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2026.08.03

大崎梢/〔ほか〕著 アミの会/編【キッチンつれづれ】

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光文社文庫 あ61-3
大崎梢/〔ほか〕著 アミの会/編
出版社名 光文社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-334-10314-9
(4-334-10314-6)
税込価格 836円

「ここだけのお金の使いかた」「おいしい旅」シリーズなど、続々重版中の人気ユニットによる全編書下ろし短篇集。

 

この「アミの会」シリーズは、中堅の女性作家の短編集だったか?
これまでも、面白い短編集を出している。

 

冒頭作福田和代の【対面式】は、ちょっとこじつけ感が強くて、好きになれなかった。

 

大崎梢【春巻きとふろふき大根】は、「男の料理教室」が舞台。

根も葉もない推測がもたらす噂話の無責任さと、料理の味とは別物だ。

じっくり味の染みたふろふき大根は、冬に食べたい料理の筆頭かもしれない。

 

松村比呂美【離れ】

先妻の子がいる家へ入った後妻の気の使い方に胸に迫る。
実子と継子の間で、実際にはかなり苦しい思いをしてきたことだろう。

最後のオチというか、その実子と継子のその後の関係が、どんでん返し的な効果を生んでいてよかった。
二人とも、幸せになれた。

いい「料理教室」が出来ることだろう。

 

近藤史恵の【姉のジャム】は、姉妹間の微妙な心のすれ違いが招いた悲劇。

どちらが悪いというのではないが、同性のきょうだいというのは、難しい。

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