車屋。
新車を売り出すことになったらしいのだが……。

これが10年前のことで、色々あった創業者の三代目は、祖父の遺言で姿を隠している。

10年後

ひそかに戻ってきた三代目の目に移ったのは、腐りきった会社とその関連女子高だった。

それこそ「権力」を奪い取った連中が、思うままに牛耳っている女子高。

祖父の遺言でそこの教師になった三代目に、さまざまな試練が襲う。

この所謂「敵役」たちの所業が、見ていて何ともうっとおしく(つまりそれだけ上手なのだが)、何とか成敗してほしいと思う。

やがてジリジリと劣勢に追いやられて行く、悪たち。

この辺は、見ていて痛快だ。

だが一筋縄でいかない彼らはまた結束を固め……、のあたりまでやってきた。

配信を観るには前回書いたようにアプリのインストールが必要なので、そのまま短いエピソードを観ている。

おさめどころは奈辺にあるのか、楽しみでもある。

 

画像は13年前の3月5日、三重県へ向かうところ。

 

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2026.03.07

中山七里【復讐の協奏曲】

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講談社文庫 な91-5
中山七里/〔著〕
出版社名 講談社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-06-529956-2
(4-06-529956-X)
税込価格 836円

私の仕事は無罪にすることで、真相を明らかにすることではない。
めぐる因縁そして〈復讐〉の結末は!?

 

本書の単行本出版は20年11月。
これは【合唱 岬洋介の帰還】よりも先だろうか?あとだろうか?それによって、洋子の姿勢の意味が違ってくる。

本書は御子柴シリーズの最新刊とのことで、このシリーズは確か最初の一冊、あのおぞましい殺害現場のものしか読んでいない(と思う)。

 

プロローグを読んだだけで、物語の肝心のところが分かったような気になっていたが……。
著者のことだ。そう易々と分からせてはくれないだろうと思いながら読み進めていたのだが……。

結末を知るのが、楽しみなような怖いような。だったが、話は思いも寄らぬ方向へと転がりだす。

 

本書では、二つの事件が並行して進行する。

一つは、洋子が食事を一緒にした相手が殺され、洋子が被疑者になったこと。
凶器のナイフには、洋子の指紋しか着いておらず、警察はそれをもって大きな証拠物としている。勿論科捜研のお墨付きだ。

実はこれと同じことが、洋介の【合唱】でも起きており、この際も科捜研対氏家の鑑定との対立となった。科学的証拠が、新たな冤罪を生むことが懸念されている。本書では名前は出て来ないが、氏家の鑑定があったことは間違いない。

洋子の事件の被害者はとんでもないドンファンで、被害者に恨みを抱いていたものは大勢いた。
御子柴はそれらの関係者に当たると同時に、洋子のことも調べ始める。

 

もう一つは、御子柴が過去を語ったことにより、彼を懲戒請求することを求める手紙が殺到してきたこと。
洋子はその事務処理をしている最中に逮捕されたのだ。
これらの請求者はとあるブログに先導されており、その対策は洋子の留守中に仕事を依頼したこれまた訳ありの弁護士が受け持ってくれていた。

そんな時に、御子柴自身が襲われる。

この二つが結びついたとき、というのが本書の粗筋だ。

 

今回の「どんでん返し」は、いつもとは違って事件関係者同士の関係そのものだった。
相変わらず、息をつかせぬ面白さで引っ張ってもらった。

 

 

冒頭の疑問だが、御子柴が自分の過去を話したのは本書の事件の一つ手前なので、2016年の岬洋介の事件よりは前のことになる。
何故なら、洋介が帰国する際にはすでに御子柴は「死体運搬人」と呼ばれていたのだから。

 

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2026.03.06

ドラマ「権力の花園」

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最近、instagramの表示がおかしい。

好んでもいないものが、次々と表示される。
twitterのように、「フォロー中」だけを選べればいいのに。

そんな中でも、たまに面白そうなのが流れてくることもある。

飛び飛びにだが、「権力の花園」というドラマの部分が出て来るようになった。

「学園もの」という括りでもなさそうだ。
いくつか見ているうちに、完成されたドラマが配信されていることを知った。
ただし、ショートドラマアプリの「BUMP」というのをインストールする必要があるらしい。

例によって例の如く(?)最初の方は無料なので、観てみた。

ところがいいところまできて、「こっから先はBUMPで」と来た。
ところが、このBUMPはインストールは出来ても課金製なので、最後までみることは出来なかった。

「一話ずつ小分けで買う」ということも出来るらしいのだが、「広告を見たら何話かは無料」とかいうのもある。

ま、しかし面倒なので放置することにしたのだが……。

今日はもう遅いので、続きはあした(?)。

 

画像は11年前の今日、咲くまでにはもう少しかかるかな?

 

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2026.03.05

中山祐次郎【外科医、島へ 泣くな研修医6】

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幻冬舎文庫 な-46-6 泣くな研修医 6
中山祐次郎/〔著〕
出版社名 幻冬舎
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-344-43350-2
(4-344-43350-5)
税込価格 792円

現役外科医が生と死の現場をリアルに描く、シリーズ第六弾。

 

ようやく外科医としての仕事に慣れてきた隆治だったが、半年間だけ離島の診療所へ派遣される。

当然外科以外の疾病を診る必要があり、というか、殆どは内科的症例だ。
レントゲン撮影もCT撮影も自分で行わなければならない。

住まいは診療所関係者が入っている一角にある平屋。古くて狭い。

だが島から見る海は絶景で、心洗われる。
また、島出身の看護師も優秀で、元の病院にいる吉川を彷彿とさせる。

隆治はこの看護師に、恋心を抱いていく。

平和な島だが、こんなところでも「事件」は起きる。

島中挙げて楽しむな夏祭りで、身元不明の死体が発見されたのだった。

事件とまではいかなくても、検査一つとっても島では出来ないこともあり、台風接近の折などはヘリコプターも飛ばない。

と、なかなか厳しい職場環境だったが、無事半年の勤めを終えることが出来たのだった。

 

祖父母の家の近くに、診療所があった。
そこが出来た年のことは覚えているから、それまでは村のその字に医者はいなかったことになる。病人は、町まで行かざるをえなかったのだろうか?

多分助産婦はいたのだろう。自分は祖父母の家で産まれている。

その診療所には同い年(但し学年は一つ上)の友だちがいて、夏休みに祖父母の家へ行くとその日から遊びに行っていたものだ。

 

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2026.03.04

【SportsGraphicNumber「ミラノ・コルティナ五輪のすべて。」 2026年 3/12 号】

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完全保存版
ミラノ・コルティナ五輪のすべて。

MILANO CORTINA 2026
GLORY IN WHITE

 


表紙はあの「金メダルのリフト」。

このあと木原は泣き崩れ、三浦の「聖母マリアの抱擁」が続く。
これほどまでに信頼しあっているコンビが、かつていただろうか?

その後は、今回メダルを取った選手たちの活躍の様子が掲載されている。

沙羅 ちゃんも、本当によかった。
坂本花織 や髙木美帆、スノボの選手たちの活躍も素晴らしかった。

しかしこうしたグラビアを見て思うのだが、やはり静止画よりは躍動している動画に一歩譲ってしまう。

 

 

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2026.03.03

2月の読書メーター

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2月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3720
ナイス数:1214

 



毎日を自分らしく生きるための 小さいノート活用術みんなの使用例74毎日を自分らしく生きるための 小さいノート活用術みんなの使用例74
著者ご自身の使用例と、何人かのユーザーたちの実例。
読了日:02月26日 著者:髙橋 拓也


新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)
全体に昭和の話を懐かしく堪能した。
読了日:02月25日 著者:陳 舜臣他


やめるな外科医 泣くな研修医 4 (幻冬舎文庫)やめるな外科医 泣くな研修医 4 (幻冬舎文庫)
ようやく一人前になったかと少々傲慢になっていたと反省する雨野だが。
仕事上でもプライベートでも、色々ある6年目だった。
読了日:02月24日 著者:中山 祐次郎


走れ外科医 泣くな研修医3 (幻冬舎文庫)走れ外科医 泣くな研修医3 (幻冬舎文庫)
困った時の神頼み佐藤は常に冷静だが、彼女自身も恋人との別れもあって、実は疲労困憊している。
看護師の吉井は、どんな場合でも冷静に対応してくれる、頼もしい同僚だ。
今回は、まだ10代のがん患者向日葵 に振り回される。
読了日:02月23日 著者:中山 祐次郎


静かに生きて考える(文庫) Thinking in Calm Life静かに生きて考える(文庫) Thinking in Calm Life
全部で40項目あるが、一篇ずつが短いので、すぐに読める。写真も一つずつ掲載されている。
一番楽しかったのが、ご自身の作られた汽車を、庭内で走らせているところ。犬も一緒だ。
読了日:02月22日 著者:森博嗣


デコピンのとくべつないちにち (単行本)デコピンのとくべつないちにち (単行本)
本日発売の絵本。予約していたので、今日届いた。
「大谷選手とデコピンは、この絵本による収益をすべて慈善団体に寄付します。ポプラ社もこの考えに賛同し、絵本の売上の一部を動物保護団体に寄付いたします。」
とのことで、たくさん売れればいいな。
読了日:02月20日 著者:大谷 翔平,マイケル・ブランク


マチネの終わりに (文春文庫 ひ 19-2)マチネの終わりに (文春文庫 ひ 19-2)
蒔野のマチネの会場で、ひっそりと聴き入っている洋子。その姿を見つける蒔野。
そして蒔野が舞台の上からメッセージを伝える。
「マチネの終わりに、もう一曲、皆さんのために・・・」
皆さん=you は、「あなた=you」でもあったのだ。
終幕、公園で二人は出会うが、そこで新しい展開を予測させて、物語は終わる。
読了日:02月18日 著者:平野 啓一郎


師匠はつらいよ2 藤井聡太とライバルたち師匠はつらいよ2 藤井聡太とライバルたち
著者は棋士であり、藤井君の師匠であり、また文章もうまい。
朝日新聞にも、毎週土曜日に「棋道哀楽」という連載をされている。
こなれた文章で、ユーモアもあり、読んでいて楽しい。
特に弟子である藤井君にいじられている場面など、その図が浮かぶ。
読了日:02月14日 著者:杉本 昌隆


空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) (創元推理文庫 M き 3-1)空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) (創元推理文庫 M き 3-1)
その著者のデビュー作。
以前から読みたかったのだが、残念ながら紙本でしか出て行ない。仕方ないので、少しずつ読んでいった。
円紫さんという落語家が探偵役だが、もっとお年が行っていると、勝手に思い込んでいた。
眉目秀麗、おひなさまのような顔立ちの、30代後半の紳士である。
読了日:02月12日 著者:北村薫


家政婦のクマさん 1巻 (EDEN)家政婦のクマさん 1巻 (EDEN)
読んでいて(見ていて?)、ホッコリとしてくる。こんなクマさんが手伝いに来てくれないかなぁ。
読了日:02月10日 著者:蟻子


自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)
「どんでん返し」というのは、辻褄を合わすのに無理をしているものが多いような印象がある。
「やられました、お見事!」となるものは少ない。
「どんでん返し」を謳ったものはあまり期待しない方がいい。というのが、結論かもしれない。
いや、「どんでん返しの帝王」こと中山七里さんは別格だが。
読了日:02月08日 著者:綾辻 行人,有栖川 有栖,西澤 保彦,貫井 徳郎,法月 綸太郎,東川 篤哉


平場の月 (光文社文庫)平場の月 (光文社文庫)
映画化されていて、評判もよかったようだ。主役は堺雅人さん。
切ない話だったが、モヤモヤしたものも残る作品だった。
読了日:02月06日 著者:朝倉 かすみ


鑑定人 氏家京太郎 (双葉文庫 な 47-03)鑑定人 氏家京太郎 (双葉文庫 な 47-03)
因縁づくめの関係者が集まる裁判だったが、今回も氏家の鑑定は完璧だった。
結審後の、氏家の真犯人関係者との対決も、見事だった。
読了日:02月04日 著者:中山七里


今すぐ使えるかんたん いちばんやさしいChatGPT超入門 [改訂新版]今すぐ使えるかんたん いちばんやさしいChatGPT超入門 [改訂新版]
随分細かい項目があり、一つずつクリアしていけば何とかなるなかぁ。
読了日:02月03日 著者:リンクアップ

読書メーター

 

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2026.03.02

中山祐次郎【悩め医学生 泣くな研修医5】

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幻冬舎文庫 な-46-5 泣くな研修医 5
中山祐次郎/〔著〕
出版社名 幻冬舎
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-344-43288-8
(4-344-43288-6)
税込価格 825円

現役外科医が鹿児島を舞台に医者の卵たちの青春をリアルに描く、人気シリーズ第五弾。

 

これまでは、雨野隆治が研修医として病院に入り、無事医師として勤め始めてからの生活を描いていたが、一転して医学部入学してからの学生時代を描く。

一浪して無事薩摩大学に入学してからは、怒濤の医学生生活を送る。

何もかもが初めての体験で、毎日の予習・復習に追われて学生生活を楽しむことは、ほぼ皆無だ。
そんな中でも同じ班になった真子・伊佐とは、お互い励まし合いながら、ひたすら国家試験合格までの道のりを歩いていく。

医学生の生活について色々知ることが出来た。

自分が出入りしていた所のすぐ傍にも医大があって、信号待ちなどで一緒になったのだが、しゃべっている様子を見ていても、割合気楽そうに見えたが……。
口の悪い友人などは、「ああいう学生がお医者さまになるんだ」などと言っていたが。
そして事実、そこを卒業した「医者さま」にも診て頂いているのだが……。
そう言えば、時折研修生が同席していることもある。

 

著者の略歴を見ていて思い出した。

2011年の震災後、震災後も地域医療を支えてきていた病院の院長の急逝後、院長をしておられたのだった。

小説は2018年にデビュー、このシリーズの第1巻目【泣くな研修医】は、2019年に出版されている。
その一巻目と二巻目は5年前に読んでいたが、しばらくは放置。
年末あたりから三巻目以降を読み始めて、七巻目まで読んだ。

最新刊の八巻は、未読である。

 

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2026.03.01

読書日記:3月1日

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(2月11日)の つづき

2月27日

【SportsGraphicNumber「ミラノ・コルティナ五輪のすべて。」 2026年 3/12 号】購入

2月26日

中山裕二郎【外科医、島へ 泣くな研修医6】読了   レビュー()

2月25日

陳舜臣/他【新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選】読了   レビュー(26.02.25)

2月24日

中山祐次郎【やめるな外科医 泣くな研修医4】ダウンロード

2月23日

中山祐次郎【走れ外科医 泣くな研修医3】読了   レビュー(26.02.23)

2月22日

森博嗣【静かに生きて考える】読了   レビュー(26.02.22)

2月21日

朝井リョウ【スター】読了   レビュー()

 

■購入予定本

上田健次【銀座「四宝堂」文房具店6 (小学館文庫) 】

朝倉 宏景【今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫 あ 133-7) 文庫 – 2025/5/15】

朝倉宏景【エール 夕暮れサウスポー (講談社文庫)】

アミの会【キッチンつれづれ】

有栖川有栖【インド倶楽部の謎】

 

■以下、要レビュー■ → レビューしたものは消していく

アガサ・クリスティー, 宇佐川 晶子【愛の探偵たち】

朝倉宏景【空洞に響け歌】

綾辻行人ほか【自薦 THE どんでん返し】

 

有栖川有栖・安井 俊夫【密室入門】

伊坂幸太郎【ペッパーズ・ゴースト】

伊坂幸太郎【マイクロスパイ・アンサンブル】

五木寛之他力 【五木寛之ノベリスク】

稲空穂【特別じゃない日】

上村五十鈴【雑貨店とある 1巻】

内田康夫【遺骨】

内田康夫【城崎殺人事件】

内田康夫【美濃路殺人事件】

内山純【みちびきの変奏曲】

荻原浩【愛しの座敷わらし】

太田忠司【夜叉沼事件 狩野俊介】

 

北村薫【空飛ぶ馬】

紀田 順一郎 【神保町の怪人】

 

齋藤孝【「遅読」のすすめ】

佐々木譲【密売人 北海道警察】

佐々木譲【巡査の休日】

佐々木譲【降るがいい】

佐々木譲【警官の掟】

沢木耕太郎【テロルの決算】

沢木耕太郎【破れざる者たち】

篠田真由美【センティメンタル・ブルー】

篠田真由美【誰がカインを殺したか】

瀬尾まいこ【掬えば手には】

 

瀧羽 麻子【女神のサラダ】

知野みさき【鈴の神さま】

陳舜臣/他【新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選】

津田大介【ウェブで政治を動かす!】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン5】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

堂場瞬一【天国の罠】

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

中山七里【合唱】

中山七里【ヒポクラテスの試練】

中山七里【鑑定人 氏家京太郎】

中山七里【ワルツを踊ろう】

中山祐次郎【走れ外科医 泣くな研修医3】

中山祐次郎【やめるな外科医 泣くな研修医4】

中山祐次郎【迷うな女性外科医 泣くな研修医7】

西炯子【娚の一生】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

原武史【最終列車】

原りょう【ハードボイルド】

原りょう【ミステリオーソ】

平野啓一郎【マチネの終わりに】

藤山素心【旅立つ君におくる物語 (双葉文庫) 】

ほしおさなえ【言葉の国のお菓子番】

 

枡野俊明【疲れない心をつくる休息の作法】

村山 早紀【コンビニたそがれ堂  奇跡の招待状】

森博嗣【イナイ×イナイ】

森博嗣【静かに生きて考える】

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【悲観する力】

 

柚月裕子【検事の信義 

米澤穂信【儚い羊たちの祝宴】

 

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