宇津木健太郎【猫と罰】
新潮文庫 う-29-1
宇津木健太郎/著
出版社名 新潮社
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-10-106861-9
(4-10-106861-5)
税込価格 693円
創作への情熱と、猫と人間の絆が胸を打つ壮大な物語。日本ファンタジーノベル大賞2024受賞(解説・新井素子)。
猫は九つの生を生きるとか。
その九つ目を生きているクロが語る、それまでの生を飼い主のこと。
そして現在生きている、「北斗堂」という古本屋に住まう猫たちのこと。
「北斗堂」の主、猫語が解る「魔女」との邂逅と、そこへやって来る作家志望の少女、円。
三つ目の命の時の飼い主のこと。この三つ目の時の飼い主は、後に文豪と呼ばれる人物であったらしい。
と、断片的な話が続いていく。
何だか達観した話のようでいて、どこかしら物悲しい、初めて味わう不思議な感触だった。
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