米澤穂信/ほか【裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー】
文春文庫 ふ53-3 警察小説アンソロジー
米澤穂信/〔ほか〕著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-16-792518-5
(4-16-792518-4)
税込価格 880円
裏切り!衝撃!どんでん返し!! 5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー。
最後の
芦沢央【コールバック】が、怖かった。
初めての作家さんで、女性だというのは後で調べて初めて知った。単著の長編はないようだ。
本作は、短編というより中編だろう。
警察官上がりの探偵が、「子どもがいじめられているのでは」という相談を受ける。依頼してきたのは、母親だ。
本人は否定するし、学校関係者もそういった事実はないという。いじめ側の生徒は、「冗談」ごとにしている。
そこから遠く山形の事件の話が出てきて、過去のSNSでの誹謗中傷事件にまで遡る。
それにしても、悪質な書き込みだ。
事故で亡くなった息子に扮して、母親に電話をするとは。実際には、電話を掛けさせられるのだが。
他の収録作は、冒頭に
米澤穂信【お見通し】。
さすがの安定感。
方丈貴恵【メゾン・イニシェの怪】:ホテル探偵ものを二冊読んだが、あまり好きになれなかった。
荒木あかね【プライドの隙間】新人らしい。
松嶋智左【家につく猫】は、「ヤギノメ」もの。
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