大崎梢/〔ほか〕著 アミの会/編【キッチンつれづれ】
光文社文庫 あ61-3
大崎梢/〔ほか〕著 アミの会/編
出版社名 光文社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-334-10314-9
(4-334-10314-6)
税込価格 836円
「ここだけのお金の使いかた」「おいしい旅」シリーズなど、続々重版中の人気ユニットによる全編書下ろし短篇集。
この「アミの会」シリーズは、中堅の女性作家の短編集だったか?
これまでも、面白い短編集を出している。
冒頭作福田和代の【対面式】は、ちょっとこじつけ感が強くて、好きになれなかった。
大崎梢【春巻きとふろふき大根】は、「男の料理教室」が舞台。
根も葉もない推測がもたらす噂話の無責任さと、料理の味とは別物だ。
じっくり味の染みたふろふき大根は、冬に食べたい料理の筆頭かもしれない。
松村比呂美【離れ】
先妻の子がいる家へ入った後妻の気の使い方に胸に迫る。
実子と継子の間で、実際にはかなり苦しい思いをしてきたことだろう。
最後のオチというか、その実子と継子のその後の関係が、どんでん返し的な効果を生んでいてよかった。
二人とも、幸せになれた。
いい「料理教室」が出来ることだろう。
近藤史恵の【姉のジャム】は、姉妹間の微妙な心のすれ違いが招いた悲劇。
どちらが悪いというのではないが、同性のきょうだいというのは、難しい。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 読書日記:9月11日(2026.09.11)
- 有栖川有栖【インド倶楽部の謎 国名シリーズ】(2026.09.03)
- 8月の読書メーター(2026.09.02)
- 久我真樹【『名探偵ポワロ』完全ガイド】(2026.08.30)
- ぴあMOOK【中国ドラマが好き!いま見るべきスター最前線】(2026.08.27)




コメント