児島青【本なら売るほど 3】
HARTA COMIX
児島青/著
出版社名 KADOKAWA
出版年月 2026年4月
ISBNコード 978-4-04-500009-6
(4-04-500009-7)
税込価格 858円
人生の傍らには、いつでも本があった。
発売からじわじわと読者を広げている、本と人生をめぐる短編連作ドラマ。
待望の第3巻
【猫の威を借る・・・】
近所の本屋さんの元主に、「猫コーナー」作りを提案する「十月堂」の店主。
なるほど、漱石に谷崎、内田百けんと、古典にもたくさん登場する猫。
書店に猫コーナーがあると、「ここの店主は猫好きで 心の優しい人なんだな」と認識して貰えるのだとか。
店に猫本があったかどうか危ぶむ店主だったが、以外と集まった。
上野 瞭【ひげよ、さらば】という児童書、知らなかった。
【夜翔ぶ青年】では、サン=テグジュペリ登場。【夜間飛行】が取り上げられたのは、嬉しかった。
【1トンの塩】
十月堂の大家の店「阿吽」がリフォームされた。十月堂店主のまかないも出してくれる店だ。
これは現在ではなく少し前の話で、実はリフォームの担当者は、その後脱サラして十月堂の店主に収まっている。
このあたりの話は第一巻で出て来たのだろうが、きれいに忘れてしまっている。
そして今回のお勧めは【アリス・B・トクラスの料理読本 ガートルード・スタインのパリの食卓】という本だった。BARの主には、ピッタリの本だろう。
もっともこの本は、須賀 敦子【塩一トンの読書】で紹介されていたとのことだが。
あと
【4人の優しいひとりぼっち】
【春の終わり】
【ニュー・シネメ・パラダイス】
と、いずれもやさしい話がつづく。
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